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デスクワークに最適な椅子って?おすすめオフィスチェア6選!選び方も解説!
エンジニアの仕事は長時間デスクワークで集中することが求められます。よって、作業環境を快適にしようと思えば開発環境も大切ですが、意外と重要になるのが、使っているオフィスチェアです。オフィスチェアなんか座れれば良いと思われるかもしれませんが、オフィスチェアによって座り心地や、体の凝り具合、作業への集中力などが大きく変わります。本記事では快適に仕事をするためのオフィスチェアの選び方について説明します。

1.オフィスチェアの選びのポイント
オフィスチェア選びのポイントは、まず機能で比較するということです。オフィスに調和したり、かっこいいオフィスチェアが良いと思われるかもしれませんが、長時間その上に座るものなので、まず機能性を重視した方が良いでしょう。ここでは、オフィスチェア選びのポイントとなる「アームレスト」「フットレスト」「背もたれの高さ」「ロッキングの種類」「張地の種類」「座り心地」の7つのポイントについて説明します。
1.アームレストがあるか
1つ目のポイントはアームレストです。アームレストとはオフィスシェアの左右についているひじ掛けのことを指します。アームレストの上で肘を固定しながらキーボードを打った方が肩の凝りが少なくなります。
良いオフィスチェアの場合、アームレストがあるというだけではなく、上下や角度を調整したり、前後にスライドできるタイプのアームテストもあります。
アームレストがあることのデメリットは左右の幅が制限されるということです。例えばふくよかな人はアームレストがあることによって窮屈に感じるかもしれませんし、凝りをほぐすために腰をひねったりすると邪魔になることがあります。
ちなみに、オフィスチェアには付属していませんが、手首を保護するアイテムとしてリフトレストという器具もあります。アームレストのオフィスチェアを使っても前腕や手首が凝るという場合はリフトレストの併用もご検討ください。
2.フットレストがあるか
2つ目のポイントはフットレストです。フットレストとは足置きのことを指します。デスクワークをしている最中、上半身は動きますが、下半身は動かないので、下半身はできるだけリラックスできる姿勢を保っておいた方が良いです。下半身が窮屈な状態で作業していると下半身がむくみ、最悪のケースではエコノミー症候群になることもあります。
フットレスト付きのオフィスチェアを使うと、ただ足を床に置いているときよりも、太ももの裏が浮き足の先が膝よりも前に来るので血流改善の効果が期待できます。
下半身がむくみやすいという人はフットレスト付きのオフィスチェアを利用した方が良いでしょう。
ちなみに、フットレストはオフィスチェアに付属されていなくても、単体で購入することも可能です。
3.背もたれの高さ
3つ目に気をつけたいポイントが背もたれの高さです。背もたれの高さによってオフィスチェアはローバック、ハイバックの2種類に分類できます。
ローバックは座ったときに肩甲骨のあたりまで背もたれがあるオフィスチェアで、価格が安く、高さも無いのでオフィスにすっきりした印象を与えることができます。
一方でハイバックは背もたれが高く、頭の所程度までを背もたれがカバーしているオフィスチェアのことを指します。価格は高めですが、背もたれにもたれかかることができるので休憩がしやすいです。背もたれが高いオフィスチェアの場合、頭の部分をサポートするヘッドレストが付属している場合があります。
機能性のことだけを考えるのならばハイバックのオフィスチェアの方がデスクワークには向いているでしょう。
4.ロッキングの種類
4つ目のポイントがロッキングの種類です。ロッキングとは背もたれにもたれかかった時に背もたれがどのように倒れるかということです。背もたれが固定されていると体重を預けても背中を伸ばすことができないのでリラックスすることができません。よって、多くのオフィスチェアでは背筋を伸ばせるようにロッキング機能がついています。
ロッキングには、大きく分けて背もたれだけロッキングするパターン、オフィスチェア全体がロッキングするパターン、背もたれと座面がシンクロしてロッキングするパターンの3種類があります。一般的に後者になるほど、オフィスチェアの上でリラックスしやすいと言われています。
5.張地の種類
張地とは椅子に使われている生地のことを指します。布や革、メッシュ素材などのさまざまな生地があり、座り心地を決める上で重要な要素です。革のような素材の方が滑らかで座り心地が良いと思われるかもしれませんが、長時間座る場合も重要な要素で、汗をかきやすい人などの場合はメッシュ生地の方がかえって快適に作業ができるかもしれません。
長時間座っても快適に過ごせるという基準で張地を選んだ方が良いでしょう。
6.座り心地を確認する
上で挙げた5つの基準はあるものの、最終的には実際に座ってみて座り心地がどうかというのが一番重要な基準です。良い椅子は機能だけではなく、使用者によっても決まります。
つまり、使用者の体形やストレッチの方法、体質によっても、どのようなオフィスチェアが一番快適なのかも変わってきます。
カタログのスペックだけで選ばずに、できれば店舗などで座り心地も確認するようにしてください。
2.おすすめオフィスチェア6選
以上のことを踏めて、エンジニアにおすすめのオフィスチェアを7つ紹介します。
1.アーロンチェア(HermanMiller)

機能
・アームレスト:○
・フットレスト:×
・背もたれの高さ:ハイバック
・ロッキングの種類:背もたれと座面がシンクロ
・張地の種類:メッシュ
・価格帯:10万円~20万円
2.エルゴヒューマンプロ(Ergohuman)

機能
・アームレスト:○
・フットレスト:×
・背もたれの高さ:ハイバック
・ロッキングの種類:背もたれがロッキング
・張地の種類:メッシュ
・価格帯:5万円~10万円
3.コンテッサ(オカムラ)

機能
・アームレスト:○
・フットレスト:×
・背もたれの高さ:ハイバック
・ロッキングの種類:背もたれがロッキング
・張地の種類:布(背面はメッシュ)
・価格帯:15万円~20万円
4.スピーナチェア(ITOKI)

機能
・アームレスト:○
・フットレスト:×
・背もたれの高さ:ハイバック
・ロッキングの種類:背もたれがロッキング
・張地の種類:布
・価格帯:5万円~10万円
5.オフィスチェア インスパイン(KOKUYO)

機能
・アームレスト:○
・フットレスト:×
・背もたれの高さ:ハイバック
・ロッキングの種類:シンクロロッキング
・張地の種類:布・ポリエステル
・価格帯:10万円~15万円
6.フリーダム(Humanscale)

機能
・アームレスト:○
・フットレスト:×
・背もたれの高さ:ハイバック
・ロッキングの種類:シンクロロッキング
・張地の種類:革
・価格帯:15万円~20万円
3.まとめ
以上のようにオフィスチェアを選ぶ際の機能の6つのポイントとオススメオフィスチェアについて7つ紹介してきました。今回はデザインや価格のことを除いて機能を中心に説明してきました。ただし、自分に機能が合致したオフィスチェアに座ることは何よりも重要です。
オフィスチェアは簡単に壊れるような消耗品ではありませんし、エンジニアは1日の大部分をオフィスチェアの上で過ごします。よく、生活を豊かにするためには良質な睡眠が必要なので、寝具にはお金を掛けてでも拘った方が良いと言いますが、時間で比較するとオフィスチェアも生活に重要な影響を与えます。
少し値段が張る商品であったとしても、生活や仕事の効率に与える影響を考えると、それ相応の価値があると考えられるので、ぜひ自分に合ったオフィスチェアを探してください。
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