TechStockが扱うKotlin開発案件の月額報酬単価は?
テックストックでは、エンジニア向け高額Kotlin案件を多数掲載しています。報酬月額の下限や上限を設定し、スキルや案件の開発工程などで絞り込んで検索し、刻一刻と変わる案件DBの中から、自分の求める条件に合った案件に素早くアクセス可能です。
フリーランス向けKotlin開発案件の平均報酬単価は月額83万円、最高単価は月額125万円、最低単価は月額45万円程度となっています。他の言語と比較するとKotlinの単価は比較的高いと言えます。
Kotlinは2011年に誕生した新しい言語で、なおかつAndroidという新しい分野でよく使われている言語です。新規開発案件が多く、なおかつ需要のある分野で収益を生み出すシステムを開発する案件が多いため、結果的にエンジニアの単価も高くなっています。
スマホアプリの開発経験がない方でもKotlin案件には積極的に参入する価値があります。慣れない分野の案件はどうしてもハードルが高く感じられますが、新しい言語ほど参入障壁は低いです。理由としては、新しい言語ほど自動化されている部分が多く、なおかつコードもシンプルな傾向があるからです。Kotlinも例外ではありません。
実際KotlinはJavaに似ているのですが、Javaをもっとシンプルにしたようなイメージです。Javaの経験を持つエンジニアは多いですが、Javaの経験があればKotlinの方が難易度は低いので、学習のコストパフォーマンスは高いでしょう。
TechStockでは、本ページには掲載されていない非公開のKotlin求人・案件も多く保有しておりますので、TechStockにまずはご登録の上、ジョブコーディネーターまでお気軽にご相談ください。Kotlinエンジニアとしてのスキルセットとキャリアをストックして、未来を切り拓くお手伝いをさせていただきます。
フリーランスエンジニア向けKotlin開発案件の特徴
Kotlin案件はAndroid一択と言っても過言ではありません。Android開発以外でKotlinが使われているのを見たことがないくらいです。またAndroidは新しいアプリがどんどん誕生しているので、新規開発の案件が多いです。
Kotlinの使われるシステムの幅は広く、動画プラットフォーム、仮想通貨取引の土台、学習アプリ、レンタルスペースサービス、婚活マッチングアプリ、小説アプリ、業務用アプリ、など多岐にわたります。
傾向としては、新たな市場が生まれ、需要が発生するジャンルが多いです。新規に需要のある分野やシステムの傾向は案外似通っている部分があるので、一つのプロジェクトを経験すれば意外と汎用性が高く、次の案件に参画しやすいというメリットは見過ごせません。
業務用システムと比較するとAndroidアプリは自動化されている部分も多く、極端に言えば表面的なプログラミングが多めです。既存のパッケージを使えば実はプログラミング初心者でもそれなりにアプリを作れてしまいます。
また、動画プラットフォームやマッチングアプリなどいろいろなアプリがありますが、実は根本的なロジックは似ています。業務システムよりも簡単なのに単価は高いので、学習のコスパが高いということです。
最近はKotlinの新規開発案件が多いのですが、まだJavaからKotlinへの書き変え案件なども多いです。もともとAndroidアプリはJavaでの開発が一般的だったのですが、そこから徐々にKotlinに移り変わっていきました。
Androidの中でも古くからあるアプリはJavaで作られている場合が多く、今後の改修などを考えてKotlinに移行するケースが多いです。すでに多くのアプリがKotlinに移行済みで、新規アプリの多くはKotlinで開発されているのでJavaからの移行案件は減っていますが、それでもまだ残っているということです。
つまり、JavaができてさらにKotlinを身に付ければ、Javaからの移行案件では特に活躍できるということです。とはいえJavaとKotlinの両方を経験しているエンジニアもまた多いので、この二つの言語が使えるというだけでただちに市場価値が大幅に上がるわけではないという点には注意が必要です。
Kotlinの特徴や今後の情勢について
KotlinはAndroidアプリ開発の主役になっていて、今後もKotlin一強だと予想されます。ほとんどの新規開発アプリがKotlinで作られているなか、他の言語が介入してくる余地は少ないでしょう。
過去にJavaからKotlinに置き換わってきているので、Kotlinも別の言語に取って代わられるのでは?という疑問をお持ちの方もいるかもしれません。しかし、Android開発をするうえで、Javaはコードが冗長なのでもっと簡単にプログラミングしたい、という現場での需要があったからこそKotlinへの置き換えが進んできました。
しかも現状Kotlinに対する不満の声は少なく、もともとJavaでAndroid開発をしていた開発現場では、Kotlinは便利だという声が多く聞かれます。現状はKotlinに満足している開発者が多いため、Kotlinから別の言語に急に移り変わる可能性は低いといえます。
ただし、たとえばKotlinがWEB開発にまで進出するかといえば、その可能性は低いでしょう。WEB開発ではPHPやRubyの人気が高まっています。またAI分野ではPython一強です。
イメージとしては、昔はJavaがWEB開発でもAndroid開発でも最もよく使われる言語でした。しかし最近は、WEBシステムはPHPやRuby、Android開発はKotlinに移り変わっています。Java単体での市場は減っていく可能性があります。
とはいえ現状はまだまだJavaの市場は巨大です。またJavaができればPHP、Ruby、Kotlinいずれも学習のハードルは低いので、他の言語の移行も難しくはなく、その点では問題ないでしょう。
あとは、Kotlinと合わせてSwiftもできた方が、スマホアプリ開発全般に対応できるということで市場価値が高まります。実際AndroidアプリとiOSアプリをセットで開発するケースは多いため、KotlinとSwiftの両方対応できた方が良いでしょう。ちなみにiOSアプリは大半がSwiftで開発されています。
Kotlinエンジニアの実務外キャリアアップや資格について
まずKotlinの学習をするうえで、資格はまったく不要で、もっぱら実践的なスキルが求められます。Kotlinは新しい言語ですが、新しい言語ほど資格ではなく実践的なスキルが求められる傾向にあります。
理由としては、求められるスキルの移り変わりが激しく、資格で得た知識がそれほど役立たないからです。過去に使われていたコードを覚えるよりも、目の前のアプリ開発で使うコードを調べて実装していくことの方が重要です。
もちろん、出力、条件分岐、ループなどの基本ロジックは変わりません。しかしこれらはわざわざ資格を取得しなくても日常的に使うものなので、あえて別途覚えるというものではありません。
Kotlinのスキルを高めて市場価値を上げたいので場合、実際に個人でもAndroidアプリを開発し、これをポートフォリオに加えるのがおすすめです。
あえて資格を取得したい場合は、応用情報処理試験などの国家試験を受けるのが良いでしょう。応用情報処理試験では、プログラミングを含め、コンピューターの動きの基本原理を学べます。基本原理を理解しておくことで、たとえばプログラミングをしているときに自分が今何をやっているのか、コンピューターにどのように命令を送っているのか、といったことを理解しながら実装できます。
とにかくKotlinは実装できることが何よりも重要であり、開発したいアプリについて必要な情報を収集しながら実際に自分の手を動かして作っていくのが一番の学習となります。