フリーランス
フリーランスになりました。名刺はどうすればいいの?
会社員からフリーランスになると、名刺はどうしたらよいのかお悩みの方がいらっしゃるのではないでしょうか。名刺は必要ないとお考えかもしれませんが、実はフリーランスにも名刺は必要です。ここではどのように名刺を作るのか、また必要な項目は何かをご紹介します。

1.そもそもフリーランスに名刺が必要な理由
フリーランスであっても、名刺交換の場があります。折角のビジネスチャンスなのにその都度「名刺はありません」というわけにはいきません。また名刺を渡しておくことで、さらにお客様を紹介してくれることもあります。
連絡先を相手に渡しておくことにより、その場では契約まで至らなくても将来的に契約へとつながることもあります。会社のように検索してもらうことができないため、フリーランスにとって名刺は重要です。
2.フリーランスの名刺に必要な項目とそれぞれの注意点
それでは、フリーランスが名刺を作る時に何が必要なのでしょうか。基本的には会社員と同じ内容が多いのですが、フリーランスならではの注意点もあります。
1.名前(屋号)
屋号は相手にどんな業務をしているか、はっきりとわかるものが良いです。名刺をみただけで、何を専門にしているかを伝える必要があります。またあなたがどんな人なのか、ある程度のプロフィールがあった方が相手に好印象です。
2.職種・肩書・資格
フリーランスをする上で、相手に最も伝えたいのが仕事の内容、肩書や資格です。フリーランスは相手に伝えない方がよいこともあるのですが、この項目は最も丁寧に、相手に伝わるように記載が必要です。
3.住所
フリーランスを始めたばかりの時は、自宅で行うことが多いでしょう。一人暮らしのこともあれば、家族と同居の場合もあると思います。会社員であれば会社の住所を載せることができるのですが、フリーランスはそうはいきません。名刺を交換した人に住所を知らせていては危険を伴います。
そのため、住所を知らせる時は郵送物が必要な時だけで、名刺に記載するのは控えましょう。
4.電話番号
住所と同じ理由で、固定電話を記載するのはおすすめできません。IPアドレスを取得するか、携帯電話番号を載せるのがよいでしょう。
5.メールアドレス
お客様とメールアドレスを使って連絡をとることが多くなります。そのためメールアドレスの記載は必須です。フリーアドレスでも可能ですが、できれば独自ドメインをとった方が信頼性は高まります。
6.運営しているサイトURL
仕事に関連して運営しているサイトがあれば、URLを載せるようにしましょう。しかしWEBサイト上に住所など個人情報を載せる場合は十分に気を付ける必要があります。あくまで業務内容や実績が分かる内容が好ましいです。
7.SNSアカウント
SNSは使い方によっては、大きな営業をするためのツールとなります。しかし個人用のアカウントでなく仕事用のアカウントを載せることをおすすめします。
8.その他アピールしたいこと(ポートフォリオなどのQRコード)
フリーランスは実績を相手に伝えることが大切です。たとえばイラストレーターであれば、実際に自分で描いたイラストを名刺に入れると相手に伝わりやすいです。
またこれまでの実績がわかるポートフォリオをお持ちであれば、QRコードを名刺に記載するとよいでしょう。
3.名刺作成を自分でやるか業者に任せるか
名刺は自分でデザインすることも、業者に任せることもできます。業者であれば全てお任せすることができるのですが、デザイン関連の業務であれば宣伝になります。さらにデザインに自信がなくても、制作ツールを使うこともできるのです。
1.名刺作成を自分でやるメリット
名刺を自分で作るとコストを抑えることができ、自分好みのデザインにすることができます。またデザイン関連の仕事をする場合は、名刺を使ってアピールをすることもできます。デザインに自信がない場合でも、名刺製作ツールを使うことによりプロのデザインのような名刺を作ることができます。
2.名刺作成を業者に任せるメリット
プロに任せることにより、デザインが苦手な方でも安心です。業種にあったデザインを、短期間で制作してくれる業者が多く存在します。
4.おすすめ名刺制作ツール3選
名刺の制作ツールは、それぞれに特徴があり使いやすいツールを選ぶことが大切です。ここで特におすすめの名刺製作ツールをご紹介します。
1.Canva

2.スタプリ名刺

3.Design MAKER

5.まとめ
フリーランスは会社員と違って、自宅が事務所となる場合が多いため住所、電話番号などむやみに記載すると危険が伴います。そのため、全ての情報を載せる必要はありません。また名刺を2種類、最低限の情報のものと詳しい情報を載せたものを用意する方法もあります。
しかしどんな内容の業務をしているかは、名刺をみただけではっきりとわかるようにする必要があります。自分で作ることもできますし、業者に任せることもできます。
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※以下は、2023年4月時点の情報をもとに作成しています。
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