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フリーランス向けマッチングサービス12選|案件の獲得方法などを解説

更新日 2024/04/17

仕事を獲得するうえで便利な、フリーランスのマッチングサービス利用が増えています。マッチングサービスを選ぶ際に大切なのは、自分の働き方や報酬に合っているかどうかです。ここでは、マッチングサービスの選び方のポイントとおすすめ12社、そして利用開始に必要な準備についてお伝えします。

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フリー ランス マッチング

フリーランス向けのマッチングサービスとは

マッチングサービスとは、仕事を探すフリーランスと仕事をお願いしたい個人または企業をつなぐ役割を担うサービスです。サービスを提供するプラットフォームそのものを指すこともあります。

フリーランスとは、企業に所属することなく、個人で事業を営む人のことです。もちろん、仕事は自分で獲得します。仕事の獲得方法は、友人や知人など人脈を活用するケースやSNSで求人を探すケース、Webサイトを構築するなど自分自身で広告宣伝活動をするケース、マッチングサービスを利用するケースなどです。

受注者側の個人が発注者側の企業と直接交渉するのは、立場上、難しい場合もあります。そのようなとき、マッチングサービスが発注側の個人と企業との間に入ることで営業を代行したり、コミュニケーションを円滑にしたりします。両者のミスマッチを防ぐことも大切な役割です。

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マッチングサービスの特徴

マッチングサービスには、それぞれに特徴があります。どのような特徴があるのか、主な要素を見ていきましょう。

クライアント

まずは、マッチングサービスが想定するクライアントの違いです。発注者は①主に個人なのか、②企業なのか、③個人や企業の種別を問わないのか、という3種類に分かれます。
クライアントが主に個人だと、提案が通りやすく納期も調整しやすいですが、求められる内容は多種多様です。一方企業だと、決まった仕様に沿って仕上げ、納期までに納品することが求められるといった傾向があるといえるでしょう。

得意分野

どのような業界の案件を得意とするのかによって、マッチングサービスの特徴が分かれます。ITやクリエイティブ、マーケティング、編集、語学、ビジネスなど、取り扱う分野はマッチングサービスごとにさまざまです。どの分野の案件数が多いのか、高単価の案件が集まっているのかなどによって、得意分野がわかります。

求めるスキルや経験

フリーランスに求めるスキルや経験は、マッチングサービスによって異なります。つまり初心者向けの場合もあれば、中上級者向けの場合もあるということです。それは、初心者が経験を積むのに適しているマッチングサービスなのか、経験者向けに高単価の案件を紹介するものなのか、などの違いともいえます。自分の実力に合ったものを選びましょう。

報酬相場と手数料

報酬は依頼内容によって相場が異なります。報酬は、プログラミングやデザイン、写真撮影など、請け負う仕事ごとにおおよその相場があります。
もう一点、重要なのは手数料です。サービスによりますが、報酬額の20%ほどが差し引かれることもあります。報酬の受け取りにどれくらいの手数料がかかるのかも、各社の考え方が表れます。

対応地域

出勤を伴う案件の場合、マッチングサービスを提供する企業の対応地域は重要です。原則リモートワークという場合でも、まれに出勤が必要になるケースもあります。フルリモートワークを希望するフリーランスの場合は、事前に確認を取っておくようにしましょう。

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働き方改革の一環で、働き方の自由化を進めるべく、政府もフリーランス向けに法整備を検討するなど、新聞でもフリーランスという言葉が目立つようになりました。それに伴いフリーランス人口は1122万人※と前年比で5%増加していて、その内エンジニアの割合は約25%いると言われています。

そこで今回はフリーランスの中でもエンジニアにフォーカスして、フリーランスエンジニアになるためにはどうすればいいのか、どれだけの報酬が貰えるのかなど詳しくご紹介します。
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フリーランス向けマッチングサービスの種類

次に、フリーランス向けのマッチングサービスには、どのような種類のものがあるのか見ていきましょう。

スキルシェア型

クライアント 個人ユーザーや企業
サービス例 ・coconala(ココナラ)
・Time Ticket(タイムチケット)
・ストアカ など

スキルシェア型のマッチングとは、求められるスキルを限られた時間だけ提供(シェア)するタイプのマッチングサービスです。趣味や特技なども販売できます。

クライアントは個人ユーザーや企業です。例えば、雑談(フリートーク)やオンラインゲームの相手、ペットの散歩、婚活アプリ用の写真撮影、メイクやファッションの相談、各種個人レッスンなどから、経営相談に応じるコンサルティングまで、実にさまざまなものが販売されています。

クラウドソーシング型

クライアント 個人ユーザーや企業
サービス例 ・CrowdWorks(クラウドワークス)
・Lancers(ランサーズ)
・Workship(ワークシップ)

クラウドソーシング型は、発注者と受注者とを案件でつなぐプラットフォームを提供するタイプのサービスです。発注者と受注者がアプリやサイトを通して、募集や応募、受発注、業務完了まで直接やり取りします。求められるスキルの種類は、趣味や特技の延長といったものから、専門的な知識や資格、経験を必要とするものまでさまざまです。受注者側がシステム手数料を負担するケースが多く、相場は約20%ほどです。

発注者には個人や企業を問わず存在し、有名企業からの案件が掲載されることも珍しくありません。案件数やジャンル、求められるスキルのレベルや種類まで、豊富に取り揃えているのが特徴です。

クラウドソーシング型の中には、長期継続型の企業案件に対するサポートをしているところもあります。利用登録者の中から候補者をスカウトし、オンライン面談を実施のうえ、マッチング率を高めるサービスを提供します。この場合、手数料の負担は企業側です。

エージェントサービス型

クライアント 企業
サービス例 ・Tech Stock(テックストック)
・レバテックフリーランス
・ハッピーエンジニア

エージェントサービス型とは、フリーランスを対象に、仕事獲得の機会を提供するサービスを指します。一登録すれば、エージェントが営業で受注した案件に応募できます。報酬の交渉から契約、請求までサポートしてもらえる点も魅力です。

総合的なエージェントやIT、外資、ハイクラス、女性に特化したエージェントなどがあり、手数料は発注側が負担する仕組みです。各社に特徴がありますので、どのような分野やポジション、年収レンジに強いのか確認しておきましょう。

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コミュニティ型

クライアント 個人ユーザーや企業
サービス例 ・フリーランス協会
・FreelanceNow(フリーランスナウ)
・新しい働き方LAB

フリーランスが集まって、組織的に活動する仕組みがコミュニティ型です。企業からの案件をコミュニティに登録しているフリーランスに依頼します。

フリーランス同士で仕事を紹介し合ったり、困ったときに助け合えたりすることも大きなメリットです。それに加えて、気軽に情報交換や悩み相談、学び合いができる仲間を得ることも、個人で活動するフリーランスには大切だといえるでしょう。オフラインでの交流会やセミナーなどもあります。

リアルイベント型

クライアント 個人ユーザーや企業

リアルイベント型は、会場に集合して行われるマッチングイベントのことです。企業や個人事業主などの出展者が、フリーランスを含む人材を確保するために開催されます。通常、数社から数十社が参加し、フリーランス側が案件を求めて企業ブースを回ります。

多くの場合、費用を負担するのは主催者です。主催者は、自治体の場合もあれば、金融機関や一般企業の場合もあります。

タイプ別おすすめのマッチングサービス12社

ここでは、おすすめのマッチングサービス12社をタイプ別にご紹介します。フリーランス人口の多いエンジニアとクリエイター向けに加えて、総合力の高い企業とコミュニティをピックアップしました。

エンジニア向け

エンジニア向けのマッチングサービスは数多くありますが、その中でもおすすめしたいのは、以下の3社です。

Tech Stock(テックストック)

Tech Stockは、全登録者数35,000名以上、約20年の実績を有するフリーランスやITエンジニア向けエージェント型マッチングサービスです。目指すスキルアップや将来像をコーディネーターがヒアリングすることにより、最適な案件紹介を行います。

特筆すべきは、直請けや高単価、上場企業案件の多さです。月額報酬80万円以上の高単価案件が多数を占めます。また、プロジェクトマネジメントやコンサルティング案件へのチャレンジについても相談が可能です。

業界最速水準の翌月15日払い、アサイン後のフォローアップ、税理士や社労士の紹介など、案件紹介以外のフォローが充実している点も魅力です。

名称 Tech Stock
設立 2005年2月
タイプ エージェント型
クライアント 企業
得意分野 IT
報酬相場 高単価案件が多い
手数料 無料
主な対応地域 東京、札幌、名古屋、大阪、福岡、沖縄

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レバテックフリーランスレバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、フリーランスのITエンジニアに特化したエージェント型のマッチングサービスです。フリーランス一人ひとりに専任担当者がつきます。累計契約社数5,000社以上かつ常時提案可能案件数4,000件という業界最大級の規模と実績で、大手企業や有名企業からの案件もあります。

高単価の直請け案件が多く、マッチングはもちろんのこと契約までサポートするのも特徴です。案件は単発ではなく、最長6ヵ月までの期間で契約を更新・満了していくスタイルです。常駐案件もあり、収入を安定させたいフリーランスに向いているといえるでしょう。

名称 レバテックフリーランス
設立 2017年8月
タイプ エージェント型
クライアント 企業
得意分野 IT
報酬相場 高単価案件が多い
手数料 無料
主な対応地域 東京、大阪、福岡、名古屋

ハッピーエンジニアハッピーエンジニア

ハッピーエンジニアは、約20年続くフリーランス向けのエージェント型マッチングサービスです。担当者がつき、希望条件のヒアリングや案件の提案、契約更新などをサポートします。月間稼働人数は延べ18,000人超、取引実績は上場企業約20社を含む300社以上です。

金融や流通、小売りといった大規模システムからアプリ開発までと守備範囲が広く、Web系、クライアントサーバー系の言語に強く、インフラ系やネットワーク系、データベース系の案件も数多く取り揃えています。フルリモート案件も豊富で、多種多様な案件があるといえるでしょう。

名称 ハッピーエンジニア
設立 2004年6月
タイプ エージェント型
クライアント 企業
得意分野 IT
報酬相場 幅広い
手数料 無料
主な対応地域 東京
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この記事ではエージェントを選ぶコツを始め、おすすめのエージェントなどをご紹介します。

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クリエイター向け

次に、クリエイター向けのマッチングサービスでおすすめの2社を紹介します。

foriio Creator Match
foriio Creator Match

クリエイターのポートフォリオサービスから始まった、フリーランスクリエイターと企業とのクラウドソーシング型マッチングサービスがforiio Creator Matchです。発注したい企業が登録クリエイターの中から作品や実績を見て発注を決め、直接やり取りします。

登録クリエイター数は6万人超と業界最大級で、31万点以上の作品が登録されています。印刷物や画像、Webサイト、動画、動画編集、キャラクターデザイン、アニメーション、BGM制作など、さまざまな分野のクリエイターが集まるのも魅力です。

関連サービスとして、クリエイターの選定から制作物の進捗管理、納品までをディレクターに依頼できるDirector Matchもあります。こちらは、エージェント型のマッチングサービスです。

名称 foriio Creator Match
設立 2018年
タイプ クラウドソーシング型
クライアント 企業
得意分野 クリエイティブ
報酬相場 幅広い
手数料 クリエイターは無料、企業は制作費の15%
主な対応地域 東京

Direct Creators
Direct Creators

動画制作に特化したフリーランス向けの複合型マッチングサービスに、Direct Creatorsがあります。発注者側が登録クリエイターの映像を見て依頼する形です。

コンペ形式に加えて、クリエイターへの直接依頼(クラウドソーシング型)と企画段階からプロジェクトマネージャーに相談しつつ制作を進める(エージェント型)の3つの方法から選択できます。

Direct Creatorsでは、希望者がすべてクリエイター登録できるわけではありません。登録にはDirect Creatorsの審査を通過する必要があります。

名称 Direct Creators
設立 2016年4月
タイプ クラウドソーシング型・エージェント型
クライアント 企業
得意分野 クリエイティブ
報酬相場 非公開
手数料 クリエイターは報酬の3~8%、企業は無料
主な対応地域 東京

総合

マッチングサービスには、分野を問わず総合的に案件を紹介するものもあります。

CrowdWorks(クラウドワークス)

CrowdWorks

クラウドワークスは、フリーランス向けのクラウドソーシング型マッチングサービスとして、よく知られている国内最大級のプラットフォームです。登録ユーザー数は480万人以上で、仕事の種類は250以上あるとしています。利用企業も78万社以上と桁違いで、クラウドソーシングの草分け的な存在といっていいでしょう。大企業や有名企業だけでなく、自治体、公的機関などからの案件もあります。

クラウドワークスに登録すると、スキルや資格、受注数などの実績がサイト内で可視化されます。活躍するとランクが上がったり、受注件数や評価が高いと「プロワーカー」に認定されたりと、登録者のスキルが分かる認定制度が導入されていることも特徴のひとつです。

名称 CrowdWorks
設立 2012年3月
タイプ クラウドソーシング型
クライアント 企業・個人
得意分野 全般
報酬相場 幅広い
手数料 ワーカー(受注者)は報酬の5~20%、企業は無料
主な対応地域 東京、大阪、福岡

Lancers(ランサーズ)

Lancers

クラウドワークスとともに、クラウドソーシング型の双璧とされるマッチングサービスがランサーズです。こちらも日本最大級のプラットフォームといえます。登録者数は110万人以上で、350種類以上の仕事があり、導入企業も40万社以上です。

大手からベンチャー企業まで多様な案件があり、初心者や中上級者を問わず、幅広い分野の案件を多数抱えています。自分の活動状況が分かるアナリティクス機能や、4段階のランク認定制度などによって、受発注をサポートする仕組みです。

登録者数や導入企業はクラウドワークスに及ばないものの、プロに依頼できることをアピールしていることや1人あたりの受注額の高さから、ランサーのクオリティに自信をもっていることが伺えます。

名称 Lancers
設立 2008年12月
タイプ クラウドソーシング型
クライアント 企業・個人
得意分野 全般
報酬相場 幅広い
手数料 ランサー(受注者)は報酬の15%、企業は5%
主な対応地域 東京

Workship(ワークシップ)

Workship

Workshipは、デジタル領域を中心としたフリーランスや副業人材向けの複合型マッチングサービスです。スキルシェア型とエージェントサービス型があります。案件数は2,100件で、登録者と企業数はそれぞれ43,000人、900社です。リモート案件が多いといえます。

マッチングのシステムにAIを活用していることが特徴です。独自のAI技術により人材をスコア化し、ミスマッチ率を低減させています。月単位やプロジェクト単位での募集もあり、高単価な案件も掲載されていることが特徴です。

フリーランスは成約すると、1万円のお祝い金が贈呈されます。

なお、Workshipという英単語はありません。新しい仕組み作りに挑戦していることから、フリーランスと一緒に仕事をしながら(Work)目的地に向かう船(ship)の意味を込めていると考えられます。

名称 Workship
設立 2018年11月
タイプ スキルシェア型、エージェントサービス型
クライアント 企業・個人
得意分野 全般
報酬相場 幅広い
手数料 ワーカーは無料、企業は成果報酬型
主な対応地域 東京

coconala(ココナラ)
coconala

「知識・スキル・経験を売り買いできるスキルマーケット」をキャッチフレーズにしているcoconalaは、広いユーザー層向けのスキルシェア型マッチングサービスです。サービスの種類は450以上で、会員数は300万人超、出品数は50万件以上という規模となっています。

スキルシェア型の代表格で、必要なときに必要な分だけのスキルを購入可能です。日常生活でのちょっとした困りごとの解決から、プロの仕事までを取り扱う幅広さも特徴といえます。ハイスキルが必要な場合には、PRO認定されている出品者から選ぶという選択肢もあります。

駆け出しのフリーランスが経験を積みたい場合や売りたいスキルが複数ある場合、より多くのクライアントにサービスや商品を効率的に販売したい場合などにおすすめです。

名称 coconala
設立 2012年1月
タイプ スキルシェア型
クライアント 個人・企業
得意分野 全般
報酬相場 幅広い
手数料 販売者22%、購入者5.5%
主な対応地域 東京

コミュニティ

コミュニティは、企業に属さないフリーランスをゆるやかにまとめて組織的に機能させる役割を果たしています。代表的なコミュニティをご紹介しましょう。

フリーランス協会

フリーランス協会

多様な働き方をするフリーランスのために、コミュニティとインフラを整備したいという思いから発足した団体がフリーランス協会です。コミュニティ型とクラウドソーシング型、エージェント型が共存する複合型のマッチングサービスを提供しています。

有料会員数は1万人以上で、法人会員数も270社以上です。無料・有料会員ともにフリーランスデータベースに登録され、オファーを受けられます。有料会員は、賠償責任補償や所得補償制度などといった会員優待が利用可能です。

会員は、フリーランスに有益な情報提供を受けるだけでなく、会員同士の交流・仲間づくり、スキルアップのための勉強会など、オフラインの活動も活発に行っています。政策提言や地方創生など、多様な働き方をする人が安心して仕事をできる環境づくりにも注力しています。

名称 プロフェッショナル&パラレルキャリア フリーランス協会
設立 2017年1月
タイプ コミュニティ型、クラウドソーシング型、エージェント型
クライアント 企業
得意分野 全般
報酬相場 幅広い
手数料 無料会員、有料会員(一般会員)/年会費1万円、法人会員/年会費10万円以上
主な対応地域 東京

FreelanceNow(フリーランスナウ)

FreelanceNow

FreelanceNowは、日本最大級の実名制フリーランスコミュニティです。5,000人以上のフリーランスが所属し、フリーランスとのマッチングがすぐに可能です。企業側の利用実績には、大手企業や有名企業が名を連ねています。

実名制なのは、実名での登録が不可欠なFacebookのグループ機能を利用しているためです。Googleフォームを利用して、仕事の依頼をFacebookグループに自動投稿する仕組みにしています。投稿後は、フリーランスからのコンタクトに仕事の依頼者が対応するという流れです。

最大の特徴は、利用料が一切かからないという点にあります。仕事を探すフリーランスも仕事をお願いしたい企業や個人も無料です。フリーランスはFacebookグループへの登録に審査がありますが、通過すれば求人のお知らせが来る手軽さも人気の秘密といえるでしょう。

名称 FreelanceNow
設立 2020年1月
タイプ コミュニティ型
クライアント 企業・個人
得意分野 全般
報酬相場 幅広い
手数料 無料
主な対応地域 非公開

新しい働き方LAB

新しい働き方LAB

Lancersによって運営されている新しい働き方LABは「個人による個人のための個人同士の成長コミュニティ」として、フリーランスが中心となって活動する全国的な組織です。リアルとネットを融合させたコミュニティを目指しています。

フリーランスのためのマッチングサービスという一面にだけでなく、新たな挑戦や好奇心を刺激する社会実験プロジェクトがたくさん集まっている場所でもあります。「フリーランスチームの力で業績不振の企業をV字回復させることはできるのか」などのテーマは、その一例です。

企業からの指定企画(実験プロジェクト)に参加したり、個人(フリーランス)が発信する自主企画に参加したりするなどして、スキルアップや人脈、新たな気づきを得られます。

名称 新しい働き方LAB
設立 2019年4月
タイプ コミュニティ型
クライアント 企業・個人
得意分野 全般
報酬相場 幅広い
手数料 無料
主な対応地域 国内に多数

リアルイベント

マッチングサービスの最後にご紹介するのは、リアルイベントです。従来から行われているマッチングサービスで、全国津々浦々で開催されています。

交流会

異業種交流会やビジネス交流会は、個人と個人との交流を促すイベントです。自治体や一般企業によって主催され、特定の業界に限定されたり、交流会にテーマが設けられたりする場合もあります。マッチングを主な目的としない場合もありますが、フリータイムなどに見られる活発な名刺交換は、マッチングの役割と果たしているといえるでしょう。

参加には通常、事前登録が必要です。交流会によっては、自分自身の簡単な経歴やマッチングを希望する人材・企業もあらかじめ伝えておくことも可能です。時間が限られているため、積極的に出会いの機会を活用できる人に向いているといえるでしょう。

ビジネスマッチング

ビジネスマッチングは、受注したいフリーランスなどの人材と、発注したい企業などを引き合わせるイベントです。こちらも、自治体や一般企業が主催します。受発注のマッチングが目的のため事前の登録が不可欠で、スキルや資格、経歴などの自己紹介に加えて、希望の仕事も登録しておく必要があります。

一般的には、企業側がブースを出展し、フリーランスが希望企業のブースを順次回るというスタイルです。実際に企業の担当者に会って話がしてみたい人におすすめのマッチングサービスといえるでしょう。

マッチングサービスを選ぶ際のポイント

ここまでマッチングサービスの種類や実際のサービスを見てきました。ここからは、マッチングサービスを選ぶ際のポイントを見ていきましょう。

マッチングサービスを運営する会社の概要

マッチングサービスを選ぶ際には、どのような会社によってサービスが運営されているかを確認しましょう。売上規模や推移、設立年、企業規模や経営状態について
確認しておくことをおすすめします。

ユーザーとクライアントの傾向

興味があるマッチングサービスのユーザーとクライアントを見ておきましょう。そのマッチングサービスが強い業界がどこか、初心者または高度な仕事が求められているのかなど、マッチングサービスの特徴が伺えます。

具体的なサービス内容とサポート体制

マッチングサービスには、いくつかの種類があります。クラウドソーシング型やエージェント型など、希望するサービスかどうか確認しましょう。契約などのサポートを利用したい場合は、サポートが充実しているかも確認が必要です。有料サービスが設けられている場合、無料との線引きがどこにあるのか調べましょう。

報酬相場と手数料

マッチングサービスによって、高単価の案件が中心なのか、低価格案件も含めて幅広い案件を取り扱うのかは異なります。自分が求める報酬と相場が合うか確認しましょう。

報酬の支払いサイクルや最低振込金額、案件ごとの手数料や銀行口座への振込手数料もフリーランスにとっては大切です。手数料は、積み重なると大きな金額になりますので、しっかりと確認しましょう。

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登録方法

登録段階で重要なのは、自分の経歴やスキル、作品などについて、どこまで詳しく書けるかです。しっかりと自分の強みをアピールできるかどうかで、マッチングの質が変わってきます。

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安定して案件を獲得するためのマッチングサービスの上手な活用方法

安定した収入とスキルアップをしていくには、継続的に案件を獲得するのが不可欠です。そのためには、マッチングサービスを上手に活用することが重要です。ここでは安定して案件を獲得するための、マッチングサービスの活用ポイントをご紹介します。

自分のスキル・経験に適したサービスを利用する

マッチングサービスには「上流工程の案件に強い」「未経験OKの案件が存在する」「特定の職種の案件が強い」などそれぞれ特徴があります。そのため、サービス登録の際は自身のスキル・経験にマッチしたサービスを利用することが重要になります。適切なサービスを選択するためにも、自分のキャリアの棚卸しをしておきましょう。

いつ、どこで、どのような経験を積んでスキルアップしてきたのかを客観的に整理していきます。具体的には、携わってきた業界や所属していた企業規模、部署人数、担当業務などを具体的に書いておくと、自身のスキルを発揮してきた環境や案件が分かりやすく整理できます。

複数のマッチングサービスに登録する

今回ご紹介したようなマッチングサービスの情報収集や比較をした上で、いくつかのサービスを選びます。登録は無料ですが、対応が煩雑になりすぎない程度に複数登録しておきましょう。同じような案件内容で報酬が高く自身が希望する働き方ができる案件に出会うためには、複数のプラットフォームを跨いで比較をしたほうが効率的です。

また複数のクライアントがいることで、案件が途切れにくいというメリットも得られます。複数のクライアントを見つけるためにも、マッチングサービスも複数登録しておくと良いでしょう。

希望条件の整理と優先順位づけを行う

希望する案件の条件を洗い出しておきましょう。条件ごとに優先順位をつけておくと、マッチングの成功率やスピードが改善されます。譲れるものと譲れないもの、どちらでもよいものに分類するなどしておきましょう。自分の生活を守るために、最低限必要な単価を決めておくことも重要です。

案件単価が適正かを確認する

クライアントが提示する案件単価が適正かを確認しておくことも重要です。マッチングサービスの案件は、クライアントによって案件単価が異なります。多くは適正価格ですが、なかには低めに設定されている案件も存在するため、しっかりと単価と内容が適しているかを確認しましょう。具体的には、時給換算を行う、似た案件の単価と比較することで、適正価格か確認できます。

信頼できるクライアントと取引を行う

安定して案件を獲得するためには、信頼できるクライアントと取引を続けることが重要です。クライアントと信頼関係を築ければ、継続的に案件をもらえやすくなります。そのためにも、日頃の連絡やコミュニケーションなどを円滑に行うように心がけましょう。

また、交流会やビジネスマッチングなどのリアルイベントを開催しているサービスもあります。こうしたリアルイベントでクライアントと関係を構築することで、より案件が獲得しやすくできるでしょう。

積極的にアプローチ(営業)をする

マッチングサービスでは、クライアント側からのスカウトがありますが、それだけでは案件の継続的な獲得は難しいでしょう。自分で積極的に営業メールを送ったり、案件をこまめにチェックして応募したりするといったアプローチが不可欠です。ポートフォリオやプロフィールページを充実させ、クライアントの目に止まりやすくするなどの、工夫も必要です。

まとめ

個人で事業を営むフリーランスにとって、仕事を獲得する営業活動は欠かせません。しかし、営業活動をしている間は売上があがりません。開発や制作などの実務に注力するためにも、マッチングサービスの利用をおすすめします。単発や継続の仕事を上手に組み合わせれば、収入の増加や安定化も図れるでしょう。まずは、自分に適したマッチングサービスを選ぶことから始めましょう。

 

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