職種

ITエンジニアの仕事内容とは?種類、年収、将来性を解説

更新日 2024/11/19

ひと口にITエンジニアといっても、専門性によって職種は細分化されています。ITエンジニアとして活躍したいと考えたとき、どのようなスキルを身につけるべきなのかは、目指したい分野によって大きく異なります。

ITエンジニアの分類は、大別して開発系エンジニア、インフラ系エンジニア、そのほかの3種類ありますが、それぞれの分類のなかでさらに細分化されています。本記事では、ITエンジニアの職種や年収、向いている人や将来性などについて解説します。

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it エンジニア

ITエンジニアとは

ITエンジニアとは、情報技術を活用し、情報系のシステムを提供する技術者の総称です。開発には、コンピューターやソフトウェアなどが用いられます。

ITエンジニアは、技術者が持つ専門性によってさまざまな職種に分けることができ、主に開発系エンジニア、インフラ系エンジニア、そのほかの3つに分類されています。

ITエンジニアの3分類

ITエンジニアの3分類

開発系ITエンジニアは、システムやアプリケーション、Webサイトなどの設計や開発を行います。YouTube、GmailなどがWebアプリケーションの代表例です。近年では、AIシステムの開発や組み込み系(エンベデッド)エンジニアなども注目されています。

インフラ系ITエンジニアは、システムやソフトウェアの基盤を設計、構築するエンジニアを指します。その他、運用や保守にも関わります。ITの基盤というのは、ネットワークやサーバー、データベースのことです。クラウドサービスやセキュリティに関わる運用もインフラ系ITに含まれます。

その他ITエンジニアは、上流工程を担当するITコンサルタントや、営業に関わるセールスエンジニア、社内システムを運用する社内SEなどがあります。これらのエンジニアは、開発系やインフラ系と異なり、経営に関しての知識や営業に関する知識、社内のシニア層に対する説明能力なども必要となります。

それぞれの職種によって求められる専門性や身につけるべき知識やスキルが異なるため、転職を検討する際は、あらかじめ自分が活躍したい現場や進みたい方向性を定めておくことが大切です。

ITエンジニアの将来性

近年は、ますますITが必要不可欠な世の中になってきており、ITエンジニアは多種多様な方面で活躍が期待できます。従来は、各々の専門分野で兼務してきたクラウド開発が「クラウドエンジニア」として独立した例にも見られるように、職種も細分化しており、各々の専門性やスキルを活かしてさまざまな現場で仕事ができる時代になりました。

近年では、IoTやAIなどの新たなIT技術が成長途上にあり、関連分野でもこれまで以上にITエンジニアの力が必要になると考えられます。

多くの企業や組織がDX化や働き方改革を重視したIT活用を推進している現状から、市場はますます拡大していくことが予想され、ITエンジニアの活躍の場はさらに広がっていくことでしょう。

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近年、DX化やクラウドの浸透、またAIの進化にともない、ITエンジニアの需要が高まっています。一方で「ITエンジニアに将来性はあるのか」と、不安に感じる人もいるのではないでしょうか。この記事では、エンジニアへのキャリアチェンジを目指す上で考えなければならないITエンジニアのキャリアについて解説します。

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未経験でITエンジニアへのキャリアチェンジは可能?

未経験の場合でも、必要な準備を整えることで、ITエンジニアへキャリアチェンジすることは可能です。IT業界の技術は現代のワークスタイルに欠かせないものとなっています。製造業などに留まらず、医療や教育の現場においても、ITの技術活用が求められています。

IT技術を必要とする分野が多いため、IT業界は慢性的な人材不足となっています。経済産業省の調査(※)では、2030年には、最大で約80万人規模のエンジニア不足が懸念されています。

これらのIT業界人材不足問題解消のため、IT技術の学習を行う環境も整ってきています。オンラインでも受講できるプログラミング講座など、IT技術が学べるスクールも多く、スキルを身に着けてからの転職活動も可能です。関連の教本なども多くあるので、書籍から学ぶこともできます。

※経済産業省 商務情報政策局
(出典:経済産業省「ITベンチャー等によるイノベーション促進のための人材育成・確保モデル事業」)
https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/daiyoji_sangyo_skill/pdf/001_s03_00.pdf

ITエンジニアに向いている人

ITエンジニアに向いているのは、下記のような特徴を持つ人です。

  • 計画的に仕事に取り組める人
  • IT業界とIT技術に興味があり、継続的に学習し続けられる人
  • 論理的思考を持っていて、ロジカルに物事を捉えられる人
  • コミュニケーション能力があり、チームで協力して業務に取り組める人

現状のタスクを整理して、今後のスケジュールに落とし込み、計画的に仕事に取り組める人は、ITエンジニアに向いています。また、IT業界とIT技術に興味があり、常に進化を続けていくIT市場の動向を追い続けられる人も、長期的に活躍が期待できるでしょう。

ほかにも、扱いやすく高パフォーマンスなシステムを作り出すためには、論理的思考を持っていて、ロジカルに物事を捉えられる人が適しています。またITエンジニアは、プロジェクト単位で協力して1つのシステムやサービスを構築することが多いため、コミュニケーション能力が高い人は、円滑な人間関係を築きやすいといえます。

未経験からITエンジニアにチャレンジするには

ITエンジニアの基礎知識は、独学で習得することも可能です。書籍を使って勉強をしたり、プログラミングスクールに通ったりして知識を身につけることができます。

ある程度のスキルを身につけた後は、求人サイト・転職サイトなどから「スキルなし・未経験OK」という条件の企業にチャレンジするのが有効です。入社した後に、実務経験を積んでエンジニアとしてのスキルを高めていくことができます。

未経験からエンジニアを目指せる求人・転職サイトの例

また、プログラミングスクールの中には、就職や転職をサポートしてくれるところもあります。自分で職探しをする自信がない場合には、そうした支援付きのスクールに通うのが効率的です。

フリーランスエンジニアの案件紹介サービスTECH STOCKでは、身に付けている現状のスキルと今後習得すべきスキルを目指したいキャリアに照らし合わせて、最適なキャリアカウンセリングを行います。キャリアのご相談もTECH STOCKにお任せください。

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フリーランスエンジニアって本当にいいの?実態から案件の獲得方法まで解説

働き方改革の一環で、働き方の自由化を進めるべく、政府もフリーランス向けに法整備を検討するなど、新聞でもフリーランスという言葉が目立つようになりました。それに伴いフリーランス人口は1122万人※と前年比で5%増加していて、その内エンジニアの割合は約25%いると言われています。

そこで今回はフリーランスの中でもエンジニアにフォーカスして、フリーランスエンジニアになるためにはどうすればいいのか、どれだけの報酬が貰えるのかなど詳しくご紹介します。
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ITエンジニアとしてのキャリアの方向性を決める方法

ITエンジニアの3分類

ITエンジニアの職種は、開発系・インフラ系・それ以外の分野と多岐に渡ります。ただやみくもにスキルを身に着けても、実際の仕事に役立てるのは難しいものです。

まずは自己分析を行い、自分自身にとって興味関心のある分野を探すことが大切です。また、どのような働き方をしたいかなど、希望を明らかにすることも必要です。

自己分析を行う

まずは自己分析を行い、興味・関心のある分野を探すことが重要です。または、既に持っているスキルや能力がある場合、それらを活かせる分野を見つけることもひとつの手段です。ITエージェントサービスを利用することで、自分自身のスキルや能力について分析してもらえる場合もあります。

働き方についても、正社員での採用を望むのか、フリーランスで働きたいのか。会社に出社し、常駐で仕事をしたいのか、リモートワークで働きたいのか、などの希望をはっきりさせておくことも大切です。

職種の研究を行う

職種の研究を行うことも必須です。自分自身の希望する将来像を踏まえた上で、下記のポイントを研究しておくことが大切です。

  • 将来的にニーズの高い職種はどのジャンルであるのか
  • 職種ごとの年収はどのくらいなのか
  • 実際の業務はどのようなことを行うのか

これらのポイントを研究する上で、情報収集はインターネットだけではなく、SNSやIT業界のイベントに参加するなどをして、リアルな声を聴くことも有効です。また、転職サービスやフリーランスのエージェントサイトを利用するのもひとつの手段です。

開発系ITエンジニアの職種の仕事内容と平均年収

開発系ITエンジニアの代表的な職種としては、下記のような種類が挙げられます。

  • システムエンジニア
  • プログラマー
  • アプリケーションエンジニア
  • Webエンジニア
  • AIエンジニア
  • 組み込み系エンジニア

ここでは、上に記した6つの職種の業務内容や特徴、必要なスキルなどについて詳しく解説します。

システムエンジニア

業務内容 システム開発の上流工程を対応
・要件定義
・システム設計
・進行・品質管理
平均年収 550万円

システムエンジニアとは、システム開発の上流工程において、要件定義やシステム設計を行う職種です。ITコンサルタントやITストラテジストなどがヒアリングしたクライアントの現状課題を解決するために、どのようなシステムが必要なのかを定義して、具体的なシステムの全体像を設計し、細かい機能に落とし込んでいく役割を担います。

主に担当するのは上流工程ですが、プロジェクトを統括するリーダーの立場で進行管理や品質管理を行うこともあるため、「開発」「テスト」「リリース」「運用保守」など、システムの下流工程も含めた、システム開発全般に関する知識が求められます。

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)

プログラマー

業務内容 システム開発の下流工程を対応
・プログラム開発
・テスト
・運用・保守
平均年収 550.2万円

プログラマーとは、システムエンジニアが設計した要件定義書や詳細設計書に基づき、プログラム言語を使ってシステムを実装する職種です。開発対象となるのはデスクトップアプリケーションや業務システム、Webアプリケーションなど多種多様であり、開発に使う言語もさまざまなので、開発内容や働きたい現場に合わせて、学ぶ言語を決める必要があります。

下積みとしてプログラマーを経験し、システムエンジニアに転身するキャリアパスが比較的一般的ですが、なかにはプログラミングのエキスパートとして開発現場で活躍し続ける人もいます。

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)

アプリケーションエンジニア

業務内容 コンピューター上で動作するゲームや、スマートフォン向けのアプリなどの開発を担当
・要件定義
・システム設計
・進行・品質管理
・プログラム開発
・テスト
・運用・保守
平均年収 550万円

アプリケーションエンジニアとは、コンピューター上で動作するゲームや、スマートフォン向けのアプリなどを開発する職種です。いわゆる「アプリケーション」と呼ばれるシステム全般を開発する仕事で、システム設計、プログラミング、テストなどを行います。

場合によってはOSや業務システム、家電、自動車の制御システムなどの業務系アプリケーションを開発することもあります。アプリケーションエンジニアとして活躍するためには、プログラミング言語の知識・スキルだけでなく、開発に関わる業種・業態、製品の知識も深めることが重要です。

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)

Androidエンジニアとは?スマホアプリ開発の業務内容や需要を解説 関連記事
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Androidエンジニアとは?スマホアプリ開発の業務内容や需要を解説

スマートフォンの普及により、アプリ市場は急速に拡大しています。Androidアプリの需要も高まり続けており、それを背後で支えるAndroidエンジニアの役割は重要となっています。

しかし、具体的にAndroidエンジニアとは何か将来性があるのかどうかなど、わからない方もいるでしょう。本記事では、Androidエンジニアの概要や年収、求められるスキルなどを解説します。

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Webエンジニア

業務内容 WebサイトやWeb上で動作するサービス・アプリケーションの設計・開発を担当
・要件定義
・システム設計
・進行・品質管理
・プログラム開発
・テスト
・運用・保守
平均年収 550万円

Webエンジニアとは、WebサイトやWeb上で動作するサービス・アプリケーションの設計・開発を行う職種です。主にフロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニア(サーバーサイドエンジニア)の2種類があり、両方の役割を兼任することもあれば、どちらか一方に専任の場合もあります。

フロントエンドエンジニアが開発するのは、ECサイトの商品ページや購入情報入力フォームなど、「ユーザーから見える範囲のシステム」です。一方、バックエンドエンジニアはユーザーが入力した商品の購入情報をサーバーに送信して合計金額を計算する処理など、「ユーザーから見えない部分で動くシステム」を開発します。

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)

AIエンジニア

業務内容 AI(人工知能)技術を活用したビッグデータ解析やデータ解析プログラムの開発を担当
・PoC分析
・要件定義
・システム設計
・進行・品質管理
・プログラム開発
・テスト
・運用・保守
平均年収 534.6万円

AIエンジニアは、AI(人工知能)技術を活用して、ビッグデータ解析を行ったり、データ解析プログラムを作成したりする職種です。

近年、AIは目覚ましい発展を続けており、さまざまな現場にAI技術を活用したシステムが導入され始めています。このような背景からも、AIエンジニアは注目が高まりつつある職種のひとつです。

AIエンジニアとして活躍するためには、AIやIoT、機械学習に関する知識だけでなく、統計分析などの知識も身につけておく必要があります。AI開発に特によく使われる言語はPythonで、AIの発展とともにプログラミング言語としての人気も高まってきています。

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)

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AIに奪われて仕事がなくなる?なくならない&新しく生まれる仕事も解説

AIの普及によって、なくなること職種があることが指摘されています。しかし一方で、AIが新しく作業をすることで新しく生まれる仕事があります。本記事では、アメリカのITサービス大手のコグニザントという会社が出版した「What to do when machines do everything」という本で紹介されていたAIによって「新たに生まれる仕事」をご紹介します。

また、AIが発展によってなくなる仕事や、淘汰されずに残り続ける仕事についてもご紹介します。

TECH STOCKでは、今後AIが社会に与える影響や求められるスキルについて解説する資料を配布しています。今後のAIの発達や社会の変化に関心がある方はぜひご覧ください。

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組み込み系エンジニア

業務内容 家電製品や機器の機能を作動させる際に必要なシステムの、開発と組み込みを担当
・製品スペックの定義
・ハードウェア設計
・ソフトウェア設計
・要件定義
・システム設計
・進行・品質管理
・プログラム開発
・テスト
・運用・保守
平均年収 550.2万円

組み込み系エンジニアとは、家電製品や機器の機能を作動させる際に必要なシステムの、開発と組み込みを担当する職種です。業務には、製品スペックの定義やシステム設計、ハードウェア、ソフトウェア設計などが含まれます。

組み込み系エンジニアの代表的な開発例としては、開閉状態を自動的に認識する冷蔵庫のセンサーや、工場内の温度・湿度環境を管理するためのセンサー、自動車に組み込まれている制御システムなどが挙げられます。

基本的には製品の内部に組み込むソフトウェアを開発する役割を担いますが、時には製品を組み込むハードウェアの選定や設計を含めて担当する場合があります。

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)

インフラ系エンジニアの職種の仕事内容と平均年収

インフラ系エンジニアの代表的な職種には、次の5種類があります。

  • ネットワークエンジニア
  • データベースエンジニア
  • セキュリティエンジニア
  • サーバーエンジニア
  • クラウドエンジニア

ここでは、私たちの生活に欠かせないインフラの設計・開発・運用を担う、インフラ系エンジニアの具体的な職種や特徴について解説します。

ネットワークエンジニア

業務内容 ネットワークの構築・保守・管理を担当
・要件定義
・システム設計
・進行・品質管理
・プログラム開発
・テスト
・運用・保守
平均年収 534.6万円

ネットワークエンジニアとは、ネットワークの構築・保守・管理を担当する職種です。近年では一般家庭や企業・組織を問わず、あらゆる機器やモノがインターネットに接続されています。スマートフォンは一人一台所有することが当たり前になり、ネットワークは人々の生活や企業活動になくてはならない存在となりました。

このような背景のなかでネットワークエンジニアは、ネットワークの設計や開発そのものだけでなく、障害が起こったときの初動対応なども担います。安定的に稼働するネットワークを実現することが、ネットワークエンジニアに求められる役割です。

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)

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ネットワークエンジニアはフリーランスで稼げる?案件例・年収・将来性を解説

ネットワーク設計や構築、運用・保守を行うネットワークエンジニアも、フリーランスとして独立して働くことが可能です。柔軟な働き方の実現や年収アップを期待するのであれば、フリーランスのネットワークエンジニアへの転身を検討されてはいかがでしょうか。

フリーランスのネットワークエンジニアとして成功するためには、フリーランスとしての適正やキャリアプランをよく考えた上で、事前の準備を入念に行う必要があります。本記事では、フリーランスのネットワークエンジニアにおすすめの資格や実際の案件例、独立する際の注意点などをわかりやすく解説します。

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データベースエンジニア

業務内容 データベースの開発・設計、運用・管理を担当
・要件定義
・システム設計
・進行・品質管理
・プログラム開発
・テスト
・運用・保守
平均年収 534.6万円

データベースエンジニアとは、データベースの開発・設計、運用・管理を担当する職種です。昨今、データは企業における重要な資産のひとつとして位置づけられており、特にマーケティングの分野においては、顧客情報の管理・分析やビッグデータ解析などが企業の売上や将来の成長を大きく左右します。

このような背景のなかで、適切な情報管理や分析を行うためには、データを蓄積して処理するための基盤となる「データベース」の構築が必要不可欠です。データベースエンジニアは多くの業種・業態で求められている職種であり、安定的な需要が期待できます。

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)

セキュリティエンジニア

業務内容 高度なセキュリティに配慮したシステムの構築や、ネットワークの提案、設計を担当
・セキュリティ製品の選定
・ネットワーク設計・構築
・要件定義
・システム設計
・進行・品質管理
・プログラム開発
・テスト
・運用・保守
平均年収 534.6万円

セキュリティエンジニアとは、高度なセキュリティに配慮したシステムの構築や、ネットワークの提案、設計を担当する職種です。インターネットの発展は、人々に高い利便性をもたらしましたが、一方で、悪意のある個人や組織によってサイバー攻撃が行われ、重要なデータが窃取・破壊される事例が後を絶ちません。

セキュリティエンジニアは、このような悪意ある攻撃から価値あるデータを守り、安全な企業活動を継続する上で欠かせない存在です。現場によっては、セキュリティエンジニアの業務内容をサーバーエンジニアが兼務する場合もあります。

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)

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セキュリティエンジニアとは?仕事内容・年収・必要資格など徹底解説|サイバー攻撃・ウイルスから大切なサーバーを守る!

セキュリティエンジニアは、企業や政府などの情報資産をあらゆるサイバー攻撃から守る職種です。近年、情報管理の重要性が高まり、セキュリティエンジニアの活躍の場も拡大しています。

その要因は、インターネットの普及により、企業のもつ機密情報や個人情報、仮想通貨などの暗号資産など、情報そのものの価値が上昇していることにあると考えられます。

この記事では、セキュリティエンジニアの仕事内容や年収、将来性について詳しく解説していきます。

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サーバーエンジニア

業務内容 Webサーバーや業務用サーバー、データベースサーバーなど、サーバー全般の設計・構築・運用・保守を担当
・サーバーの選定・導入
・要件定義
・システム設計
・進行・品質管理
・プログラム開発
・テスト
・運用・保守
平均年収 453万円

サーバーエンジニアとは、Webサーバーや業務用サーバー、データベースサーバーなど、サーバー全般の設計・構築・運用・保守を担当する職種です。サーバーの利用目的はさまざまであり、利用目的によってサーバーエンジニアが扱うサーバーの種類も異なります。

サーバーを安定稼働させるためには、十分なリソース・スペックを備えたサーバーを設計し、パフォーマンスの高いサーバー構築が求められます。サーバーにかかる負荷を事前に予測し、適切な設計を行って止まらないシステムやサービスを実現するためには、サーバーエンジニアの存在が必要不可欠です。

参考:転職・求人dodaITエンジニアの職種別の平均年収

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サーバーエンジニアとは?仕事内容や必要スキル、キャリアパスを解説

サーバーエンジニアとは、サーバーの設計・構築から運用・保守まで、サーバーに関するあらゆる業務をこなす専門的なエンジニアです。日常的にインターネットで調べ物をしたり、業務でシステムを利用したりする現代にとって、サーバーエンジニアはなくてはならない存在と言えます。

本記事では、サーバーエンジニアの仕事内容や必要とするスキル、さらにはキャリアパスを紹介するので、サーバーエンジニアを目指している方はぜひご一読ください。

 

クラウドエンジニア

業務内容 クラウドコンピューティング環境の設計・構築・運用・保守を担当
・要件定義
・システム設計
・進行・品質管理
・プログラム開発
・テスト
・運用・保守
平均年収 595万円

クラウドエンジニアとは、クラウドコンピューティング環境の設計・構築・運用・保守を担当する職種です。

従来は、ネットワークエンジニアやデータベースエンジニアなど、それぞれの専門性を持ったエンジニアがクラウド領域の開発を兼任していましたが、クラウドの発展によってクラウド領域の専門性が高まり、近年になってひとつの職種として独立するようになったという経緯があります。

クラウド上に仮想サーバーや仮想ネットワークを構築する性質上、クラウドエンジニアとして活躍するためには、クラウドとインフラの両方の知識・スキルが求められます。

参考:求人ボックス給料ナビクラウドエンジニアの仕事の年収・時給・給料

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クラウドエンジニアとは?将来性やおすすめ資格、勉強方法を徹底解説

近年では多くの企業がクラウドサービスを利用しており、クラウドエンジニアを求めている現場も増えてきました。

クラウドエンジニアとして働くのであれば、仕事内容や必要なスキルを押さえた上で、資格試験などを通して知識を身につけていくことが大切です。本記事では、クラウドエンジニアの仕事内容や将来性、クラウドエンジニアになるためにおすすめの資格について解説します。

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そのほかのエンジニア関連職種の仕事内容と平均年収

ITコンサルタントや社内SE、セールスエンジニアなど、ここまでに紹介した職種には当てはまらないエンジニアの職種もいくつかあります。ここでは、「そのほかのエンジニア」として、前項までに紹介しきれなかった3つの職種を紹介します。

ITコンサルタント

業務内容 クライアントの経営課題を明らかにし、解決するためのシステム提案を担当
・ヒアリング
・システム提案
・社内調整
・進行管理
・導入サポート
・現場教育
平均年収 660.4万円

ITコンサルタントは、クライアントの経営課題を明らかにし、解決するためのシステム提案を行う職種です。システムエンジニアやプログラマーのように、設計やプログラミングを自分で行うのではなく、クライアントへのヒアリングによるシステム提案や、開発現場との調整などを行うのが主な役割です。

IT戦略の策定や既存システムの見直し、新システム導入の提案、システムの最適化や動作検証など、システムの上流工程から下流工程における一連のプロセスに関わるため、幅広いIT知識やスキルが求められます。また、クライアントの経営課題を解決するため、経営視点に立った考え方を身につけることが大切です。

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)

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社会のデジタル化が急速に進み、積極的にIT技術を取り入れる企業も増えています。その中で、企業へのIT導入を支えるITコンサルタントという仕事が重要性を増しています。

この記事では、ITコンサルタントの仕事内容や必要なスキル、年収などを詳しく解説していきます。ITコンサルタントへ転職を考えている方や興味がある方などに参考にしていただけると幸いです。

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社内SE

業務内容 社内のパソコンやネットワークの保守・管理を行い、経営課題や事業課題、業務上の課題をシステムの導入・改修によって解決する
・社内ヘルプデスク
・要件定義
・システム設計
・進行・品質管理
・プログラム開発
・テスト
・運用・保守
平均年収 452.2万円

社内SEとは、社内のパソコンやネットワークの保守・管理を行い、経営課題や事業課題、業務上の課題をシステムの導入・改修によって解決する職種です。基幹システムなどの業務用システムを新たに導入したり、刷新したりする際に、プロジェクトの中心的存在を担うこともあります。

また、社内に導入されているシステムの使い方がわからない従業員や、使用中の機器にトラブルが起こった従業員に対応するための、社内ヘルプデスクとしての役割も果たします。システム設計や開発のスキルだけでなく、自社の導入済みシステムへの深い理解や、従業員とのコミュニケーション能力が求められます。

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)

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IT業界で一般的な職種であるSE(システムエンジニア)の中で、社内SEという職種があります。社内SEは、自社内のシステム運用や、新システム開発などを主に手掛ける職種です。 本記事では、転職やキャリアアップを考えている人のために、社内SEが行う仕事内容ややりがい、転職へのアドバイスなどを解説します。

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セールスエンジニア

業務内容 自社のソフトウェアや電子機器を販売する
・ヒアリング
・製品販売
・社内調整
・進行管理
・導入サポート
・現場教育
・アフターフォロー
平均年収 654.6万円

セールスエンジニアとは、IT関連の知識・スキルや技術を活用して、自社のソフトウェアや電子機器を販売し、売上につなげる職種です。いわゆる「自社製品の販売窓口」として活躍するのがセールスエンジニアであり、クライアントへの製品提案だけでなく、導入スケジュールの作成・管理などを行うこともあります。

ほかにも、すでに導入済みの製品に不具合が生じたときに、現地に足を運んでサポート対応を行うことも大切な仕事のひとつです。新規顧客を獲得するために、潜在顧客を訪問して自社製品を売り込む「新規営業」や、既存顧客の追加受注とサポートを中心に行う「リピート営業」などがあります。

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)

まとめ

ITエンジニアの種類は大きく分けて開発系エンジニア、インフラ系エンジニアとそのほかの3つに分かれており、それぞれのエンジニアのなかにも多様な職種が存在します。ITエンジニアを目指すのであれば、自分が活躍したい専門分野を明確に定めた上で、必要なスキルや専門性を身につけることが大切です。

計画性の高い人や、ロジカルな人、IT分野に興味を持ってチームに協力的な人は、ITエンジニアとして大いに活躍が期待できます。AIやIoTなどの新たなIT技術が続々と登場するなかで、ITエンジニアの需要はますます高まっていくと考えられることから、非常に将来性の高い職種であるといえるでしょう。

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