フリーランス

フリーランスの履歴書の書き方は?テンプレートもご紹介

更新日 2024/03/21

フリーランスの方の中には「フリーランスなのに履歴書が必要なの?」と思っていた方も多いかと思います。しかしフリーランスとして活動していくと、なにかと必要となることが多い履歴書。
今回の記事ではこれからフリーランスになる方が知っておくべき、「履歴書の必要とするシーン」から、既にフリーランスとして活躍されている方も活用できる「質の高い履歴書の書き方」についてご紹介します。

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フリーランスが履歴書を必要とする状況

フリーランスになろうとお考えの方やフリーランスになったばかりの方の多くは、「フリーランスなれば履歴書を書く必要もない」と思っていらっしゃるかと思います。しかし実際には以下のようなケースで履歴書を必要とすることがあるのです。

新規の契約を結ぶ時

大抵の場合、企業から案件を受注する際に履歴書の提出を求められることはありません。しかし、受注した企業が大手の企業となるとあなたの経歴や実績の確認として、履歴書及び職務経歴書を求められる事があります

クライアントが指定した履歴書・職務経歴書の書式が送られてくる場合もあります。その場合には、書式に沿った内容にて作成を行いましょう。

長期の契約を結ぶ時

長期で契約する必要のある案件の場合は、クライアントから履歴書・職務経歴書の提出を求められることがあります。そして企業への採用時と同様に、履歴書での書類選考が行われることがあります。

履歴書・職務経歴書で選考されることから、書き方や記入すべき事項を把握しておかなければ、受注へと結びつかない可能性があります

また、当然ですが選考基準もクライアントによって変わってくるので、下記企業の選考基準の傾向を調査してみることや、実際に同企業から仕事を受け取ったことのある方に話を聞いておくなど、入念に情報を得ておくことで、記入すべき内容の参考になります。

案件紹介サービスに登録をする時

認知も拡大し、近年のフリーランスが利用するのが当たり前となっている案件紹介サービス。 自ら積極的に仕事を取りに行くことが苦手な方や、作業をする時間に重点を置きたい方・安定した仕事の獲得ができない方など、こういったサービスに登録をする際にも履歴書(もしくは指定されたスキルシート)の提出が必要となってきます

弊社が運営する「フリーランスのエンジニア・コンサルタントへの案件紹介サービス、Tech Stock」でも案件ご紹介の際には履歴書が必要となります。

案件紹介サービスとは

組織に縛られずにフリーで働きたいというフリーランスのニーズと、人材不足が問題となっているIT・Web業界のマッチングをしてくれるフリーランスに向けたお仕事紹介サービスを指します。

案件を豊富に抱えており、マッチングまでのスピードが速く、フリーランスがやらなくてはいけない業務(営業・交渉)を引き受けてくれるなど、登録をしておくとメリットがあります。

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履歴書(スキルシート)の「基本的な」書き方

開業届をだしていないフリーランスの書き方:例

仕事を受け始めた時期を活動開始日として記入することが一般的。 正社員や契約社員として仕事をしていた時には、職歴の欄に入社・退社・配属といった類の言葉を使用しますが、フリーランスの場合には使用しません。

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平成29年3月 個人事業主として活動開始
フリーライターとして仕事に従事
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開業届をだしていたフリーランス(個人事業主)の書き方:例

開業届に記載した開業日をフリーランスとして活動を始めた年月として職歴に書きましょう。 開業届を出しているので、職歴欄には『個人事業主』と記入します。

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平成29年3月 個人事業主として開業(○○○○デザイン事務所を設立)
WEBデザイナーとして仕事に従事
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案件紹介サービスを利用していたフリーランスの書き方:例

上記、フリーランス活動開始時期に加え、請け負ってきた実績を記載していきます。 なお守秘義務がある案件では社名を記載しないように注意しましょう。

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平成29年3月 ○○○○(利用サービス名)に登録
平成29年4月 ○○○○株式会社の仕事を請け負う
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ここで差がつく!! 履歴書に書くときに気を付けるべきこと

保持スキル・実績・資格(詳細は職務履歴書に記入)

案件の規模や数など、具体的な数値を記載することで経験を採用担当者に伝わりやすい実績となります。 また、実績だけに関わらず、スキル・資格など応募先企業が求めている人物像はそれぞれ違います。

上記を意識しながら、すべてを記載するのではなく、応募先企業に必要とされる内容から優先して記載をしていき、即戦力であることをアピールすることが大事になります。

現在、必要となるスキルを所持していない場合など、自己啓発に励んでいる事があればその旨も記載することで前向きに業務に取り組む姿勢をアピールすることができます。

フリーランス経験をプラスに!志望動機で自身をアピール!

会社員でいる方に比べ、経理や営業など幅広い経験をし、経営者視点を持っていることは高い評価につながります。 一方で、企業側がフリーランスの方を採用する際に懸念するのが、チームプレイや職場での人間関係を築けないのではないかということです。

コミュニケーション能力や協調性、環境への適応力などチームで仕事をすることに問題がない人物であることを企業側にわかってもらうことができれば、安心して採用してもらえると思います。 実績や、コミュニケーション能力だけでなく、個人ではできない案件を手掛けてみたいなど、応募先企業にとってもメリットのある志望動機が作成できるように意識して書いてみましょう。

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フリーランス向けのおすすめ履歴書テンプレート

では実際に上記の点を踏まえて、ご自身の履歴書を書いてみましょう。ここでは、フリーランスの方に向けたおすすめの履歴書テンプレートをご紹介します。

履歴書・職務経歴書テンプレート(Excel・Word・PDF)無料ダウンロード/リクナビNEXT
転職サイト「リクナビNEXT」が提供する履歴書・職務経歴書のテンプレートです。Word、Excel、PDFの3種類で配布しているため、好みに応じて選択できます。

9種類からベストが見つかる履歴書テンプレートの無料ダウンロード/転職Hacks
転職情報サイト「転職Hacks」が提供する履歴書テンプレートです。厚労省や市販されている履歴書、学歴・職歴が小さいテンプレートなど9種類あるため、自分にあった履歴書を見つけられます。

まとめ

フリーランスの方の中にはフリーランスでいた期間の説明がしにくい、マイナスになると考え、履歴書には省略して記載する方が多いと聞きます。 書き方さえわかれば、フリーランスである自分をしっかりとアピールできるツールになります。

いざ必要となった時に慌てることなく履歴書の作成を行うことのないように、まずは上記のテンプレートを使用して、「今までどんなことをやってきたか。」「これからなにをしていきたいのか」を書き出してみることをおすすめいたします。

 

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