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JavaScriptは1995年に誕生し、当初は静的なページの開発に使用されていましたが、2005年Microsoftにより、非同期通信のAjaxという技術が開発されて、JavaScriptは一気に普及しました。現在では、非常に多くのライブラリやフレームワークが登場し、アプリケーションのフロントエンド開発をする上で欠かせないプログラミング言語となっています。今回はそんなフリーランスのJavaScript案件についてのトレンド情報をご紹介します。

目次

1.JavaScriptとは

1.JavaScriptの特徴

まずはJavaScriptの特徴を理解しておきましょう。大きくは3つあります。1つずつ見ていきましょう。

①スクリプト言語である
JavaScriptはスクリプト言語です。スクリプト言語の定義は明確にはありませんが、簡単に書き換えが可能で、日本語では「簡易言語」や「軽量言語」と呼ばれています。またJavaScriptはオブジェクト指向も持ち合わせているので、可読性が高く、保守性の高い開発が可能です。

②フロントエンド開発で活躍する
JavaScriptは前述したAjaxのようにサーバーへのリクエストが不要で、ブラウザ上での様々な動作を実装できます。次の章で触れますが、JavaScriptはライブラリやフレームワークが豊富なため、UI設計をする際、簡単にモックアップが作成できるので、フロントエンドの開発では不可欠なプログラミング言語となっています。

③初心者にも覚えやすい
1つ目の特徴でも前述したように、JavaScriptはソースコードがシンプルで書きやすく、コンパイルが不要なので、そのまま動作するため初心者には覚えやすく、簡単に楽しく習得が可能です。エンジニアの方はJavaScriptから覚えた人も少なくないのではないでしょうか。

2.JavaScriptで使用されるフレームワーク

JavaScriptには多くのフレームワークが存在します。今回は代表的なもの、かつフリーランス向けの案件でも必須スキルとしてよく出てくるフレームワークをご紹介します。

・AngularJS
AngularJSは2010年にGoogleによって開発されました。特徴としては、AngularJSだけでWebアプリケーションを開発することができ、大手企業でもよく採用されているので、多くの記事やチュートリアルが存在します。フリーランスの案件でも見かけることも少なくありません。デメリットとしては仕様が多く、独自機能があるため、学習コストが高いと言われています。

・Backbone.js
Backbone.jsはMVCフレームワークに種別され、大規模なWebアプリケーションの開発で活躍するフレームワークと言われています。AngularJSと違って、軽くてシンプルなフレームワークなので、学習コストが低いと言われています。Twitterの開発でも採用されています。

2.JavaScriptの最新のニーズ・トレンド

1.世界で見るJavaScriptのニーズ

JavaScriptの由来や特徴を理解したところで、世界的なJavaScriptの注目度を見てみましょう。
下図をご覧ください。

https://www.tiobe.com/tiobe-index/

これは、オランダのTIOBEが公開している「TIOBE Index」というサイトから引用したもので、Google、Yahoo!、Bing、百度(バイドゥ)など、世界で使用されている検索エンジンの検索結果を踏まえ、言語別・年度別でどれだけ話題になったかが分かります。JavaScriptは8位と上位に位置していて、前年比でも1.25%伸ばしており、話題性の高い言語といえます。

2.日本国内のJavaScript求人の動向

次に日本国内を見てみましょう。まずはグーグルトレンド。

https://trends.google.co.jp/trends/explore?date=today%205-y&geo=JP&q=JavaScript

過去5年間の検索トレンドを抽出しました。月単位で見たときには波があるものの、年単位で見たときに検索ニーズの大きさには変化がないことが分かります。

次に日本国内の求人を見てみましょう。

筆者が運営しております、フリーランスエンジニア向けの案件紹介サイト「テックストック」のJavaScriptのフリーランスエンジニアの案件数において下記の傾向が見られました。

・2016年と比較し、2017年は134%JavaScript案件が増えている。
・2017年のエンジニア全案件の中でJavaScript案件は約5%


エンジニア全体の案件の割合から見るとそこまで多くはないですが、JavaScriptの案件数は上昇傾向にあります。JavaScriptの案件をお探しでしたら、是非「High-Performer engineer」に登録し、ご相談ください。

3.JavaScriptエンジニアの正社員とフリーランスの報酬の違い

1.正社員JavaScriptエンジニアの年収

ここでは正社員のJavaScriptの平均年収を見てみましょう。下図をご覧ください。

http://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2017/0810.html
スタンバイ(https://jp.stanby.com/)調べ

こちらは、ビズリーチが運営している求人検索エンジンの「スタンバイ」が発表している2017年度のプログラミング言語別の年収ランキングです。JavaScriptは平均年収536万円と9位に位置しています。前年の平均年収が555万円で5位から4ランクダウンしています。ただ、金額的には19万円しか変わらないので市場価値としては依然高く、ランクダウンしているのは、ScalaやKotlin、Swiftの急激なニーズの高まりの影響が大きいです。トップ10の平均年収は前年より上昇しているので、エンジニア全体の市場価値が高まっているとも言えます。

2.フリーランスJavaScriptエンジニアの報酬

フリーランスJavaScriptエンジニアの報酬はどうでしょうか。
フリーランスエンジニアでは経験年数に応じてもらえる報酬は変わります。下記をご覧ください。
※弊社運営の「テックストック」の実績を参考に算出していて、週5日間稼働した場合の金額です。

実務使用経験6か月:月額報酬30万円程度
実務使用経験1年:月額報酬40万円程度
実務使用経験2年:月額報酬50万円程度
実務使用経験3年:月額報酬60万円程度
実務使用経験5年:月額報酬70万円程度

自分が経験している年数と照らし合わせて、年収を算出してみてください。正社員の多くのJavaScriptエンジニアの方が年収アップするのではないでしょうか。JavaScriptの経験年数だけでなく、マネジメントスキルやフレームワークの習得によっても収入は変わりますので、その点は次の章で説明します。

4.フリーランスJavaScriptエンジニアに求められるスキル

1.フリーランスJavaScriptエンジニア案件

それでは実際にフリーランスエンジニア向けの案件紹介サイト弊社運営の「テックストック」のJavaScript案件を見てみましょう。
ERP改修案件
【月額報酬】75万円
【業種】通信・IT関連
【業務内容】
・通信事業者の情報システム部におけるERPパッケージ改修業務
・ERP領域:稟議領域、支払依頼領域、経費精算領域、人事領域
【必須経験/スキル】
・jQueryを用いて使いやすいUIをもった業務画面デザイン・構築経験がある方
・Javaアプリケーションフレームワーク(Spring、MyBatis)の知識、開発経験がある方
・JavaScriptライブラリ等(handlebars.js、backbone.js、Node.js)の知識、開発経験がある方歓迎
・Flexでの開発経験がある方歓迎
・HTML5、CSSの知識、開発経験がある方歓迎
・テーブル設計経験がある方歓迎


JavaScriptのプログラミング経験だけでなく、サブ言語のスキル、更にリーダー経験が求められていますので、JavaScriptの開発経験の経験年数は問われなくても報酬金額は相場より高くなっています。自分であればどんな案件にチャレンジできるか気になりましたら「テックストック」に登録し、お気軽にご相談ください。

2.よく出てくるエンジニア求人で求められるスキルセット/収入を上げていくには?

上記を踏まえ、エンジニアとしてどういうスキルを身に着けていけばいいのでしょうか。
大きくは3つかなと思います。

①コアとなるメインの言語におけるプログラミングスキルを深めるだけでなく、フレームワーク、ライブラリの習得も並行して行う
フリーランスエンジニアとして市場価値を高めていくためには何が必要か。コアとなるメイン言語のプログラミングスキルを身に着けるだけでなく、フレームワークの習得が必須です。正社員では必須スキルとして、フレームワークが求められることはあまりありませんが、フリーランスではフレームワークのスキルを求められるケースが非常に多いです。フレームワークを習得している方ならお分かりかと思いますが、開発効率を上げることができ、エンジニアの人数が多い際に、ソースコードの統一が図れるため、スムーズに開発が進みます。本記事を読んでいらっしゃる方はJavaScriptを得意とするエンジニアの方が多いと思いますので、1章でお話したフレームワークの習得をお勧めします。

②マネジメントやクライアントとの折衝に携わる機会があれば積極的にその業務を取りに行く
プロジェクトに入っていると自分の担当ではなくても、マネジメントが出来る人が不足しているので、積極的に手を挙げればエンドユーザーとの折衝やマネジメントが出来る機会も多いと思います。自分の担当外だとしてもチャレンジするようにしましょう。そこで評価されれば、次の案件の参画時に報酬アップを狙えます。

③UXを意識したJavaScriptのスキルを深める
現在は使いやすさを追求した多くのWebサービスが登場し、様々なUXを想定し、UI設計がなされています。フリーランスの案件でも、自分が担当するサービスやシステムのユーザーのユースケースを抜けもれなく想定する力が求められます。UI、UXの設計力を深められれば、自身の市場価値を上げることにもなるので、その点も意識してスキルを習得することをお勧めします。

5.まとめ

いかがでしたか?
JavaScriptエンジニアの求人、案件自体のニーズ、もらえる報酬についてご理解いただけたかと思います。もっと詳しい案件の内容や自分であればどんな案件にチャレンジできるか気になったら、是非一度「テックストック」までご相談ください。