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2022年おすすめフリマアプリ 5選 ~各サービスの特徴を分かりやすく解説!~

更新日 2022/05/23
これまで必要なくなったものを、ネット上で売る時はヤフオクなどのネットオークションが主流でした。 せっかく頂いたけれどもなかなか使わないもの、子供が大きくなってしまって、着ることができなくなった子供服など使わなくなった物は色々あるでしょう。 最近ではフリマアプリを使って出品をすることが多くなっています。

1.フリマアプリって?

ネットオークションとフリマアプリが最も違うことは、出品者が決まった金額で購入をする点です。仕組みは通販サイトで買うのと変わらないのですが、それが個人同士の取引となっているものです。メルカリを代表として、出品も購入も簡単なため利用者が増えています。

1.フリマアプリの仕組み

フリマアプリは出店者また購入者ともに個人間同士の取引となるのですが、あいだに運営事務局が入っているので安心です。 またメルカリなど個人情報は必要な情報のみ出展者に知らせる仕組みとなっております。 また売上金は運営事務局が一時預かりをしており、受け取り評価が終わった後に出店者に反映されるため安心です。

2.フリマアプリの市場規模

2017年に経済産業省が発表したフリマアプリの市場規模は4,835億円にのぼり、2016年の3,052億円と比較し、58.4%増加しています。経済産業省の調査項目に2016年から「フリマアプリ市場規模」が追加されていて、存在感は増すばかりです。

3.フリマアプリの今後

日本国内のダウンロード数が1位であるメルカリのダウンロード数が6000万人、日本のスマホユーザーが9000万人であることを踏まえると、新規ユーザー獲得の余地はまだあるものの、成熟期に入りつつあるといえます。 また、現在のダウンロード者数のうちの月間利用率は73%と高い利用率となっていますが、月間利用日数が3分の1であるライトユーザーが約50%を占めているので、この層をいかにヘビーユーザー化させるかが課題といえそうです。その他のフリマアプリについても同様の傾向が見られ、ダウンロード者のユーザー利用頻度を上げることと、海外への市場開拓が日本の国内アプリの売り上げ拡大の鍵となりそうです。

2.フリマアプリを活用するとき何をみるべきか

1.手数料

購入手数料はほとんどのサービスが無料となっています、しかしクレジットカード以外の決済を使うと有料になることがあるので注意が必要です。出品手数料は楽天が経営しているラクマだけが無料で他のサービスはほとんど10%です。また引き出し手数料は、172円から216円となっています。

2.支払方法

サービスによっても違うのですが、クレジットカード、コンビニでお支払い、郵便局や銀行のATM、 各携帯キャリアでの決済、ポイント払いなどがあります。それぞれ支払い方法によって手数料も異なってきます。

3.会員登録方法

それぞれのアプリをダウンロードして、ニックネームやメールアドレスパスワードなどを登録します。

4.設定価格

それぞれ出店者が他の出店者の設定している価格を見ながら、価格設定をするのですが同じ商品であっても出店者によって価格はまちまちです。商品を検索した時に価格が安い順に並べることができますので、出展者側はリサーチが必要です。

5.会員登録数

会員登録数は2017年6月時点で5000万件の国内ダウンロード数を誇るメルカリがダントツ1位です。メルカリは海外ダウンロード数も2500万件あります。他には楽天グループのフリルが2017年9月時点で850万件、同じく楽天が経営しているラクマが2016年11月時点で400万件となっています。

6.どんな商品が取引されているか

フリマアプリの種類によって、取引されている商品は異なります。自分が売買したいものが幅広ければ、取引されている商品が幅広いフリマアプリを活用すべきですし、逆に偏りがあれば、特化型のフリマアプリの活用をおすすめします。今一度、自分が所有している要らないもの(在庫)を整理し、自分に合ったフリマアプリを選択することで、自分のニーズにマッチしたユーザー、商品に出会う確率を上げることができます。

3.おすすめフリマアプリ

1.メルカリ


メルカリ:https://www.mercari.com/jp/ フリマアプリの中でダントツに使われているのはメルカリです。出店されているものが多いため、購入者の数も多くなっています。購入手数料はクレジットカードを使えば無料、コンビニや ATM などを利用した場合は100円となっています。

2.ラクマ


ラクマ:https://fril.jp/ 楽天グループが運営しており、購入するとき楽天スーパーポイントを使うことができます。また出店するときも手数料が無料のため、気軽に出店できることも魅力の一つです。

3.ヤフオク


ヤフオク:https://auctions.yahoo.co.jp/topic/promo/flea_market/ ヤフオクはオークションだけではなくフリマアプリのサービスもあります。 購入手数料は支払い方法によっては無料のものもあり、出品手数料は10%、 Yahoo! プレミアム会員であれば8.64%です。 Yahoo!自体に知名度があり、利用者が増えています。

4.minne(ミンネ)


minne:https://minne.com/ 最近ではハンドメイドの物を使って販売する方が増えています。minneはハンドメイドに特化したアプリであり、ハンドメイド商品が人気ということもあり利用者が増えてきています。出品者の立場でもミンネを見ている方は、ハンドメイドが好きな方ばかりなので売れやすくなるのではないでしょうか。 購入手数料は無料、出品手数料は売れた時の価格の10%となります。

5.KANTE(カンテ)


KANTE:https://www.kante-jp.com/ ジュエリーやブランド品などを扱うアプリであるKANTEは購入手数料無料(有料の方法もあり)、しかし販売手数料は1万円から49,999円までは15%、5万円から99,999円までは12%、10万円以上は10%と手数料が異なってきます。

4.まとめ

フリマアプリで最も利用者の多いサービスはメルカリです。利用者が多いため簡単に商品を探すことができることが魅力的です。しかし最近では手数料、特化した商品など色々なサービスに特色があるので、自分にあったものを選ぶとよいでしょう。

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