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フリーランスネットワークエンジニアとは?独立の方法・案件探しのコツを紹介

更新日 2024/03/21

ネットワーク設計や構築、運用・保守を行うネットワークエンジニアも、フリーランスとしての働き方を選択することが可能です。柔軟な働き方の実現や年収アップを期待するのであれば、会社員としてでなく、フリーランスのネットワークエンジニアとして働くのも選択肢のひとつです。

フリーランスのネットワークエンジニアとして成功するためには、フリーランスとしての適正やキャリアプランをよく考えた上で、事前準備を丁寧に行う必要があります。本記事では、フリーランスのネットワークエンジニアにおすすめの資格や独立する際の注意点、仕事の探し方などについて解説します。

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フリーランスネットワークエンジニアとは

目次

フリーランスネットワークエンジニアの主な業務

フリーランスネットワークエンジニアの業務内容は、基本的にネットワークエンジニアと同様です。ここでは、ネットワークエンジニアの主な業務内容について、設計、構築、運用・保守の3つの観点から詳しく解説します。

ネットワーク設計

ネットワーク設計においては、ヒアリングによってクライアントがどのような課題を抱えているのかを導き出し、要件をまとめて適切なネットワークを設計するのが主な業務です。ネットワークの構成を決めるだけでなく、要件に合わせてルーターやスイッチングハブなど、必要なハードウェアの選定も行います。

不適切なネットワーク設計を行うと、構築後に安定稼働できなかったり、セキュリティの脆弱性を狙われてサイバー攻撃の対象になったりするリスクがあります。そのため、ネットワーク設計はネットワークの品質を左右する重要なプロセスです。

ネットワーク構築

ネットワーク構築は、ネットワーク設計によって定めたネットワークの構成に従って、実際にネットワークを構築していく業務です。ネットワーク設計のプロセスで立てたスケジュールに則って、遅延のないようにプロジェクトチームで協力して構築を進めていきます。

選定したハードウェアを設定し、実際に現場にネットワーク機器を設定するのもネットワーク構築のプロセスです。一般的に、ネットワークエンジニアがネットワーク構築のみを担当するケースは少なく、設計、構築、運用・保守を総合的に担当します。

ネットワーク運用・保守

設計に基づいてネットワーク構築が完了したら、安定稼働のために運用・保守を行います。ネットワークは構築して終わりではなく、機器のアップデートや要件変更に伴う設定の変更など、都度細かい調整を行う必要があります。

フリーランスネットワークエンジニアが運用・保守として案件を引き受けた場合は、原則としてクライアント企業に常駐・出向して業務にあたるケースが多いです。ネットワークは現場で稼働している状況を確認しながらでなければ正確な保守・運用が難しいため、リモート勤務になることはあまり多くありません。

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フリーランスネットワークエンジニアの労働形態

フリーランスネットワークエンジニアの労働形態は、主に次の5つが挙げられます。

  • 独立
  • 副業
  • リモート
  • 常駐
  • 出向

フリーランスネットワークエンジニアとして働く際は、自身の希望やスキルに合わせて、適切なものを選択することが大切です。ここでは、それぞれの労働形態の特徴について詳しく解説します。

独立

「独立」とは、新たに法人を設立し、自身がプロデュースする商品やサービスを提供する労働形態です。ネットワークエンジニアにおいては、ネットワークの設計・構築・運用・保守を行うサービスを提供する会社を設立する方法などが考えられますが、個人で働く場合は最初から独立を選択するエンジニアはそれほど多くありません。

フリーランスネットワークエンジニアとして働きながら、事業規模が大きくなってきたら、下請けのエンジニアを採用して法人化するなどの形で独立するケースが多いでしょう。事業規模が大きくなければ無理に独立する必要はなく、フリーランスとして働き続ける人も数多くいます。

副業

会社員としての収入をメインとしつつ、本業の就業時間外にほかの仕事で収入を得る「副業」もフリーランスの労働形態のひとつです。会社員としての固定給与があるため、収入の安定性が高く、リスクが低い点がメリットです。

メインの仕事を続けながらネットワークエンジニアとして収入を得たい人のほかにも、将来的にはフリーランスネットワークエンジニアとして独り立ちしたいと考えているものの、いきなり退社することに不安がある人が副業として始めるケースなどが考えられます。

まずは副業として働いてみて、自分がフリーランスネットワークエンジニアに向いているかどうかを見極める方法も有効です。

リモート

オンライン経由でクライアントとコミュニケーションを取り、自宅やそれ以外の拠点から仕事をする「リモート」は、社会情勢の影響もあり、近年急速に普及しつつある労働形態です。

オフィスに出勤する必要がないため、通勤時間を削減できるだけでなく、インターネットに接続できる環境であれば世界中どこからでも仕事ができます。労働時間も基本的には決められていないため、ワーク・ライフ・バランスを考慮した柔軟な働き方を実現可能です。

リモートなら、昼間は子どものお世話をして、夜に働く、などのスケジュールを立てることもできます。

常駐

「常駐」とは、クライアント企業が指定するオフィスに出勤し、プロジェクトチームに参画して決められた成果物を開発したり、指定されたシステムの保守を行ったりする労働形態です。リモートとは異なり、基本的にクライアント企業の就業規則や指示に則って仕事をするため、労働時間や服装などの自由度はリモートに比べると低いといえます。

常駐は、数ヶ月間などの継続案件が中心になるため、リモートに比べると収入の安定性が高く、長期的に収入が途切れにくい点が魅力です。ネットワークエンジニアは、ハードの選定や設置も行う必要があるため、常駐型の案件が比較的多く見られます。

出向

「出向」は、常駐と同じように、クライアント企業のオフィスに出勤して働く労働形態です。仕組みは常駐とほとんど同じですが、「誰が案件を仲介しているか」が常駐とは異なります。

常駐の場合、フリーランスエンジニアに案件を発注するのはクライアントです。クライアントが直接フリーランスエンジニアとコミュニケーションを取り、諸条件を調整して案件を契約・発注します。

一方、出向はクライアントの要望をヒアリングしたフリーランスエージェントなどの仲介業者が、要件に合ったフリーランスエンジニアを引き合わせて勤務先へと派遣する形を取ります。つまり、現場での働き方は常駐と同じですが、クライアントとフリーランスエンジニアが直接諸条件を調整することは基本的にありません。

フリーランスネットワークエンジニアの将来性

インターネットやクラウドの発展とネットワーク需要の高まりによって、ネットワークエンジニアの需要も高まっています。このような背景のなかで、フリーランスとして働くネットワークエンジニアも、将来性が高いと考えられます。

インターネットやクラウドの発展に伴うネットワーク需要の高まり

近年では企業や個人がインターネットを活用することは当たり前になっており、生活に欠かせないインフラとして認識されています。ネットワークを活用してグローバルにサービス展開する企業も増えており、個人はSNSで自ら情報収集をしたり、ECサイトなどで気軽に買い物を楽しんだりする時代になりました。

このようなサービスの提供の裏側にはクラウド技術の発展があり、サービスを安全かつ安定的に提供するためにも、ネットワークの安定性はますます重要視されています。今では社会に必要不可欠なインフラとなったインターネットの基盤を支えるネットワークエンジニアは、なくてはならない存在になっています。

ネットワークエンジニアの需要は高い水準で推移

2023年にdodaが公表した「職種別マーケットレポート ITエンジニア」(※)によれば、ネットワークエンジニアの求人動向は微増を続けています。

国内全体でDXや働き方改革の機運が高まっていることもあり、業務効率化や働き方改革を目的として、リモート環境を整備する企業も増えてきました。このことから、IT企業だけでなく、業種・業態を問わないさまざまな企業がネットワークエンジニアを必要としています。

ネットワークエンジニアとして登録している求人者が実際に決定している職種は「インフラエンジニア」が1位となっており、インフラ整備の需要が高いことが読み取れます。働き方を見直す動きは現在も続いていることから、当面の間、ネットワークエンジニアは一定の需要を維持し続けると考えられます。

※参考:職種別マーケットレポート ITエンジニア

働き方の多様化によりフリーランス人口も増加傾向

ランサーズが2021年11月に発表した「フリーランス実態調査」(※)によれば、2021年10月時点のフリーランス人口は1577万人でした。この数値は2015年の調査開始時から見ると640万人も増加しており、特にコロナ禍によって社会情勢が大きく変化した2021年に急増しています。

従来は会社員として働く人が大半であり、フリーランスになるのはごく一部の層に限られていました。しかし、現在では副業の浸透もあって、フリーランスへの物珍しさや抵抗感が以前に比べると薄れつつあります。

また、フリーランス人口の増加によってフリーランス向けのエージェントやプラットフォームも登場しており、仕事が探しやすい状況になってきています。

※参考:新・フリーランス実態調査 2021-2022年版

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よって、同じネットワークエンジニアでも現在と未来では求められるスキルセットに大きな違いがあることも考えられます。このことを踏まえた上で、ネットワークエンジニアの仕事について将来求められるだろうスキルも含めて説明します。

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フリーランスネットワークエンジニアの年収

一般的に、フリーランスネットワークエンジニアの年収は、経験が豊富でスキルが高いほど高額になる傾向にあります。過去の開発経験がほとんどないエンジニアと、何度もプロジェクトチームで成果物を完成させた経験があるエンジニアでは、後者のほうが高額な報酬を得られる可能性が高いです。

そのため、案件や経験によって月収は異なりますが、常駐型や出向型で見てみると、月額60~100万円程度の案件も見つけられます。報酬が高額な案件を安定的に獲得できる、高いネットワークスキルがある人なら、年収1,000万円以上も不可能ではありません。

ただし、まだエンジニアになったばかりで現場経験が浅く、スキルが低いエンジニアは、案件を獲得するまでに苦労する可能性があります。自身のスキルをアピールするためには、ネットワークやIT関連の資格を取得したり、過去に開発した成果物やプロジェクトへの参加実績をポートフォリオにまとめたりする方法が有効です。

フリーランスネットワークエンジニアにおすすめの資格

フリーランスネットワークエンジニアにおすすめの資格として、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験、ネットワークスペシャリストなどがあります。民間のベンダー資格では、Cisco技術者認定資格もおすすめです。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、IPA(情報処理推進機構)が主催する国家資格です。エンジニアとして働く際に押さえておきたい基礎知識が出題されるため、これからネットワークエンジニアとして働きたいと考えている人が学ぶ上でおすすめの資格です。

ITに関連する基本的な用語から、プログラミング言語の基礎など、応用的なシステム開発を行うための土台となる知識が網羅されています。試験はCBT方式で随時開催されており、設問は全て選択式で行われ、午前試験と午後試験に分かれています。

試験はパソコンの画面を利用した「CBT方式」で実施されるため、自宅から最寄りの会場を選んで受験できる利便性の高さもメリットのひとつです。

参考:独立行政法人情報処理推進機構 基本情報技術者試験情報

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応用情報技術者試験

応用情報技術者試験も、IPA(情報処理推進機構)が主催する国家資格のひとつです。基本情報技術者試験よりも高度の資格に相当し、より応用性の高い設問が用意されています。

基本情報技術者試験は午前・午後ともに選択式ですが、応用情報技術者試験は午後の試験が記述式となっています。プロジェクトチームの管理者など、リーダーとしての役割を担うエンジニアも受験する試験で、取得すると実務で活躍できる実力をアピールできる資格です。

基本情報技術者試験と同様に、試験は年に2回、春季と秋季に実施されます。基本情報技術者試験に比べると、経験の浅いエンジニアが受験するには難易度が高めですが、事前に十分な対策を重ねることで合格は可能です。

参考:独立行政法人情報処理推進機構 応用情報技術者試験情報

ネットワークスペシャリスト

ネットワークスペシャリスト

ネットワークスペシャリストは、IPA(情報処理推進機構)が主催する「高度試験」のうちのひとつです。

セキュリティ要件を満たした堅牢なネットワークシステムを現場レベルで設計・構築・運用できる人材の受験を想定しており、すでに現場で十分な開発経験があるフリーランスネットワークエンジニアの受験をおすすめします。

試験は年1回(春季)のみの実施なので、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験に比べるとチャンスは限られており、試験自体の難易度も高めです。合格すると、ネットワークエンジニアとしての高いスキルを証明できます。

参考:独立行政法人情報処理推進機構 ネットワークスペシャリスト試験情報

Cisco技術者認定資格

Cisco技術者認定資格

Cisco技術者認定資格は、Ciscoシステムズ社が主催する、ネットワークに関する資格の総称です。大きく分けて8種類の分野があり、それぞれに異なる「認定レベル」が設定されています。認定レベルはエントリー、アソシエイト、プロフェッショナル、エキスパートの4種類で、エキスパートに近づくにしたがって難易度が上昇します。

Cisco技術者認定資格を受験するのであれば、ネットワークのなかでも特に得意とする分野から受験するとよいでしょう。合格すると、ネットワークエンジニアとしての知識やスキルをさまざまな側面から証明できます。

試験はテストセンターとオンライン試験の2種類があり、都合に応じて任意の方法を選択可能です。

参考:Cisco技術者認定 -トレーニング&認定- Cisco

フリーランスネットワークエンジニアとして独立する際の注意点

フリーランスネットワークエンジニアとして独立するなら、思い立ったタイミングですぐに退社するのではなく、事前に下準備をしてから独立することをおすすめします。ここでは、フリーランスネットワークエンジニアとして独立する際の注意点について解説します。

フリーランスとしての働き方が自分に向いているか考える

フリーランスとして働きたいと考えたとき、「そもそもフリーランスとしての働き方が自分に向いているのか?」をよく考えることが大切です。フリーランスの自由度の高さが、必ずしも全ての人に向いているとは限らないためです。

フリーランスは柔軟な働き方が可能で、会社員では実現が難しいスケジュールを組むこともできます。しかし、労働時間が決まっていないため、高い自己管理能力と調整力が必要不可欠です。また、会社員に比べると収入の安定性は下がるため、メリットとデメリットを総合的に判断して、自分に適しているかどうかを見極めましょう。

独立のために必要な手続きをある程度済ませておく

フリーランスネットワークエンジニアとして独立した後は、会社員時代と年金や健康保険の手続きが変わります。いざ独立してから慌てないためにも、独立前に必要な手続きをある程度済ませておくことが大切です。

また、フリーランスとして働く場合は、開業から1か月以内に「開業届」を提出しなければならないという決まりもあります。事前に税務署や国税庁のWebサイトから書類を入手し、必要事項を記入しておくのもおすすめです。

独立後にさまざまな手続きを行おうとすると、業務開始が遅れて収入がストップするおそれもあるので、早めの準備を心がけましょう。

独立後のキャリアプランを設計する

フリーランスのネットワークエンジニアとして独立する前に、独立後のキャリアプランをしっかりと設計しておくことが重要です。

ひと口にネットワークエンジニアといっても、構築を担当する業種・業態はさまざまです。自分がどのような業界に関わりたいのか、どういった規模のネットワーク構築に携わりたいのかなど、できるだけ詳細に将来の姿を思い描くことで、独立後に必要な知識やスキルが見えてきます。

キャリアプランによっては、新たな資格取得やプログラミング言語の習得が必要になる可能性もあります。自身のスキルを棚卸する意味でも、キャリアプランを設計してから独立しましょう。

最新技術を学び続ける

ネットワーク技術は日々進歩しており、新しい技術や規格が次々と登場します。そのため、常に市場にアンテナを張りめぐらせて、最新技術を学び続ける意欲を持つことが求められます。持ち合わせている知識やスキルが古くなると、市場の流れに取り残されてしまい、ネットワークエンジニアとして必要とされなくなるおそれがあります。

特にフリーランスのネットワークエンジニアには即戦力が求められるため、最新の技術を押さえてほかのフリーランスとの差別化をはかり、市場に変化があれば柔軟に対応できる力を身につけておくことが重要です。

事務処理に時間をかけすぎない

フリーランスのネットワークエンジニアとして独立した後は、請求書の発行や入金確認、確定申告の提出など、さまざまな事務処理を自分で行わなければなりません。しかし、事務処理に時間をかけすぎると、本業に取りかかる時間が十分に取れなくなり、クオリティの低下や仕事量の減少につながります。

事務処理はできるだけ効率化し、最小限の時間で処理できる環境を整えておくことが大切です。手作業が難しい確定申告には会計ソフトを導入し、日々のスケジュール管理にはタスク管理ツールを利用するなど、業務効率化ツールの活用も積極的に検討するとよいでしょう。

案件獲得を効率化する

フリーランスのネットワークエンジニアとして長く働き続けるためには、常に安定して案件を獲得し続ける必要があります。

しかし、ひとつの案件が終わるたびに毎回1から仕事を探すのでは、膨大な時間と手間がかかり、収入の安定性を高めることもできません。そのため、独立してからできるだけ早い段階で案件獲得を効率化し、確立した手段を持つことがポイントです。

フリーランスとして働くのであれば、「仕事を探すこと」も仕事のうちに含まれます。そのため、いかに仕事を効率的に見つけて作業に移れるかも、業務効率化や収入アップに大きく影響します。

フリーランスネットワークエンジニアの案件の探し方

フリーランスネットワークエンジニアの案件の探し方は複数あるため、自分に合った方法で案件を獲得することが求められます。ここでは、代表的な5つの仕事の探し方について、具体的な方法やメリットを解説します。

企業主催の交流イベントに出席する

企業が主催する交流イベントやセミナーに出席することで、新たな案件獲得につながる可能性があります。フリーランスは企業に所属せず一人で仕事をこなすため、人との交流が希薄になりがちです。そのため、意識的に人が集まるイベントへ出席することで、新たな人脈の獲得につながります。

開催されているイベントは、業種・業態を限定したものや、フリーランス同士の交流をはかるものなどさまざまです。日頃からこまめにチェックして、興味のあるものや、自身の専門分野に関係しているものに足を運んでみましょう。

人脈をたどって案件を紹介してもらう

フリーランスにとって、人脈は案件を獲得するための心強い味方です。同様にフリーランスとして働いているエンジニアや、過去に所属していた企業、交流のある取引先など、さまざまな人脈をたどっていくと、案件を紹介してもらえる可能性があります。

人脈を活用して案件を獲得するメリットに、「ある程度信頼性が高い取引先を紹介してもらえる」というものがあります。自分で仕事を探すと、クライアントとの信頼関係を1から築く必要がありますが、紹介から獲得した案件はある程度素性が分かっているため、お互いにスムーズに仕事に入りやすいのが特徴です。

企業のホームページから直接問い合わせる

企業のホームページでは、業務委託契約を結べるフリーランスを直接募集している場合があります。このような場面において、該当のホームページに掲載されている応募フォームなどから直接、業務委託契約を打診することで、新たな仕事を獲得できる可能性があります。

企業のホームページから問い合わせる場合は、募集要項がこまめに更新されているかどうかをよく確認しましょう。最終更新日から長い時間が経過したまま放置されているホームページは、最新の委託条件と異なる内容が記載されていたり、連絡しても担当者から返信がなかったりする場合があります。

SNSで発注者と接触する

SNS上でも、フリーランスネットワークエンジニアを探しているクライアントが見つかる場合があります。最近ではSNSをビジネス利用しているユーザーも多いため、ネットワークエンジニアなどのキーワードでSNSを検索し、募集している人がいないかどうかチェックしてみましょう。

SNSで仕事を探すときは、自分がどのようなスキルを持っているのかを分かりやすくアピールする必要があります。過去の成果物をまとめたポートフォリオを作成したり、実績を提示したりして、信頼できるエンジニアであることを示すことが大切です。

クラウドソーシングを活用する

企業が運営しているクラウドソーシングを利用して、仕事を探す方法もあります。クライアントが募集した依頼に対して、「ワーカー」と呼ばれるフリーランスが応募することで、両者をマッチングするのがクラウドソーシングの仕組みです。

プラットフォームに登録すれば誰でも手軽に仕事を探すことができるため、まずはクラウドソーシングで案件をいくつか受注して、フリーランスのネットワークエンジニアとして働くイメージをつかむ人も少なくありません。

案件を手軽に探せる点が魅力ですが、報酬の一定額をシステム手数料として支払う必要がある点には注意が必要です。

フリーランスエージェントを活用する

フリーランスエージェントを利用すると、希望条件に近い案件をプロのエージェントから紹介してもらえるため、自分で営業活動を行う手間を削減できます。案件を探すための時間を本業に回せるため、仕事の効率がアップするだけでなく、良質なクライアントを見極めるスキルも不要です。

「クライアントとフリーランスを結びつけるプラットフォーム」という意味では、クラウドソーシングと似通った部分もあります。しかし、クラウドソーシングは「場」を提供するサービスであり、案件の検索や受注までのやり取りは自分たちで行う必要があります。一方のフリーランスエージェントは、仕事探しから条件面の向上までエージェントに任せられるという違いがあります。

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フリーランスネットワークエンジニアとして年収をアップする方法

フリーランスネットワークエンジニアとして年収をアップさせるためには、得意な技術やスキルに磨きをかけたり、新たなプログラミング言語を習得したりする方法がおすすめです。

また、プロのフリーランスエージェントに案件紹介を依頼することで、好条件の案件を効率的に見つけられます。

得意な技術やスキルに磨きをかける

フリーランスネットワークエンジニアとして活躍し、年収をアップするためには、ほかのエンジニアと差別化できる要素をアピールすることが大切です。クライアントに貢献できる部分を明確に示せるように、自分の得意な技術やスキルに磨きをかけましょう。

一般的に、クライアントは専門性とスキルが高いエンジニアに発注したいと考えています。クライアントがどのような課題を抱えており、どういった技術を必要としているのかを十分に理解した上で、自分のスキルとクライアントの課題がマッチしている相性の良い案件を探し出すことも大切です。

新たなプログラミング言語を習得する

現在習得しているプログラミング言語のほかに、新たなプログラミング言語を習得するのも年収をアップする方法のひとつです。

フリーランスの案件募集には、開発に使用するプログラミング言語が指定されているものも数多くあります。そのため、使える言語を増やしておくと、仕事の幅が広がるだけでなく、より条件の良い案件を選びやすくなります。

JavaやJava Script、PHP、Python、Rubyなどは、プログラミング言語の中でも多く案件が出されやすい傾向にあります。現在メインにしているプログラミング言語のほかに、時間を見つけて学んでおくとよいでしょう。

プロのフリーランスエージェントに案件紹介を依頼する

フリーランスのネットワークエンジニアが自分で案件を獲得しようとする場合、納期や報酬額、契約期間などを決めるために、高い交渉力が必要になります。しかし、プロのフリーランスエージェントを活用すれば、交渉力に自信がない人でも良い条件の案件を獲得できる可能性が高まります。

フリーランスエージェントは、フリーランスとクライアントからヒアリングした希望条件をもとに引き合わせるサービスです。手間のかかるスケジュール調整などもまとめて依頼できるので、年収アップだけでなく、案件獲得の効率化も期待できます。

まとめ

フリーランスのネットワークエンジニアは、会社員のネットワークエンジニアと同様に設計、構築、運用・保守など、ネットワークに関わる一連の業務を担当します。リモート勤務が可能なケースもありますが、運用・保守などの一部業務では、常駐や出向など、出勤が必須とされているのが一般的です。

フリーランスネットワークエンジニアとして独立するなら、自身がフリーランスとしての働き方に向いているかをよく考えた上で、事前準備を十分に行うことが大切です。仕事の探し方を効率化するためには、フリーランスエージェントなどのサービスを使うと、手間をかけずに好条件の案件を探しやすくなります。

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