TechStockが扱うGo開発案件の月額報酬単価は?
テックストックでは、エンジニア向け高額Go言語案件を多数掲載しています。報酬月額の下限や上限を設定し、スキルや案件の開発工程などで絞り込んで検索し、刻一刻と変わる案件DBの中から、自分の求める条件に合った案件に素早くアクセス可能です。
フリーランス向けGoの開発案件の平均報酬単価は月額72万円、最高単価は月額115万円、最低単価は月額35万円となっています。Go開発案件の平均報酬単価は月額82万円、最高単価は月額125万円、最低単価は月額39万円です。他の言語と比較すると単価は高めと言えます。Goは日本のプロジェクトでの普及はあまり進んでいないと思われる方も多いかもしれません。
しかしここ数年Goは日本のプロジェクトでも普及してきており、Goがメイン言語のプロジェクトも多いです。もちろん他の言語とあわせてGoも使われているプロジェクトもあります。
具体的な有名どころとしては、YouTube、メルカリ、ぐるなび、などは一部Goで実装されています。また日本国内ではここ数年で広まってきたという状況ですが、アメリカではもっと普及スピードは速く、爆発的に普及しています。
それを裏付ける統計データもあり、たとえばアメリカのエンジニアにこれから最優先で学習したい言語を質問したところ、Goを挙げるエンジニアが最も多かったという調査結果もあるようです。さすがGoogleの開発した言語といえる状況です。
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フリーランスエンジニア向けGo開発案件の特徴
Goは汎用性が非常に高いです。汎用性が高くシンプルであることを目指してGoogleが開発した言語で、まさにその通りのものとなっています。Googleという優秀な検索エンジンを開発した会社なだけあり、機能性の高さだけでなく使いやすさまでよくよく考慮されています。
具体的にGoでどのような開発ができるかというと、WEBシステム、スマホアプリ、ドローン開発などです。Googleの本社があるアメリカでは、Go言語は多岐にわたるプロジェクトで使用されています。
一方、日本では現状まだそこまでは至っていません。日本におけるWEBシステムが中心で、なおかつ業界としても広告業界などGoogleとの親和性が高そうな業界のシステム開発で使われる傾向にあります。アメリカと異なり、スマホアプリはAndroidはKotlinが独占しており、iOSはSwiftが市場を独占しています。
したがって日本のスマホアプリの市場にすぐにGoが入り込む隙はないでしょう。ただしスマホアプリ開発用にGoの便利なパッケージなどもあり、プログラミングスキルがあまり高くなくても開発できるようになっています。
またアメリカの話になりますが、Goのパッケージを使ってエンジニアではない人が楽しみながらスマホアプリを開発する、といったこともあります。なお、ドローンに関しては日本ではまだ普及率は低いです。
業務用のドローンではAIが搭載されている場合が多いため、日本のプロジェクトではPythonが使われるケースが多いです。またC++などが使われる場合もありますが、これは組み込み系のプログラミングの延長線上で考えられているからです。
Goは組み込み系のプログラミングとの相性はあまり良くないので、結果的にAIや組み込みとは別の開発環境が必要です。要するに日本のドローン開発が進んでも、Goが入り込む余地はあまりないということです。
現状のGo案件は広告業界などが多いですが、引き続きWEB案件で活躍するでしょう。
Goの特徴や今後の情勢について
Go言語は今後さらに普及していく可能性が高いです。ただし、一概にGoは素晴らしい、他の言語に代わってGoを使うべきだ、と言えるほどのポジションにはありません。なぜならGo言語そのものの特性の中には、他の言語に比べ明らかに不便な点もあるからです。
具体的には例外処理を実装できない、汎用クラスやメソッドを作れない、その他にも利便性は高いが概念が難しい、といった弱点があります。他の言語と比較すると、信じられないような機能不足と言えなくもありません。
だからこそ広告などシステム自体のステップ数が少なくて例外が発生しにくいようなプロジェクトでよく使われるという事情があります。ステップ数の多い業務システムなどでは、上記のような弱点は明らかに不便なので、こういったシステムにそのままGoを取り入れることは困難でしょう。
では今後もGoは簡易的なシステムでのみ使われる言語にとどまるのでしょうか。結論としては、上記のようなデメリットがあってもなお、Goは今後幅広く普及していくと考えられます。
なぜなら、人間がプログラミングしなければならない機能自体がどんどん減っていくからです。特にAIが伸びれば、確実にAIがプログラミングを担う領域は拡大します。言い換えれば人間が複雑なプログラミングを行う必要はなくなるのです。
より簡易的なプログラミングのみで機能性の高いシステムを作れるようになれば、Goのような汎用性が高くて簡単に書ける言語の需要は増えていくということです。逆にC言語のように、人間がコンピューターの処理に近い部分まで実装しなければならないような言語はあまり使われなくなっていく可能性が高いということになります。
もちろんコンピューターの処理に近い部分を理解するという意味ではC言語のような難しい言語も扱えた方が良いのですが、実用性という意味では、まさにGo言語のように浅く広く実装できる言語を習得した方がいいという時代になっていくでしょう。
難しい部分はAIに任せるのが当たり前になっていくということです。
Goエンジニアの実務外キャリアアップや資格について
Go言語のスキルを上げるための特別な資格はありません。Goは新しい言語でなおかつ今も改良され続けているので、資格のような過去のものから学ぶというよりは、最新の情報を拾いながら実際に手を動かして実装していくことがベストです。
プログラミング学習はとにかく手を動かして作っていくことが重要だとよく言われますが、Goに関してはなおさらその傾向が強いです。Googleが日々改良してくれているので、覚える、という意識ではなく使う、という意識が良いでしょう。
またJava、Ruby、PHP、Pythonなどと比較して、書籍もネット上の情報もまとまったものがまだまだ少ないのが現状です。英語で良ければ書籍もネット上の情報もそれなりに豊富なのですが、日本語の資料は少なめです。
したがって基本的な文法だけざっと勉強したら早速実践的に簡単なシステムを作って、わからない部分はネットで検索し、情報がなければ英語検索というスタイルがおすすめです。
エラーログを検索すると英語の情報が多く出てくるかもしれませんが、簡単な解説であれば英語でもある程度わかる可能性が高いので、毛嫌いせずに、多少辞書も使いつつ英語の情報も収集していくのがおすすめです。