TechStockが扱うJava開発案件の月額報酬単価は?
テックストックでは、エンジニア向け高額Java案件を多数掲載しています。報酬月額の下限や上限を設定し、スキルや案件の開発工程などで絞り込んで検索し、刻一刻と変わる案件DBの中から、自分の求める条件に合った案件に素早くアクセス可能です。
フリーランス向けJava案件の報酬単価としては月額60万円~70万円程度ですが、要件定義やマネジメント業務を絡めると月額80万円以上も狙えます。
運用保守やテスト業務では月額30万円前後スタートで、歴5年以上でも月額60万円前後にとどまります。Javaエンジニアとして単価アップするためのポイントは、運用保守やテスト業務からスタートする場合でも、保守や実装、コーディングだけでキャリアを終わらせず、さらに詳細設計、基本設計、そして要件定義に参画することです。
また、Javaの案件は系統によっても単価に差があり、同じJava案件でもAndroid案件が最も単価が高く、次いでウェブ系、業務系の順になっています。Android案件にアサイン可能なエンジニアは案件数に比して相対的に少なく希少価値があり、一方ウェブ系や業務系のJavaエンジニアは対応できるエンジニアが多いため単価にも差が生じています。
月単価アップのために目指すべき最も上流の要件定義においても、業務系Java案件では要件定義歴1年未満で月額42万円スタート→5年以上でも月額80万円未満にとどまりますが、ウェブ系は月額45万円スタート→歴5年以上で月額80万円超え、Androidになると歴1年未満で月額50万円スタート→歴5年以上で月額85万円と、狙える金額の上限が高くなります。
したがってJava案件で単価アップを実現するには、Javaの対応系統を広げることを意識しながら案件を探すのもポイントです。
TechStockでは、本ページには掲載されていない非公開のJava求人・案件も多く保有しておりますので、TechStockにまずはご登録の上、ジョブコーディネーターまでお気軽にご相談ください。Javaエンジニアとしてのスキルセットとキャリアをストックして、未来を切り拓くお手伝いをさせていただきます。
フリーランスエンジニア向けJava開発案件の特徴
Javaのフリーランスエンジニア向け求人や開発案件は、すべての言語の中で最も件数が多く、Javaは非常にニーズの高いプログラミング言語です。
好条件の案件が多い背景としては、まずニーズの広さが挙げられます。Javaは事業会社や官公庁の基幹業務システム、Webサービス、ソーシャルゲームなど、ありとあらゆる幅広いIT分野で採用されています。
そのため恒常的に豊富な業務が発生し、慢性的に人手が足りておらず、求人や開発案件市場も活況を呈しています。ITを利用した開発プロジェクトが存在するかぎり、安定的に案件が発生するのがJavaの大きな特徴です。
また、Javaとその後継言語であるScalaは同じオブジェクト指向言語同士で互換性があり、Javaのライブラリの大半はScala上でも動きます。そのためJavaの案件で積み重ねた経験はScalaの開発案件にもそのまま役に立ち、エンジニアとしてのキャリアを築きやすいのが特徴です。また、2011年に開発されたJavaを簡潔かつセキュリティを高めるよう改良を加えた汎用言語Kotlinへ置き換える案件もあり、いずれにせよ元となるJavaを習得しているのは重要です。
Javaの特徴や今後の情勢について
元々JavaはSun Microsystems社(現在はOracleにより吸収合併)によって開発されたプログラミング言語です。JavaはWindows、Linux、Macなど豊富なOSに対応し、OSやCPUなどの動作環境に依存しない点が言語としての強みです。ネットワークサーバやWebサイト、スマホアプリなどさまざまな開発にJavaは使用されており、それがJava案件の活況ぶりにつながっています。またJavaはオブジェクト指向の言語であるため、ライブラリの再利用や大規模プロジェクトにおいて分業しやすい点もメリットです。
つまり、Javaは大規模開発に向いた言語といえ、大企業で発生したシステム開発や、そこから派生した親子関係にあたる案件に参画したい場合、Javaは習得必須の言語となります。フリーランスのエンジニアとしてキャリアを伸ばす場合、Javaの開発経験を積むことによって、対応できるプロジェクトに広がりが生まれるでしょう。
Javaは、前述のとおり大規模開発案件で最もよく使われる言語です。新規開発だけでなく既存システムのリリース後の保守・改修案件も継続的に発生するので、今後もJava全体の需要が減る可能性は低いです。その上、特にAndroidアプリ開発のJava案件は対応できるエンジニアが相対的に少なく、Androidアプリ開発案件の増加傾向を考えると、対応可能なJavaの系統を広げることで、大規模案件からAndroid系アプリ開発案件まで幅広く対応しつつ、単価アップを狙うことができます。
Javaにおける実務以外のキャリアアップ方法や資格について
Javaの開発スキルを証明する資格もご紹介します。まずJava言語を開発した現Oracle社自身による「Oracle認定Javaプログラマ(Oracle Certified Java Programmer:OCJP)」が挙げられます。習熟度に応じて、「OCJP Bronze」「OCJP Silver」「OCJP Gold」の3つのグレードが設定されています。(GoldとSilverに関しては国際資格となっています)
プログラミング未経験者向けの「OCJP Bronze」はオブジェクト指向のプログラミングの基本的な知識・スキルを証明します。開発初心者向けの「OCJP Silver」は、上級エンジニアの指示を理解してコーディングできるレベルを示します。プロジェクトで発生した問題解決能力も測定されます。最も上位グレードの「OCJP Gold」は、設計者の意図を正しく理解して自分で完結して実装するスキルを証明します。実装案件よりさらに上流の、設計や要件定義に行く前には押さえておきたい資格です。
OCJPはJavaのバージョンによって資格試験自体もアップデートされていますが、2019年11月現在は、「Java SE 11」に対応した認定資格試験が最新版となっています。
Javaエンジニアとして案件に参画し、スキルを証明するにあたっては、実務経験やポートフォリオが重視されることが多いです。しかしOCJPの資格を取得することでスキルを客観的に証明し、転職したりフリーランスとして独立する際に、第三者の納得感を得てアピールするために活用できるでしょう。
資格取得は開発参画のための絶対条件ではありませんが、TechStockで案件を探し、実務にコミットするのと並行しつつ、意識しておきたいポイントです。