TechStockが扱うHTML5開発案件の月額報酬単価は?
テックストックでは、エンジニア向け高額HTML5案件を多数掲載しています。報酬月額の下限や上限を設定し、スキルや案件の開発工程などで絞り込んで検索し、刻一刻と変わる案件DBの中から、自分の求める条件に合った案件に素早くアクセス可能です。
フリーランス向けHTML5の開発案件の平均報酬単価は月額72万円、最高単価は月額115万円、最低単価は月額35万円となっています。HTMLはそんなに高いの?と疑問に思われるかもしれません。
これに関しては補足が必要です。上記の単価平均は、HTML5を含む案件という意味合いです。つまり、たとえばHTML5とPHP、HTML5とアンドロイド開発のスキル、といったスキルセットを含んだうえでの平均単価になります。
そもそも、HTML5のみのスキルでOKという案件はほぼない、もしくはまったくないのが現状でしょう。最低でも、HTML5とあわせてCSSとJavaScriptは扱える必要があります。HTML5、CSS、JavaScriptが使えれば、最低限フロントエンドの実装ができます。
そしてフリーランスであれば、この最低限のスキルセットであっても50万円以上稼げるケースが多いのです。会社員のエンジニアでは、フロントエンドは比較的経験年数の浅い人が担当するケースが多いと思いますが、給与は手取りで15万円~30万円にとどまるケースが大半です。
一方、同程度のスキルで月50万円以上の単価の案件に参画できる可能性のあるフリーランスは単価の相場が高いと言えます。同じような客先に常駐していても、フリーランスの立場であれば獲得できる月額報酬も高くなるのです。
そのため、フロントエンドのスキルだけでも高額報酬の可能性が生まれてきます。会社員エンジニアの場合、バックエンドも含めて高いスキルを身に付けなければ毎月50万円以上の給与を得ることはできないので、会社でフロントエンドのスキルのみを身に付けてフリーランスになる、といった選択肢もあるということです。
TechStockでは、本ページには掲載されていない非公開のHTML5の求人・案件も多く保有しておりますので、TechStockにまずはご登録の上、ジョブコーディネーターまでお気軽にご相談ください。HTML5エンジニアとしてのスキルセットとキャリアをストックして、未来を切り拓くお手伝いをさせていただきます。
フリーランスエンジニア向けHTML5開発案件の特徴
フリーランスエンジニア向けHTML5の開発案件は、WEBサイトとソーシャルゲームが多いという特徴があります。たとえば業務用のアプリケーションでもHTML5、CSS、JavaScriptを使用するケースは多く、若手のエンジニアが担当するようなケースが多いです。
しかし業務系のアプリケーションであればフロントエンドのためにあえて外部からフリーランスエンジニアをアサインする必要はあまりないでしょう。デザイン性にこだわっているわけではないため、簡単で時間がかからない部分の実装には、わざわざ外部から人をアサインしないということになります。
結果的に、WEBサイト、ソーシャルゲームといったフロントエンドのデザイン性が重要な案件でフリーランスエンジニアに需要が生まれるということです。案件によってはデザイン案も求められるので、フロントエンドに特化する場合はデザインセンスも磨いておくことが重要です。
デザインセンスの磨き方としては、なるべく多くのサービスを見て共通点や相違点を把握し、自分なりの定見を持つことが重要です。極端な話、デザインはシンプルイズベストであることが多いため、こだわりすぎると逆効果になるケースも多いです。
実際のところ、WEBデザイナーがアピールするために過度に凝ったデザインにしたり、サイトを開いた瞬間に無条件にスクリプトが起動するような仕様になっているWEBサイトやソーシャルゲームも見られます。
特にWEBサイトの場合、ユーザーにとってマイナスにはたらくケースが多く、デザインに関するセンスは確立された知識体系に裏付けされる部分もあるので、言語的な部分以外でも知識を収集しておき、WEBデザイナーとして何よりまずユーザー利益を優先できるスタンスをアピールしていくのがおすすめです。
フロントエンド案件の場合実装スキルは大前提として、デザインセンス、言い換えればユーザビリティを最大化できるエンジニアに需要があるので、これについては明確に言語化してアピールできると好条件の案件獲得の機会が増えるはずです。
バックエンドの場合はどちらかというとスキルが重要なので、この違いについては意識しておくことをおすすめします。
HTML5の特徴や今後の情勢について
HTML5を含め、フロントエンドはツールで自動化しやすい部分です。WEBサイトはもちろん、スマホゲームなどでもあらかじめパッケージ化されたツールを使用して開発するケースが増えています。
こういった傾向を踏まえると、今後はゼロからHTML5を使って構築していくケースは少なくなると予測できます。
とはいえ、だからといってHTML5が不要になるというわけではありません。なぜなら、たとえばツールを使用してフロントエンドを作った場合もHTML5などを使って自由に改造できるからです。バックエンドに関しても同様ですが、ツールが便利になってもプログラミングスキルがあれば自由にカスタマイズしやすいというメリットがあります。
ただしより長期的な視点で言えば、簡単なUI操作で自由にカスタマイズできるようになるかもしれません。そうなればHTML5だけでなくバックエンドの言語の重要性も下がりますし、プログラマー自体のニーズが減っていくというリスクはありますが、かなり長期的な話なので、当面はHTML5の需要はなくならないということです。
HTML5エンジニアの実務外キャリアアップや資格について
HTML5の資格としては、「HTML5プロフェッショナル認定試験」が有名でしょう。実際HTML5の資格を取得するならこのHTML5プロフェッショナル認定試験を真っ先に取得する人が大半かと思います。
特にWEBデザイナーなどであれば、HTML5プロフェッショナル認定試験を取得することで基本知識が身に付き、また案件獲得の際のアピールポイントになるかもしれません。とはいえ一番重要なのは実際に手を動かして作っていくことです。
プログラミング全般に言えることですが、資格よりも実績・アウトプットが重要視されるということは常に念頭においておきましょう。スキルアップのための時間が限られているのであれば、実際に何か自分で作ることを最優先するとよいでしょう。現場での案件獲得の際は、資格証書よりも作品のポートフォリオの方が有効であるケースが大半です。