TechStockが扱うRuby開発案件の月額報酬単価は?
テックストックでは、エンジニア向け高額Ruby案件を多数掲載しています。報酬月額の下限や上限を設定し、スキルや案件の開発工程などで絞り込んで検索し、刻一刻と変わる案件DBの中から、自分の求める条件に合った案件に素早くアクセス可能です。
フリーランス向けRuby開発案件の平均報酬単価は40万円~90万円程度が相場です。TechStockで扱っているような常駐型の案件で単価アップを狙う場合、他の言語同様に運用保守や実装、コーディングだけではなく、さらに上流工程の詳細設計、基本設計、そして要件定義に参画するのが近道でしょう。
在宅やノマドのようなスタイルで単価アップを狙うのであれば、上流工程に移行するというよりは実装のスキルを伸ばし、それに付随する形で設計、要件定義もできるオールラウンダーになっていくのがベストでしょう。
RubyはWeb開発が主流で自由度の高い新しいタイプのプロジェクトに多い印象を持たれてる方も多いですが、それでも常駐型の案件では工程ごとに分業されているケースが多いです。そのためフリーランスでも常駐案件を狙うのであればなるべくプロジェクトマネージャーを狙っていくことをおすすめします。そうすることで月単価90万円程度を狙えます。
またシステムのジャンルとしては業務システムよりも動画サービスなどの比較的新しい分野がおすすめです。理由としては今後伸びていく可能性が高いからです。特に上流工程を担う場合は類似するシステムの経験や、業務知識が重要になります。
動画サービスなどは今後伸びることがほぼ確実と言っても過言ではないジャンルなので、ここでシステムと顧客業務の知識を身に付けることで、案件を積み重ねるごとにさらなる収入アップが狙えるということです。
技術志向の強い人も選択すべきジャンルとしては同様で、最終的には常駐から離れるキャリアも視野に入れつつスキルアップしていくのが良いかと思います。
TechStockでは、本ページには掲載されていない非公開のRuby求人・案件も多く保有しておりますので、TechStockにまずはご登録の上、ジョブコーディネーターまでお気軽にご相談ください。Rubyエンジニアとしてのスキルセットとキャリアをストックして、未来を切り拓くお手伝いをさせていただきます。
フリーランスエンジニア向けRuby開発案件の特徴
Rubyの開発案件は新しいジャンルが多いという特徴があります。具体的には、プログラミングの学習支援サービス、動画配信サービス、レンタルスペースの予約サービス、ECサイト、マーケティングツール、などです。
このように伸びている業界、プラットフォームで使われている言語なので、キャリアアップのためにRubyを学習し始めているエンジニアも多いでしょう。具体的には、Javaを長年やっていた人がRubyを学び始めたり、PHPでWEB系の簡易なアプリケーションを作っていた人がRubyを学んでよりステップ数の大きいアプリケーション開発にチャレンジしていく、といったケースが多いようです。
また他の言語ではフレームワークが案件ごとに異なりますが、Rubyに関してはRuby on Railsの一強です。実際ほとんどの案件でRuby on Railsが使われているので、フレームワークに関してはRuby on Railsを使っておけば間違いないということになります。
他の言語だと初めて使うフレームワークだと慣れるのにある程度時間がかかり、特に即戦力を求められる案件だとフレームワークの経験不足から参入できないケースもあります。その点RubyならRuby on Railsを経験していればフレームワーク経験が原因で足切りされることがないので、学習のコストパフォーマンスが良いです。
PHPと合わせてRubyを学習しておけば、今主流のWeb系アプリケーションではまず活躍できること間違いなしと言えるでしょう。そのためPHPから来ている人はRubyを学習すれば市場価値が高まる、Javaから来ている人はRubyと合わせてPHPも学んでおくのが良いということです。
あとはHTML、CSS、JavaScriptができるとフロントエンドからバックエンドまですべて一通りできるようになるので、小規模な案件ならオールラウンダーになれます。エンジニアは基本的に大規模システムで一つのポジションを担うよりも小規模システムでオールラウンダーになった方がスキルアップに直結すると言われます。
これはシステム全体に関わることで全体のロジックを考える力、設計する力、要件定義の力、などが養われるからです。その点Rubyメインのシステムは小規模な案件も多く、上で挙げたような言語も身に付けていればオールラウンダーになれる可能性が高いです。
つまりエンジニアとしての市場価値を上げるという意味で、言語的な経験だけでなく設計、要件定義を含めて全体の工程に携われるチャンスが広がるということです。
Rubyの特徴や今後の情勢について
Rubyはまつもとひろゆき氏という日本人が開発した言語です。公開されたのは1995年です。もちろん世界中で主流になっている言語の中で、日本人が開発した言語でここまで知名度が高くよく使われているプログラミング言語はRubyだけでしょう。
海外のプロジェクトに参加すると、日本と言えばあのRubyの日本か、と言われることもあるようです。そのくらいプログラミング界においてRubyは日本の偉大な功績ということになります。
またRubyの言語としての大きな特徴と言えば、やはり自由度が高いことでしょう。たとえばすべての型にメソッドやインスタンス変数を与えられるようになっています。またコアな部分、たとえば演算子を自由に再定義するようなことも可能です。
あまりに自由にコーディングすると新規にプロジェクトに参入した人が対応できなくなるので一長一短ですが、自由度が高いからこそ新しいアプリケーションで積極的に使われているということもあります。
たとえばプログラミング学習支援ツールや動画配信サービスは、Rubyが開発された1995年には当然活発な市場ではありませんでした。言語が考案された当初からRubyがこれらの開発を想定していたわけではないのですが、自由度が高かったので、Ruby言語が想定していなかったシステムにも対応しやすいということです。
Rubyエンジニアの実務外キャリアアップや資格について
Rubyの資格と言えばRuby技術者認定試験が真っ先に挙げられるでしょう。Ruby技術者認定試験は非営利団体Ruby Associationによって運営されています。そしてこの非営利団体Ruby Associationの理事長はRuby開発者であるまつもとひろゆき氏です。
言語開発者本人が携わっている資格試験なので、他の資格に比べれば取得価値が高いです。Ruby技術者認定試験には二つのグレードがあり、それは「Silver」と「Gold」です。Silverは基本的な内容、Goldはより深い内容、となっています。
ちなみにどちらもそれほど難しい試験というわけではなく、取得すればRubyをマスターできるというわけではありません。Silverは基礎ですが、Goldでも開発に必要な基本と言えば基本です。
実際の開発現場における評価としても実戦経験の方が重要であることは間違いないので、資格はあくまでも基本知識の習得、補助的なもの、と考えておくと良いでしょう。