AWSとは?メリットやデメリット、主なサービスについて解説
Amazonが提供するクラウドサービスのAWSは、国内外で高いシェアを獲得しています。200以上のサービスを備えたAWSを導入すると、運用コストの最適化やセキュリティの向上、保守要員の削減など、さまざまなメリットが期待できます。
本記事では、AWSのメリットやデメリットのほか、サービスの種類や、200以上あるサービスの中から特によく使われているサービスなどについて解説します。これからAWSの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
AWSとは
AWS(Amazon Web Services)とは、Amazonが提供するクラウドサービスのことです。2006年に最初のサービスである「EC2」と「S3」がリリースされ、その後、現在ではネットワークやデータベースなど、200種類を超える多種多様な分野のサービスが展開されています。
一般的に「AWS」とだけ表記する場合は、クラウドコンピューティングサービスの「EC2」を指しているケースが多いです。クラウドサーバーを構築できるEC2は、国内外で高い支持を得ており、業界内でも高いシェアを獲得しています。
クラウドサーバーとは
クラウドサーバーとは、クラウド事業者が構築・提供する仮想サーバーのことです。AWSのように、インターネットを通じて仮想サーバーやネットワーク、アプリケーション、データベースなどのさまざまなITインフラ・サービスを提供するサービスのことを、総称して「クラウドコンピューティングサービス」と呼んでいます。
物理サーバーとの最も大きな違いは、「自社でサーバーを持つかどうか」という点にあります。クラウドサーバーは事業者が構築したサーバーを利用するため、自社にサーバーを持たずに、提供されたリソースを利用します。一方の物理サーバーは、自社でサーバーを購入・構築して運用を行うという違いがあります。
AWSの将来性
市場調査会社のCanalys社が2022年に実施した調査によれば、AWSは世界で最も多くの企業で利用されているクラウドサービスである、という結果が出ています。今後もAWSを導入する企業が増えていけば、AWSを扱えるエンジニアの需要がさらに増加していく可能性は高いと考えられます。
日本国内でもクラウドサービスを積極的に導入する企業は増えており、AWSの特性を理解して専門性の高い開発力を備えているエンジニアの需要は高まっています。このような背景からも、AWSは将来にわたって将来性に明るいサービスであるといえるでしょう。
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AWSのメリット
AWSを導入することで、運用面や金額面などさまざまなメリットがあります。ここでは、AWSの6つのメリットについて解説します。
- 運用コストを最適化しやすい
- 堅牢なセキュリティ
- BCP対策になる
- 拡張性が高い
- ユーザー側のアップデート対応が不要
- 保守リソース不足の解消
運用コストを最適化しやすい
AWSは初期費用が0円であり、AWSのアカウントがあれば誰でも気軽に導入できます。利用時間や使用量に応じた従量課金制が採用されているため、導入コストを最適化しやすいというメリットがあります。
固定料金制の場合、使用量が極端に少ない月でも決まった料金を支払わなければならないため、費用対効果が大きく低下する可能性があります。しかし、従量課金制なら使わなかった月の支払いは発生しないため、コストを最適化することが可能になります。
毎月の使用量が大きく変動すると予想される場合や、少しだけ使いたい場合などに特におすすめです。
堅牢なセキュリティ
企業がビジネスにインターネットを活用することが当たり前になった今、企業を狙ったサイバー攻撃が深刻化しています。そのため、サイバー攻撃から自社の情報資産を守るための取り組みは重要ですが、自社だけで高いセキュリティレベルを維持するためには、時間やコストに加えて高い専門性が必要になります。
AWSなら、軍や国際銀行など、高度なセキュリティを必要とする組織のセキュリティ要件を満たせるような、堅牢なセキュリティが確保されています。
グローバル認証規格のISO 27001 認証やPayment Card Industry(PCI)データセキュリティ基準(DSS)のレベル1サービスプロバイダ認証を取得しており、AWSを導入すれば、手間をかけずに高度なセキュリティが整備されたクラウドサービスを利用できます。
BCP対策になる
AWSは世界中にデータセンターが分散されているため、万が一大規模な災害が起こったり、データ障害による自社のデータ喪失が起こったりしても、AWSに保存しているデータは守ることができます。
また、AWSのようなクラウドサービスは自社にサーバーを持たないため、万が一災害によって自社の業務が停止したとしても、インターネットに接続できる環境に移動するだけで、速やかに業務を再開できます。これにより、災害時でも自社の最低限の機能を維持して、影響を最小限にとどめることが可能になります。
このように、BCP対策の一環として、AWSを導入するのも効果的です。
拡張性が高い
AWSは、サーバーの稼働数やCPU・メモリなどのリソースを柔軟に変更できる拡張性の高さが魅力のひとつです。事業を立ち上げたばかりの頃は最小限のリソースで使用し、事業が拡大してきたら、都度リソースを拡張する使い方が可能なので、無理のない運用設計を立てられます。
オンプレミスの場合、購入した後でサーバーのスペックを変更することはできないため、事業が拡大してリソースを追加する場合、新たなサーバーを購入しなければなりません。そのためコストの負担が重くなる可能性がありますが、AWSなら気軽にリソースを変更しつつ、コストを最適化できます。
ユーザー側のアップデート対応が不要
AWSでは定期的にハードウェアのアップデートが行われており、ユーザー側のアップデート対応が不要です。自社内に専門知識を持った人材がいなくても運用可能な点は、AWSのメリットのひとつです。
ユーザー側でアップデート対応を行わなければならない場合、対応が遅れると、セキュリティの脆弱性を狙われてサイバー攻撃の被害に遭うリスクが上昇するなど、セキュリティ面でも負担が増加します。
AWSを導入することで、常に最新の機能が搭載されたサービスを利用でき、セキュリティ対策に関する自社の負担を抑えることも可能になります。
保守リソース不足の解消
前述のように、AWSではサーバーの準備や管理・運用をAWS側が担当します。そのため、サーバーやネットワークの保守要員が不要であり、リソース不足を解消できます。
オンプレミスで運用されている従来型のシステムは、過去の担当者が退職している・設計書が残っていないなどの理由でブラックボックス化しているケースが多々あります。このようなシステムの保守には手間もコストもかかり、さらに保守のために専門性の高い人材を確保しなけばならないという事情もあります。
AWSを利用すれば、保守に割り当てていた人材を、より重要性の高い業務に回すことが可能です。
AWSのデメリット
AWSの導入にあたって、いくつかのデメリットが考えられます。ここでは、3つのデメリットについて詳しく解説します。
- 利用料金が月によって変動する
- メンテナンス時の対応を決めておく必要がある
- カスタマイズの自由度が低い
利用料金が月によって変動する
AWSは従量課金制が採用されているため、利用した分だけ料金が加算されていきます。そのため、毎月の利用時間が一定していない場合は、料金が大きく変動する可能性があり、この点をデメリットに感じる人もいます。
月額利用料が固定されているクラウドサービスは、毎月の固定費として処理できますが、AWSのように従量課金の場合は変動費として扱わなければなりません。そのため、あらかじめAWSに使える予算を決めておき、正確に管理しなければ、想定外のコストがかかる可能性もあるため注意が必要です。
メンテナンス時の対応を決めておく必要がある
AWSには不定期にメンテナンス日が設けられており、メンテナンス中は一時的にシステムが停止するため、停止時間帯の対応を事前に決めておく必要があります。
メンテナンスのスケジュールはAWS側から事前告知があるため、日程が明らかになったら、システム停止時間帯にどのような運用に切り替えるのかをできるだけ早めに話し合っておくことをおすすめします。
例えば、システムの停止中は他のハードウェアを使用する、業務時間を変更して対応するなど、事前に対策を立てることで、業務への影響を最小限に抑えることができます。
カスタマイズの自由度が低い
AWSは手軽に運用できる点がメリットですが、一方で、カスタマイズの自由度が低いというデメリットもあります。例えば、AWSのクラウドコンピューティングサービスは決められた単位でリソースを増減する必要があり、用意されているプラン以外の増減は基本的にはできません。
自社でサーバーを購入して運用するオンプレミス型のように、細かいハードウェアの調整を行ったり、自社の独自運用に合わせてオプションを設定したりすることは難しいため、AWS側のサービスに合わせて自社の運用を調整する必要があります。
AWSの主なサービス
AWSにはさまざまなサービスがあり、自社に合ったものを選択して契約する必要があります。ここでは、各サービスの特徴や、代表的なサービスについて解説します。主なサービスの一覧は下記の通りです。
- コンピューティングサービス
- ストレージサービス
- データベースサービス
- ネットワークサービス
- その他のサービス
コンピューティングサービス
コンピューティングサービスとは、AWS上で仮想サーバーを構築して利用できるサービスです。自社でサーバーを購入・構築する必要がなく、サーバーの購入費用や保守・運用コストを抑えられる点が魅力です。
リソースを柔軟に増減できるため、アクセスが多い月はリソースを追加し、少ない月は不要なリソースを解約するなどの調整をこまめに行うことで、コストの最適化をはかることもできます。
AWS内の代表的なコンピューティングサービスは、「EC2」や「Lambda」などが該当します。EC2はOSインストール済みの仮想サーバーで、初期設定は自分で行う必要があります。一方、Lambdaはプログラムの実行環境がセットになっているため、契約後すぐにプログラムの動作が可能です。
ストレージサービス
ストレージサービスとは、オンライン上でデータを保存・共有・配信できるサービスです。自社内にストレージサーバーを設置するのではなく、AWS上のストレージサービスを活用することで、サーバーの管理コストを抑えられます。
また、社内にストレージサーバーを設置する場合、地震や火災などの災害によって、データの喪失が起こるリスクがあります。AWSのストレージサービスを選択することで、社外に重要なデータを保存でき、BCP対策になるというメリットもあります。
AWSのストレージサービスとしては、「S3」や「EBS」などが挙げられます。S3は保存できる容量やファイルが無制限で、耐久性が99.999999999%(イレブン・ナイン)と非常に高く、データ喪失のリスクを最小限に抑えられます。
EBSもS3と同様に99.999999999%の耐久性を誇るストレージサービスですが、S3とは使用しているストレージの種類が異なります。S3は「オブジェクトストレージ」、EBSは「ブロックストレージ」を使用しており、オブジェクトストレージが大量のデータ保存に向いている一方、ブロックストレージはデータへのアクセス性が高く、高速な処理が可能になる点が特徴です。
データベースサービス
データベースサービスは、AWS上でデータベースを利用できるサービスです。Oracle DatabaseやPostgreSQL、MySQLなど、国内でもシェアの高い主要なデータベースを専用の画面上で簡単に扱えるため、自社にデータベースを持ちたくない場合におすすめです。
データベースサービスの代表例としては、「RDS」や「DynamoDB」などがあります。RDSはリレーショナルデータベースであり、SQLを使って内部のデータを操作します。一方のDynamoDBはNoSQLデータベースで、APIを使って動作するという違いがあります。
既に自社でSQLを必要とするデータベースを使っていて、AWSに移行する場合はRDSを、新たにデータベースを構築する場合は、サーバーレスを活かせるDynamoDBを選択するのがおすすめです。
ネットワークサービス
ネットワークサービスとは、仮想ネットワークを構築したり、ネットワーク上でコンテンツを配信したりする、ネットワークに関連したさまざまなサービスを指します。代表的なサービスとしては、「VPC」や「CloudFront」などが挙げられます。
VPCとは、AWSのアカウント内に仮想ネットワークを構築できるサービスです。例えばVPCを使って自分のAWSアカウント内に仮想ネットワークを構築し、そのネットワーク上に仮想サーバーのEC2を配置するといった使い方が可能です。
CloudFrontは、ネットワークを経由したコンテンツの配信サービスです。動画やゲームなどの大容量のデータを安全かつ大人数に対して配信しなければならない場面で役立ちます。
その他のサービス
上記で紹介したサービス以外にも、AWSには多種多様なサービスがあります。下記のURLからAWSが提供しているサービスの一覧を検索できるので、自社に適したサービスをお探しの方は、ご参考ください。
その他サービスの中で代表的なものとして、ここでは「Amazon Chime」をご紹介します。Amazon Chimeは、会議やチャット、通話を1つのアプリケーションで行うことが可能なクラウドサービスです。
ブラウザ上から利用できるので、社内外を問わないコミュニケーション手段として役立ちます。AWSが提供している独自のソフトウェア開発ツールを使用すると、画面共有や動画通話も実現できます。
AWSを導入する際の注意点
AWSを導入する際の注意点が4点あります。
- 導入目的を明確にする
- 費用対効果を十分に検証する
- 場合によっては専門家の力も借りる
- コスト管理に注意する
導入目的を明確にする
AWSを導入する前に、自社の導入目的を明確にすることが重要です。ひと口にAWSといっても、提供されているサービスは多種多様のため、自社にとって最適なサービスを見極める必要があります。
導入目的が曖昧なままサービス設計を進めてしまうと、自社には必要のないサービスを導入してしまったり、機能が不足しているサービスを選んでしまったりして、AWS運用に失敗するリスクが上がります。AWSを最大限に活用するためにも、自社がなぜAWSを導入したいのかを明確にして、どのサービスを利用すべきかを正確に把握することが大切です。
費用対効果を十分に検証する
AWSを導入する際は、費用対効果をよく検証することも重要です。近年では多くの企業がAWSを導入しているため、「自社もAWSに移行すればコストを削減できるだろう」と曖昧な見通しを立て、費用対効果を十分に検証しないまま導入に踏み切ってしまうケースも少なくありません。
しかし、サーバーの構成や自社の運用環境によっては、AWSではなく他の方法を選択した方が、コスト面で有利になる可能性もあります。最初からAWSの導入ありきで進めるのではなく、他の方法も並行して検討した上で、メリットがあると判断できた段階で導入を決断することが大切です。
場合によっては専門家の力も借りる
AWSは初心者向けの学習教材も豊富に用意されており、比較的運用しやすい設計ではありますが、スムーズに扱うためには基礎的なサーバー知識を身につけておく必要があります。また、構成が複雑なサーバーなど、難易度の高い運用を検討している場合は、より専門性の高い知識が求められます。
専門家の力を借りる必要があるかどうかを把握する意味でも、前述の「導入目的を明確にする」フェーズは重要です。自社だけでAWSを運用するのが難しいと感じたときは、必要に応じてITベンダーの運用代行サービスをはじめとした専門家の力を借りることも検討しましょう。
場合によっては専門家の知識も必要とされるAWS関連の案件は、知識を持っている人材の需要が高い仕事であると言えます。フリーランスエンジニアの案件紹介サービスTECH STOCKには、AWS関連の高単価・上場企業案件が多数ございます。スキルやご希望にマッチする案件をコーディネーターがご紹介いたします。フリーランスになって年収アップを狙うならTECH STOCKにお任せください。
コスト管理に注意する
AWSの料金体系は、利用時間に応じた従量課金が加算される方式になっています。そのため、コスト管理に注意を払っていないと、想定外の料金が発生してコストが大幅に膨らむ恐れがあります。
事前にAWSに割り当てる予算を決めておき、予算の範囲内で利用時間を適切に管理することが大切です。自社の予算ならどのくらいの時間、AWSを利用できるのかを明確に把握し、各ユーザーごとの利用時間をまとめて管理すると良いでしょう。
サービスごとの従量課金の金額は一律ではないため、AWS内の複数のサービスを利用する場合は、それぞれの金額を正確に把握することも大切です。
AWSの導入事例
近年では、大企業や中小企業を問わず、さまざまな企業がAWSを導入しています。そこで、各企業がどのようにAWSを活用しているのかイメージを掴むために、全日本空輸株式会社、任天堂株式会社、クックパッド株式会社の3社におけるAWSの導入事例を紹介します。
全日本空輸株式会社
国内大手航空会社の全日本空輸株式会社では、国内線や国際線の予約・発券・搭乗や貨物輸送実績など、社内の膨大なデータを蓄積するデータウェアハウスを、AWSが提供する「AWS Database Migration Service」を利用して、「Amazon Redshift」へ移行しました。
全日本空輸株式会社のデータはテラバイト単位の膨大なものであり、当初、オンプレミスで移行する場合のサーバー調達リードタイムは最大5か月と想定されていました。しかし、クラウドベースで提供されるAWSを利用することで、サーバー調達リードタイムを1.5か月にまで短縮することに成功しています。
また、バッチ処理の性能や分析業務の効率化・高度化も促進するなど、さまざまな面で高いパフォーマンスを発揮しています。
任天堂株式会社
ゲーム開発メーカーの任天堂株式会社では、150か国に対してiOS版のスマートデバイス向けゲーム「Super Mario Run」を提供するための基盤として、AWSを採用しています。
リリースと同時に150か国もの国と地域へ快適にゲームをプレイできる環境を用意するためには、世界中から集中するアクセスに耐えうるスペックを持ち、なおかつ短期的に必要なインフラを構築できる環境が必要でした。
実際に、同ゲームは配信からわずか4日間で4,000万ダウンロードを突破しており、サーバーにかかる負荷は相当なものであったと想定されます。
また、各国で個人情報保護に関する法令は異なるため、それらに適切に対応することも課題となっていました。AWSはこれらの条件をすべて満たしており、アクセスピーク時でも必要なリソースを柔軟に調整できるため、コストの削減にもつながっています。
クックパッド株式会社
クックパッド株式会社から分社化された、「CookpadTV」では、料理動画事業に参入する際のサービス開発にあたって「AWS IoT Core」を活用しています。同社が提供する料理動画サイネージのcookpad store TVは、スーパーの売場にAndroidのタブレット端末を設置して、店頭で料理動画を配信することが可能です。
同社のサービスは、2017年にサービスがリリースされてから、3年間で約130チェーン・約5,000店舗以上もの店舗に導入されており、運用コストの増加や保守の難しさが課題となっていました。
そこで、店舗に設置しているタブレット端末を管理するためのシステム(MDM)を自社開発することを決め、そのための基盤として「 AWS IoT Core」を採用しています。「AWS IoT プロトタイピング」を活用することで、設計・開発期間を大幅に短縮でき、わずか8か月でMDMを開発することができました。
初心者がAWSを学ぶ方法
初心者でもAWSの知識を身につけることは可能です。AWS公式サイトには学習者向けにトレーニング用のさまざまなコンテンツが用意されており、公式サイトを利用するだけでも、AWSの基礎的な知識を身につけることができます。
AWS公式サイトでは、これからAWSを学び始める初心者向けに動画や資料を掲載しています。
このように、初心者がAWSを学ぶことも想定した上でサービスが展開されているため、学び始めるハードルが比較的低いのも嬉しいポイントです。オンラインで初心者向けのイベントが開催されることもあるので、興味をお持ちの方は参加してみるのも良いでしょう。
Amazonが主催するAWSの認定資格は、AWSを扱うエンジニアとして現場で活躍したい人が、自身のスキルを証明するための手段として広く知られています。
エンジニアが自身のスキルを証明するだけでなく、これからAWSを学んでいきたいと考えている人が、学習の入口としてAWS認定資格を活用するのもおすすめです。
本記事では、AWS資格の概要やメリット、各資格の特徴や内容など、AWS資格について詳しく解説します。
まとめ
AWSの導入には、コスト最適化やセキュリティ対策、BCP対策など、さまざまなメリットがあります。機能面では拡張性も高く、従量課金制であることから、スタートアップ企業がスモールスタートに選ぶクラウドサービスとしても効果的です。
また、AWSは初心者向けの学習教材も充実しているため、初めて学ぶ人でも十分に運用知識を身につけることが可能です。これから学習を始めるなら、AWS認定試験の「基礎コース」に合格できるレベルの実力をつけることを目標にしてみましょう。
実際にAWSを操作して使い方を覚えつつ、AWS公式サイトや市販の参考書・問題集などを活用することで、効率的にAWSの学習を進めることが可能です。