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iOSエンジニアの仕事とは?将来性や年収、求められるスキルを解説

更新日 2024/11/18

iOSエンジニアは、Apple社が開発したiOSで動作するシステムやアプリを作るエンジニアです。同社の製品として広く認知されているiPhoneは、そのブランド力や開発力などから、国内外を問わず根強い人気があります。

本記事では、iOSエンジニアの仕事内容をはじめとして、年収や将来性、求められるスキルなどについて解説します。

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iOSエンジニアとは

まず、iOSエンジニアとは何かを見ていきましょう。どのような仕事をするのか、募集の条件や年収などについて確認します。

iOSエンジニアとは何か

iOSエンジニアとは、Apple社が開発したiOS上で動作するシステムやアプリを開発するエンジニアのことです。

iOSは、iPhoneをはじめとしてiPadやMacintoshPCなど、Apple社が開発・販売する製品群に採用されています。デバイスにダウンロードするアプリを公開しているのが、Apple社の公式サイト「App Store」です。

ビジネスやSNS、ゲーム、ショッピング、エンターテインメントなど、約180万ものアプリがあり、日々新しいものが精査された上で公開されています。

スマートフォンにはもうひとつ、代表的なOSであるAndroidがあります。AndroidはGoogle社が開発したAndroid OSで、Androidに搭載されています。国内のスマートフォン市場ではiPhoneに次ぐ人気があり、市場を二分しているといっても過言ではありません。

iOSエンジニアの求人

Apple社の製品群という市場の大きさを受けて、iOSエンジニアの求人には安定したニーズがあります。「iOSエンジニア」「iOSアプリエンジニア」「iOSアプリ開発エンジニア」「iOSモバイルアプリエンジニア」といったワードで求人の検索が可能です。

市場のニーズに対してエンジニアが不足していることから、勤務形態が選びやすくなってきているといえるでしょう。週数日の勤務や平日のみの勤務をOKとするものが、まま見受けられます。在宅勤務や経験に応じて、フルリモート勤務が可能なものも決して少なくはありません。一部には、未経験者歓迎という企業もあります。

iOSエンジニアの年収

気になるiOSエンジニアの年収を見てみましょう。indeedによると、iOSエンジニアの求人の平均年収は672万円(2023年10月27日現在)です。求人ボックスに掲載されているITエンジニアの平均年収は477万円(2023年10月27日現在)ですので、iOSエンジニアの平均年収の高さがわかるといえます。

しかし、同じiOSエンジニアでも年収には大きな幅があります。未経験者を歓迎する求人では、年収250~300万円が相場といえるでしょう。平均は672万円ですが、年収1,000万円を超える求人があることも事実です。

それをさらに上回る年収1,300~1,500万円というような求人では、自分自身のアプリ開発経験はもちろんのこと、チームを率いてアプリ開発を遂行するといったマネジメントスキルが求められます。

大手や有名企業の求人もまれにあり、実力次第で規模の大きな案件や一般的によく知られているアプリの開発に携わることも不可能ではありません。

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iOSの強みと需要・将来性

iOSエンジニアの求人や年収がわかったところで、一旦、iOSの強みや需要、将来性について整理しておきましょう。

数々の製品に使われるiOS

iOSは、Apple社の製品全般に使われているOSだといえます。具体的には、以下のような製品に採用されています。

  • Mac(コンピューター)
  • iPhone(スマートフォン)
  • iPad(タブレット)
  • Apple Watch(スマートウォッチ)
  • AirPods(ワイヤレスヘッドフォン)

昨今ではPCよりもスマートフォンの普及率のほうが高く、iPhoneのイメージがあるApple社ですが、1976年4月にPCの製造からスタートしている企業です。2000年代にはiPodというオーディオプレーヤーが世界的にヒットするなど、時代の一歩先をいく製品を生み出し続けています。

なお、厳密には、iOSといえるのはiPhoneのOSのみです。しかし、iPadOS、watchOS、tvOSなど、ほかの製品に採用されているOSは、iOSアプリ開発と同じスキルカテゴリに属します。macOSはSwiftを使用した開発を行っているため、親和性があるといえるでしょう。

市場規模が大きいプラットフォーム

Apple社の製品に採用されているiOSには、どれくらいの市場規模があるのか見てみましょう。ここでは主にスマートフォンを取上げ、海外と国内との市場の違いを見ていきます。

海外市場

国内では人気の高いiPhoneですが、世界に目を向けると状況が異なります。2023年2月に発表されたアウンコンサルティングの調査によると、全世界でのモバイルOSのシェアは、1位がAndroidの72.37%、次いで2位がiOSの26.98%です。一見、圧倒的な差があるようですが、地域に目を向けると違いがあることに気づきます。

Apple社が本社を置くアメリカを含む北米では、iOSのシェアは約6割です。ヨーロッパの中でもイギリスやスイス、ベルギーに加えて、デンマークやノルウェーといった北欧各国でも同様にiOSのシェアのほうが高く、過半数から約7割となっています。

アジア・オセアニア地域では、オーストラリアが57.08%、台湾が50.52%です。日本は67.11%と、この調査結果ではもっとも高いシェアを示しました。全体的な傾向として、iOSのシェアが高いのは主に先進国だといえるでしょう。

国内市場

モバイル専門調査機関であるMMD研究所が2022年5月に発表した調査によると、国内のスマートフォン市場では、iOSとAndroidとのシェアが逆転しています。iPhone(iOS)のシェア44.1%に対して、Androidは51.5%です。

世代別に見てみると、男女とも年代が高くなるにつれてAndroidのシェアも高くなっています。Androidのシェアがもっとも高いのは、男女ともに60代です。

それに対してiOSは、年代が若くなるほどシェアも高いことを示しています。男女ともiOSのシェアがもっとも高いのは10代で、男性は70.1%です。男性よりも女性のほうがシェアは高く、10代で84.1%、20代でも70.2%となっています。

ここで注目したいのは、シニア向けのスマートフォンにはAndroidが多く、流行や新しいものに敏感な若者はiPhoneを好んでいるという点です。

なお、海外市場と国内市場との調査結果に差がありますが、海外市場のほうで取り上げたデータのほうが新しいことをつけ加えておきます。

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しかし、具体的にAndroidエンジニアとは何か将来性があるのかどうかなど、わからない方もいるでしょう。本記事では、Androidエンジニアの概要や年収、求められるスキルなどを解説します。

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現状から予測される将来性

主にスマートフォンのOS別シェアを見てきましたが、スマートフォン本体の市場規模、つまり販売台数についても確認しておきましょう。

アメリカの調査会社IDCが2023年4月に公開した調査によると、全世界のスマートフォンの総出荷台数は2億6860万台で、前年度比14.6%減だったと報告しました。トップメーカーが軒並み出荷台数を落とす中、わずかながらも相対的にシェアを伸ばしたApple社は健闘したとしています。

マイナス分の受皿となったのが中古市場です。フリマアプリやオークションなどで、生活に必要な機能を備えた中古のスマートフォンが活発に売買され、その中でもiPhoneが人気を集めているとされています。

それに加えてApple社では、AppleTVでコンテンツ事業にも力を入れ始めています。ハードとソフト(アプリ)、コンテンツという事業展開によって、経営はさらに安定感を増すでしょう。

iOSエンジニアの仕事内容

ここからは、iOSエンジニアの具体的な仕事内容について見ていきましょう。

iOSで動作するアプリ開発

アプリ開発は、ネイティブアプリ開発とWebアプリ開発との2つに大きく分かれます。

ネイティブアプリとは、特定のプラットフォームで動作するアプリのことです。つまり、スマートフォンやタブレットのようなデバイスにダウンロードして使用されるアプリを指します。Webアプリとは、デバイスにインストールすることなく、Web上で動作するアプリです。

一般的にiOSエンジニアが行う業務はネイティブアプリの開発であり、要件定義から設計、開発、テスト、リリースまでといった一連の流れが業務範囲となります。しかし、開発の流れには汎用的な部分もありますので、担当する仕事の内容は勤務先によって異なると考えておきましょう。

不具合対応

不具合対応もiOSエンジニアの仕事のひとつです。リリースしたアプリにバグが見つかったり報告されたりした場合には、速やかに修正に対応しなければなりません。

OSのアップデートに伴う機能の追加や廃止といった仕様の変更や、不具合への対応もiOSエンジニアの仕事とされます。アプリ開発とは異なるメンテナンス作業ですが、ユーザーがアプリを使い続ける上では欠かせない重要な作業です。

フロントエンド開発

iOSエンジニアの重要な仕事のひとつに、フロントエンド開発があります。フロントエンドとは、ユーザーが実際に見たり操作したりする画面のことです。

フロントエンドと対になっているのが、サーバーサイドです。クライアント側のアプリ動作に欠かせない一部の処理をサーバー側で行う場合、一般的にその部分はiOSエンジニアの業務範囲ではありません。しかし、現場によってはサーバーサイドを担当することもあるようですので、都度確認しましょう。

iOSエンジニアに求められるスキル

iOSエンジニアの仕事内容を踏まえて、求められるスキルにはどのようなものがあるか見てみましょう。

プログラミング

システムやアプリの開発には、プログラミングのスキルが欠かせません。iOSエンジニアに必須のプログラミング言語は、SwiftとObjective-Cの2つといっていいでしょう。

導入する企業が増えつつあることを受けて、これからの開発にはSwiftが使われていくといわれています。Objective-C は、Swiftが登場する前からApple社製品に使われ、現在もメンテナンスされ続けているプログラミング言語です。

まずはSwift、次いでObjective-Cの2つの言語の知識や開発経験があれば、iOSエンジニアとしての業務が可能でしょう。

主な使用言語

前述したとおり、iOSでの開発に欠かせないプログラミング言語は、以下の2つです。

  • Swift
  • Objective-C

Swiftは、Apple社が開発したプログラミング言語です。リリースされたのは2014年といわれています。Apple社の数十年の歴史やノウハウに基づき自社製品のために開発された言語のため、コーディングがシンプルでわかりやすい、エラーが起こりにくい、安全性が重視されている、処理速度が速い、初心者でも習得しやすいなどの特徴があります。

Objective-Cは、ブラッド・コックスとトム・ラブによって開発され、それを支援するためにStepstone社が創立されました。その後、Apple社を去ったスティーブ・ジョブズが1985年に設立したNeXT Computer社がライセンス供与を受けました。1995年にはNeXT社がStepstone社から全権を買いとり、1997年にNeXT社がApple社に買収されたことで、Objective-CはApple社のものとなりました。

しかし、開発されたのが1980年代と古く、アップデートを重ねるよりもApple社の新しい製品に共通して使える新しい言語を開発すべきとなったことから、Swiftへの切り替えが進んでいます。

アプリ開発

アプリ開発のスキルも不可欠です。アプリ開発は、要件定義からアプリの設計、開発、テスト、リリースと作業が進んでいきます。

要件定義で重要なのは、アプリ開発の目的やターゲット、必要な機能、開発期間、予算などの条件からどのようなアプリ開発をするか明らかにすることです。要件定義書が完成したら、設計へと移ります。

要件定義に基づいて、アプリの開発環境やアプリの具体的な機能、デザインなどの外部設計を行います。そこが決まってから始まるのが、アプリ内部の動きを設計する内部設計です。

設計が決まったら、プログラミング言語を用いて開発を進めます。プログラマーがコーディングを進めていくフェーズです。開発を終えたら仕様どおりに動作するかテストで確認し、不具合を修正するというプロセスを繰り返して精度を上げていきます。

テストで問題なしと判断されたら、いよいよリリースです。ひとつもバグや不具合がないアプリはありませんので、リリースしてからもメンテナンスは続くと考えましょう。

主な開発環境

iOS上で動作するアプリなどの開発に用いられる公式の統合開発環境(IDE)は、Xcodeです。iPhoneやiPad、Macなど、iOS上で動作する製品のアプリ開発という点で優れていることが特徴といえます。

アプリ開発に必要なテキストエディタ、コンパイラ、デバッガなどが含まれていて、App StoreやApple社のサイトから無料でダウンロードが可能です。Windowsのような異なるOS上では動きませんが、Mac PCがあればすぐに開発を始められます。

英語力

iOSエンジニアに必須のスキルとして最後に挙げたいのは、英語力です。アプリ開発のコーディングだけでなく、iOSのアップデート情報の確認に欠かせません。

iOSは、少なくとも1ヵ月に数回程度か、それ以上の頻度でアップデートされます。アップデート後は速やかな対応が必要になりますが、最新のリリースノートやアップデートの詳細を確認するには、英語で書かれたドキュメントを正確に理解する読解力が必要です。

TOEICのスコアが700点程度あると、英語ドキュメントの読解がスムーズになるといわれています。

未経験からiOSエンジニアになるには

ここでは、未経験者がiOSエンジニアになるにはどのようなことが必要かを、よくある3つの疑問に答える形で見ていきましょう。

基本的にエンジニアは実務経験が最重視されるため、未経験者には厳しい現実が待っているといえます。それを乗り越えられるのであれば、未経験からでもiOSエンジニアになることは可能です。

【疑問①】まずは何をするべき?

以下のプロセスに沿って準備を進めていきましょう。未経験OKの現場は、厳しい職務環境になることが少なくありません。スキルはもちろんのこと、時間を割いて自己学習をする時間を確保し続けることができるかどうかという姿勢も重要です。

プログラミングを習得する

プログラミング言語を習得しましょう。iOSエンジニアに必要なのは、SwiftとObjective-Cの2つです。それぞれの言語の基本的な構造や文法を理解しておく必要があります。

このボタンを押したら画面が遷移する、「はい」と「いいえ」の二択が表れて選択した先へと進むといったことを、どのようなコードを使いどのような規則にそって書けばいいのかがわかるということだといえます。それが、実際に動くプログラムを書けるという能力です。

また、なぜコードを書くとプログラムが動くのかという基本的な仕組みや、アプリが動作するプラットフォームとなるハードウェアについても理解しておきましょう。

Xcodeを習得する

テキストエディタがあればプログラミングをしていくことはできますが、実際にコーディングしたプログラムを動かすには、IDEが不可欠です。前出のとおり、Apple社公式の統合開発環境はXcodeですので、習得しておきましょう。

ファイル管理やコンパイル、ビルド、テスト、デバッグ、リリースまでというアプリ開発の一連の流れがサポートされています。サンプルコードやライブラリを利用し、シミュレーターで実際にプログラムを動かしましょう。

なお、Apple社にはSwiftやXcodeの学習コンテンツや質問が可能なフォーラムというコミュニティもあります。どちらも無料ですので、活用しましょう。

簡単なアプリを開発する

開発環境が整い、プログラミングの知識が身についてきたら、簡単なアプリを開発します。未経験者がエンジニアを目指す場合、どのようなことを勉強し何が身についているのかを示す成果物が必要です。

ただし、同じように未経験からiOSエンジニアを目指すライバルが、似たようなアプリを開発している可能性もあります。できる限り自分なりの工夫を加え、何を重視しどのような点に注力して開発したアプリかを説明できるようにしておくとよいでしょう。

ポートフォリオを作成する

開発したアプリを含めて、自分自身を理解してもらうためには、ポートフォリオが必要です。ポートフォリオとは、エンジニアとしての自分のスキルや制作物、経験などをまとめたものだといえます。いつでも見てもらえるように公開しておきましょう。

未経験者の場合、習得したプログラミング言語や資格、開発したアプリはもちろんのこと、学習時に大変だったことやそれをどのように乗り越えてきたかという熱意について触れておくと、アピールしやすいでしょう。

【疑問②】どうやって学習をすればいい?

何を学習すべきかがわかったら、次に決めるのはどのように勉強するかです。学習に使える時間や費用などによって決めましょう。

自分のペースで学習

自分のペースで学習というのは、書籍や学習サイト、動画コンテンツなどを使って学習を進める方法です。

無理なく学習を進められることに加え、費用も比較的低く抑えることができます。学習サイトなら、時間や場所を選ぶことなく学べるでしょう。

その一方で、課題となるのは、学習仲間を含めた学習環境づくりだといえます。自分一人の場合、質問できる人がいなかったり、わからないことの解決に予想以上に時間がかかったり、モチベーションの維持が難しかったりすることもあるでしょう。

そのような場合には、学習会や学習コミュニティに参加し、質問だけでなく実際の仕事について聞ける人を見つけておくことをおすすめします。

プログラミングスクール

プログラミングスクールに通って学習するという方法もあります。近年では、授業をオンラインで実施するスクールも増えてきました。

学習上の不明点をすぐに質問し理解を深められるだけでなく、覚えることがたくさんあって大変でも励まし合える仲間を見つけやすいことが特徴です。

しかし、学習内容はスクールが決めたカリキュラムですし、やらなければならない課題もあります。通学することを選んだ場合には、指定の日時に授業を受けなければなりません。学習内容やペースはスクール主導で、通学のコストもかかることから、総じてコストが高めだといえます。

このような点を考慮して学習方法を決めましょう。

【疑問③】資格の取得は必要?

学習が進んでくると気になるのが、資格の取得です。エンジニアの世界では実務経験のほうが重視されますが、資格の取得にも意味はあります。

体系的な知識を身につけることや、自分の知識レベルを相手が客観的に把握できるようにすることに役立ちます。また、実際的な面では、資格手当を支給する企業もあるからです。

では、未経験者におすすめの資格を2つご紹介しましょう。

App Development with Swift

App Development with Swiftは、SwiftやXcode、アプリ開発ツールの基礎知識をApple社が認定するという民間資格です。iOS上で動作するアプリ開発に特化されていることや、国際的に通用する資格であることが魅力といえます。

日本国内で受験できますが、日本語での試験実施は未定です。つまり、試験を英語で受験しなければなりません。英語力も問われることになりますので、その点を考慮して受験するか決めることをおすすめします。

  • 名称:App Development with Swift
  • 特徴:Apple社が認定する民間資格
  • 出題範囲:SwiftやXcodeなどを使ったアプリ開発に関する基礎知識
  • 試験時間:50分
  • 試験方式:CBT(PCを使った試験)
  • 受験料:10,780円(税込)/学割 8,580円(税込)

基本情報技術者・応用情報技術者

まずはエンジニアとしての基礎固めをと考えるなら、経済産業大臣が認定する国家資格である、基本情報技術者または応用情報技術者試験の受験を検討しましょう。エンジニアに必要な情報処理技術の基本やシステム開発の流れを学ぶことが可能です。

基本情報技術者試験の上位資格が応用情報技術者試験で、必要に応じて上司の指示を仰ぎながらも、自分で仕事を進めていけるレベルとされています。まずは、基本情報技術者試験に合格を目指しましょう。

なお、基本情報技術者試験は、1969年に情報処理技術者認定制度がスタートした当時から、ITエンジニアの入門となる資格として受験され続けています。累計受験者総数は約926万人、合格者総数は約119万人と国内でもっとも認知されている資格のひとつといっていいでしょう。

  • 名称:基本情報技術者試験
  • 特徴:経済産業大臣が認定する国家資格
  • 出題範囲:エンジニアに必要なITの基礎知識
  • 試験時間:90分(科目A)・100分(科目B)
  • 試験方式:CBT(PCを使った試験)
  • 受験料:7,500円(税込)

まとめ

iPhoneを含むスマートフォンのアプリ開発は、需要の高さや将来性、市場規模の大きさなどから注目を集めています。開発を担うiOSエンジニアにとって、iOSはもちろんのこと、互換性の高いiPadやAppleWatchなどの製品も視野に入れると、活躍の場はますます広がっていくと考えられるでしょう。

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