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エンジニアとしてスキルを深めていくのであれば、切っても切れない関係にあるフレームワーク。特にフリーランスのエンジニア案件では特定のフレームワーク経験が求められることが多いです。今回は未だに最も使われているプログラミング言語Javaのフレームワークについてご紹介したいと思います。

目次

1.フレームワークについて

Web制作現場におけるプログラミングでは、フレームワークを頻繁に使っています。とは言っても、この「フレームワーク」がどのような技術のことなのかを理解できていない人も少なくないでしょう。まずは、フレームワークの基礎知識や特徴を確認していきましょう。

1.そもそもフレームワークとは

「骨組み、枠組み」といった意味を持つフレームワークは、アプリケーションソフトを開発する際などに必要な機能や構成、ライブラリなどがまとまった骨格のことを指しています。これを活用することによって、正しい構成のプログラムを簡単に作ることができます。

2.開発現場でフレームワークを活用するメリット

フレームワークを導入するメリットは大きく3つあります。今回はJavaに絞っておすすめのフレームワークをご紹介しますが、どのプログラミング言語でも共通していることです。

・開発効率の向上
フレームワークにはさまざまな既存の機能が搭載されています。近年、Webアプリケーションの開発は大規模化が進み、開発にかけられる工数は短縮化されつつあります。既存の機能に加えて、開発者がさらに機能を追加することで開発効率の向上に繋がります。

・コードの書き方統一
案件の大規模化により、開発に携わる人員も増加しています。それぞれが別々で進めてしまうと、それを組み合わせる際に大きな問題となってしまいます。フレームワークが導入されれば、書き方を統一することができ、保守性や拡張性などを確保することができます。

・バグを事前に防ぐ
正確なコードを書いても、バグが出てしまうことがあります。フレームワークでは、よく出てくるバグや事前に想定されているバグを防ぐように設計されています。結果として、自力で書くときに比べてバグが出にくくなる傾向にあります。

2.お勧めフレームワーク5選

Javaと言えば歴史も長く、利用人口も多いことで知られています。そのため、数多くのフレームワークが存在します。ここでは、2018年のトレンドに沿って、おすすめのフレームワークをご紹介していきます。細かな違いを見極めて、特徴をつかんでいきましょう。

1.Springの特徴

2003年に開発され、DI(Dependency Injection)コンテナという環境に依存する機能を外部から提供可能とする方法が特徴的なオープンソースです。主に7種類のモジュールで構成されており、Javaプラットフォームで動作するさまざまなアプリケーションに適用できます。世界中でSpringを採用しているシステムも増えてきています。

2.Apache Strutsの特徴

2001年頃から使われている、Javaではもっとも有名なフレームワークとして知られています。MVC(Model View Controller モデル・ビュー・コントローラ)モデルを採用しています。アプリケーションデザインの手法のひとつであり、Struts2ではさまざまな改良もされています。フレームワークとしての歴史はあるものの、近年では脆弱性の発見などによって別のフレームワークへ移行するユーザーも増えています。

3.playframeworkの特徴

Javaのみならず、ScalaというJavaと親和性の高い言語でも使用することができます。「Ruby on Rails」や「Django」に大きく影響を受けており、CPUリソースやメモリ使用量が少ないため、軽量さと高い生産性を持ち合わせています。また、ServletやJSPを使わずに新たなアプローチでアプリケーション構築を行うことができます。

4.JSFの特徴

2004年に開発されたJavaの標準フレームワークで、JavaEEの仕様に採用されています。Apache Strutsと同様にMVCを採用しているものの、コンポーネントベースフレームワークという点や、表示にXML方式のHTMLを採用するなどの違いがあります。HTMLの場合はブラウザでそのまま表示されるため、デザインの確認がしやすくなっています。

5.SAStruts(Super Agile Struts)の特徴

Strutsをベースとして開発された、日本のオープンソースフレームワークです。Strutsを使った開発では設定ファイルの煩雑さが問題点として挙げられますが、SAStrutsでは設定ファイルの自動生成機能で解消しています。ホットデプロイ機能を採用していることからも、よりスピーディーなプログラミングを行うことが可能です。

3.各フレームワークのトレンド、違いについて

まず、JSFやStrutsは昔からある技術ということもあり、新技術の登場によってシェアを奪われてしまう可能性があります。さらに言えば、Strutsの脆弱性問題によって他のフレームワークに移行するユーザーが増えている傾向にあります。

近年、上昇傾向にあるSpringがさらに注目を集める可能性もあります。しかしながら、目的に沿ったフレームワークを使用する人も増えており、ひとつのフレームワークが突出して出てくることはないでしょう。

4.フレームワークを習得するとフリーランスエンジニアにとってどんなメリットがあるの?

フリーランスエンジニアは、効率的な仕事が求められます。開発をゼロから行おうとすると、多大なコストと時間を要してしまいます。フレームワークを活用することは、すでに出来上がっているものを改良するだけなので、使い方をある程度熟知していれば開発時間の短縮に繋げることができます。

5.まとめ

フレームワークの活用で開発の効率化は見込めるものの、エンジニアの技術力の向上は期待できません。しかしながら、Javaの場合は求められる技術として特定のフレームワークが指定されていることがあります。とは言っても、フレームワークによってコーディング内容や設定などの違いで作業量に大きな差があるのも事実。状況に応じたフレームワーク選びを心掛けてくださいね。