スキル・知識

【フリーランス向け】おすすめの作業時間記録アプリ・ツール7選!基本無料アプリも多数紹介

更新日 2025/04/24

フリーランスとして複数案件を抱える中で、「気づけば時間が足りていない」「作業の優先順位が不明確」といった悩みを感じたことはありませんか?

本記事では、作業時間を記録・可視化することで時間の使い方を見直し、効率的な働き方を実現するための「作業時間記録アプリ」の選び方とおすすめツールをご紹介します。

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フリーランスが作業時間を記録する必要性

フリーランスにとって、作業時間を管理する能力は、専門スキルと同様に重要なスキルとされています。
現役のフリーランスを対象としたアンケート調査では、「フリーランスとして働く上で求められるスキルは?」という質問に対し、約47%の人が「時間管理能力」と回答しています(※1)。

フリーランスの年収UPという点においても作業時間の管理スキルは重要です。スキルアップ研究所で実施された調査では、年収増加の要因として最も多く挙げられたのは「自己管理能力(タスク・時間・体調など)の向上」でした(※2)。
また、エンジニアとして将来的にプロジェクトマネジメントを目指す方にとっても、「時間管理・計画能力」は重要なスキルとされており、全体の37.8%は自己管理能力が必要であると回答しています(※3)。

長期的にフリーランスとして活躍したい方や、マネジメント層を視野に入れている方にとって、作業時間を記録・管理する習慣は、今後のキャリアを支える重要な基盤となるでしょう。

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※1.【アンケート調査】会社員から見たフリーランスに対するイメージとその実態調査/The Adecco Group
※2.フリーランス転身時の実務面の変化に関する実態調査/スキルアップ研究所
※3.【1000人に聞いた!】フリーランスエンジニアのリアルな意識調査 ~技術力が高いだけが、プロフェッショナルなフリーランスではない?~/Relance

作業時間記録アプリのメリット・デメリット

作業時間記録アプリのメリット・デメリット

作業時間記録アプリには、時間の使い方を可視化し業務効率を高めるなど多くのメリットがある一方で、注意すべき点もあります。この見出しでは、導入前に知っておきたいメリット・デメリットを詳しく解説します。アプリの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

作業時間記録アプリのメリット

作業時間記録アプリを活用することで、時間の使い方を「見える化」し、効率的な働き方を実現できます。以下は、作業時間記録アプリを活用するメリットです。

  • タスクごとの所要時間の把握:
    各タスクの作業時間を正確に記録できるため、過去データに基づいた工数見積もりの精度が向上し、単価交渉の根拠としても活用できます。
  • 集中力と作業効率の向上:
    作業時間を区切ることで集中力が高まり、だらだら作業を防ぐことで生産性が向上します。
  • 業務量・バランスの把握:
    業務の偏りやオーバーワークの傾向を早期に把握でき、タスク配分の見直しや調整がしやすくなります。
  • 自由時間の確保:
    無駄な時間を削減し、スキル習得や営業活動など、将来に向けた自己投資にあてる時間を確保できます。

フリーランスエンジニアにとっては作業時間を効率化し、空いた時間で学習を行うことが長く活躍するための鍵といえます。

作業時間記録アプリのデメリット

作業時間記録アプリは便利な一方で、デメリットもあります。

アプリによっては記録の開始・停止を手動で行う必要があり、習慣化していないと操作が煩雑に感じられることがあります。また、多くのアプリは作業時間のデータを自動で蓄積してくれますが、定期的にそのデータを振り返って活用しなければ、時間管理の効果は得られません。

記録するだけではなく、実際に行動改善に結びつけるための振り返り習慣が重要です。

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作業時間記録アプリの選び方

作業時間記録アプリの選び方

「操作性・機能性」「対応デバイス」「費用」の3つのポイントに注目し、自分の働き方に合ったアプリを選びましょう。まずはどのアプリがいいか迷っている方は無料版で試すのがおすすめです。

操作性・機能性

作業時間記録アプリを選ぶ際は、使用するデバイス(PC・スマホ)ごとに操作性を確認することが大切です。直感的に操作できるUIかどうか、画面の見やすさや入力の手間も継続利用のポイントとなります。

また、時間管理を効率化するには、レポート機能やデータのエクスポート機能があると便利です。作業実績の振り返りや業務の分析にも役立ちます。

アプリによってはプロジェクト単位の管理や共有機能、カレンダー連携機能なども搭載されているため、自分の利用目的に合った機能がそろっているかをチェックしましょう。

対応デバイス

時間記録アプリを選ぶ際には、自分が使う端末に対応しているかを確認しましょう。

外出先でも使うことが多いフリーランスや在宅勤務者にとっては、スマホとPCのどちらからでも入力できるアプリが理想です。また、クラウド同期に対応していれば、端末間のデータ共有もスムーズです。

iOS・Android・Windows・MacといったOSの違いや、ブラウザ対応の有無もチェックポイントとなります。使用環境に合ったアプリを選ぶことで、記録の習慣化と効率的な活用が可能です。

費用

作業時間記録アプリには無料版と有料版があり、有料プランの月額相場は「約412円〜約2,559円(2.9$~18$)」です。

まずは無料版やトライアルで使い勝手を試し、自分の業務に必要な機能が備わっているかを確認するのがおすすめです。アプリによっては一部機能に制限がある無料プランや、買い切り型の料金体系を用意しているものもあります。

一部のアプリでは無料期間終了後に自動で有料プランへ移行するケースもあるため、契約内容は事前にしっかり確認しておくことが大切です。

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【無料プランあり】おすすめの作業時間記録アプリ5選を紹介

この見出しでは以下のおすすめの作業時間記録アプリを紹介します。

  • Focus To-Do
  • Timesheet
  • ATracker
  • aTimeLogger
  • Toggl Track

それぞれのアプリがどのような方に向いているかがわかるように解説していきます。

Focus To-Do:ポモドーロ対応で集中力アップ

Focus To-Do:ポモドーロ対応で集中力アップ

項目 内容
費用 基本プラン:無料
プレミアムプラン:3ヶ月 600円
永久プラン:2,000円
対応デバイス Mac / iOS系(iPhone・iPad)、Androidスマホ/タブレット
日本語対応
特徴的な機能 ポモドーロタイマー / タスク管理 / クラウド同期

Focus To-Doは、ポモドーロ・テクニックとToDoリストを融合した作業時間記録アプリで、集中力向上とタスク整理を両立したい方に特におすすめです。作業時間を区切ることで集中力を維持しやすくなり、可視化された進捗グラフで達成感も得られます。

ウィジェットやAppleWatchからの操作にも対応しており、複数端末間でのクラウド同期も可能です。初めて時間管理アプリを使う方でも操作しやすい設計が魅力です。

Timesheet:カレンダー形式で時間を可視化

Timesheet:カレンダー形式で時間を可視化

項目 内容
費用 Basic:無料
Plus:約711円(5$/月額)
Pro:約1,422円(10$/月額)
対応デバイス Mac/iOS系(iPhone・iPad)、Androidスマホ/タブレット
日本語対応
特徴的な機能 カレンダー形式記録 / CSV出力 / タグ・メモ管理

Timesheetは、作業時間をカレンダー形式で視覚的に記録でき、スケジュール感覚で業務を整理したい人に適した時間管理アプリです。

1日の作業内容をブロックで表示できるため、タスクの偏りや空き時間を一目で把握することが可能です。さらに、CSV形式でのエクスポート機能により、請求書作成やレポート用途にも対応しています。

業務効率化やビジネス用途を重視するユーザーにおすすめです。

ATracker:自動追跡で記録の手間を軽減

ATracker:自動追跡で記録の手間を軽減

項目 内容
費用 Free:無料
Pro(買い切り):
 iOS:約710円(4.99$)
 Android:約425円(2.99$)
Premium:
 約425円/月(2.99$/月額)
 約3,834円/年(26.99$/年間)
対応デバイス Mac/iOS系(iPhone・iPad)、Androidスマホ/タブレット
日本語対応
特徴的な機能 アイコン操作 / 色分けカテゴリ / 自動追跡 / グラフ表示

ATrackerは、アイコンベースの直感的な操作と自動追跡機能が魅力の時間管理アプリです。

アプリを立ち上げなくても、ウィジェットやAppleWatchからワンタップで記録を開始・停止できるため、手間なく使い続けられます。記録データは色分けされたグラフや週・月別のレポートで視覚化され、時間の使い方を定量的に把握できます。

「日々の業務や生活の中で、どこに時間を使っているのかを見える化したい人」や「記録の手間を最小限にしたい人」におすすめです。

aTimeLogger:アイコン操作で簡単に記録できる直感型アプリ

aTimeLogger:アイコン操作で簡単に記録できる直感型アプリ

項目 内容
費用 Free:無料/
Standard(買い切り):約852円(5.99$)
Premium(買い切り):約1,562円(10.99$)
Premium Sync:約710円/月(4.99$)
対応デバイス Mac/iOS系(iPhone・iPad)、Androidスマホ/タブレット
日本語対応
特徴的な機能 シンプル操作 / カテゴリごとの記録 / 日・週・月の統計グラフ

aTimeLoggerは、タップ操作だけで日々の行動を手軽に記録できる、シンプルで直感的な時間管理アプリです。

活動ごとに設定したアイコンをタップするだけで記録を開始でき、アプリの操作に不慣れな方でも迷わず使いこなせます。記録データは日・週・月単位でグラフ表示が可能で、「どこにどれくらいの時間を使っているのか」を可視化しやすく、生活や仕事の改善点の発見にもつながります。

アラーム機能や目標時間の設定も備え、集中力の維持や働きすぎ防止にも効果的です。有料版ではグラフのカスタマイズやプロジェクト管理などが強化されます。

iPhone・Androidのスマホ操作に特化しており、外出先でもすぐに記録できるのが魅力です。記録の習慣化がポイントとなるため、意識的に使い続けられる人に特におすすめです。

Toggl Track:個人・チームで使える定番アプリ

Toggl Track:個人・チームで使える定番アプリ

項目 内容
費用 Free:無料
Starter:約1,280円/月(9$)
Premium:約2,559円/月(18$)
対応デバイス Mac/iOS系(iPhone・iPad)、Androidスマホ/タブレット
日本語対応 ×(英語)
特徴的な機能 チーム共有 / プロジェクト別管理 / 外部連携(Slackなど) / 手動記録修正可

Toggl Trackは、1クリックで作業時間を記録し、その内容をプロジェクト・クライアントごとに分類・管理できる定番の時間管理ツールです。

操作は非常にシンプルで、計測の開始・停止はワンクリックで行えます。計測を忘れた場合も、後から時間を手動入力・修正することが可能です。

有料プランではチーム機能やレポートの詳細出力、タイムライン表示などが追加され、ビジネスシーンでも活用できます。複数人でのワークスペース管理も可能で、小規模チームやフリーランスの共同作業にも最適です。

GoogleカレンダーやSlackなどの外部ツールとの連携も充実しており、幅広いワークスタイルにフィットする万能型アプリです。

おすすめの作業時間記録ツールを紹介

次に以下のおすすめの作業時間記録ツールを紹介します。

  • Rescue Time
  • Manic Time

いずれも高機能かつ分析力に優れており、本格的に作業効率を見直したい方におすすめのツールです。

Rescue Time:作業の可視化で“無意識のムダ”を見抜く記録ツール

Rescue Time:作業の可視化で“無意識のムダ”を見抜く記録ツール

項目 内容
費用 月額: 約1,706円(12.00$)
年間契約: 約11,090円(78.00$、月あたり約923円(6.50$))
対応デバイス iOS系(iPhone・iPad)、Androidスマホ/タブレット
日本語対応 ×(英語)
特徴的な機能 アプリ使用時間の自動記録 / 利用サイトの分類 / 生産性スコア分析

RescueTimeは、アプリやWebサイトの使用時間を自動的に記録・分析できる生産性向上ツールです。

手動操作は不要で、常駐型のバックグラウンドトラッキングにより、どの業務にどれだけ時間を費やしたかを自動的に可視化できます。作業内容は「業務関連」「非関連」などに分類され、色分けされたダッシュボードで視覚的に把握できるのが最大の特長。

PC作業が中心のビジネスパーソンや生産性を数値化して改善したい方に特におすすめです。

Manic Time:タイムラインで振り返る高精度な記録ツール

Manic Time:タイムラインで振り返る高精度な記録ツール

項目 内容
費用 ライセンス費用:12,672円〜
対応デバイス Windows
日本語対応
特徴的な機能 タイムライン表示 / アプリ・ファイル使用記録 / 自動スクリーンショット / レポート作成

ManicTimeは、Windowsユーザー向けの高機能な作業時間管理ソフトです。

アプリ使用やファイル・URLの参照履歴などを自動的にタイムラインで記録し、業務の進行状況を可視化できます。検索・フィルター機能により、特定の作業内容や時間帯を効率的に抽出できるのが特長です。

タグ付けにより作業分類ができ、日報・週報・月報も自動生成され、CSV/Excel形式でエクスポートも可能です。また、一定間隔でスクリーンショットを保存する機能も備え、業務実態の確認にも対応しています。

プロジェクト管理する立場にあり、全体の労務管理や稼働時間を記録したい方に最適です。

まとめ

時間を記録することは、自分の働き方を客観的に見つめ直す第一歩です。

継続的に記録・分析を行えば、業務効率化だけでなく、生活の質や将来のキャリア設計にも良い影響をもたらします。今回紹介したアプリの中から、自分に合ったツールを見つけ、無理なく習慣化していきましょう。

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