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【2024年版】おすすめのPHPフレームワーク10選を解説!

更新日 2024/02/19

PHPエンジニアとしてスキルを深めるためには、フレームワークとPHPは切っても切れない関係です。特にフリーランスのエンジニア案件では特定のフレームワーク経験が求められることが多いです。主要なサーバサイドプログラミング言語の使用状況の統計によると、PHPが世界の約7割のWebサイトで使用されているという結果になりました。(※)

そこで、今回はPHPのフレームワークの最新トレンドについて、それぞれの特徴に触れながらご紹介したいと思います。

※参考:Historical yearly trends in the usage statistics of server-side programming languages for websites, June 2023

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1.フレームワークって?

フレームワークは「骨組み、枠組み」といった意味を持っており、ソフトなどを開発する際に必要な機能や構成、ライブラリなどがまとまった骨格のことを指します。実際の現場でフレームワークを活用することで、プログラムを簡単に作成することが可能です。

フレームワークを導入するメリットは3つあり、開発効率の向上、コードの書き方統一、バグを事前に防ぐことです。Web制作現場におけるプログラミングでは、フレームワークが頻繁に利用されています。一方で、案件の大規模化によってルールが統一できないなどの問題が発生しているのも確かです。それらの問題はフレームワークを上手く活用することで、解決できます。

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2.PHPのフレームワーク10選

PHPとは、動的なWebページを作成するためにサーバーサイドで使用するプログラミング言語のことです。HTMLにPHPを組み込むと、Webページに動きをつけることができます。またデータベースとの連携がしやすいことから、サーバーサイドの開発に適しています。

ここでは、PHPのフレームワークをご紹介します。

  • Laravel
  • CakePHP
  • Symfony
  • CodeIgniter
  • Yii
  • Phalcon
  • FuelPHP
  • ZendFramework
  • Slim
  • Flight

1.Laravelの特徴

Laravelは、マイクロソフトに関わっていたTaylor Otwellが開発したフレームワークで、世界的に一番勢いがあるフレームワークだと言えます。国内で参加できるコミュニティも揃っており、積極的に学習することが可能です。しかしながら、良くも悪くも自由なところが多く、一歩間違えると煩雑なコードになる可能性もあります。

2.Cake PHPの特徴

CakePHPは「ケーキを焼くくらい簡単に開発できる」というコンセプトに設計されており、初心者向けと言うことができます。そのため、国内においても非常に人気の高いフレームワークのひとつです。世界的には人気が下降傾向にあるものの、軽量で使いやすいという点からも、勉強しておいて損はありません。

3.Symfonyの特徴

Symfonyは、世界中で人気の高いフレームワークで、「Ruby on Rails」や「Mojavi」の影響を強く受けているのが特徴です。そのため、高い安定性とセキュリティを最小限の設定で実現できます。他にも、プラグインシステムが優れており、機能拡張が容易であることからも、比較的規模の大きなWebサービスの開発に向いています。

4.CodeIgniterの特徴

CodeIgniterはとにかく軽量、高速でシンプルなのが特徴です。海外ではトップクラスの人気を誇っており、小規模のWebアプリケーション開発に向いています。デメリットは機能が少ない点ですが、規約も緩く、構成も分かりやすいことから、初心者でも学習しやすくなっています。

5.Yiiの特徴

Yii

Yiiは軽量であることから、高負荷なアプリケーションにも耐えられる設計となっていることから、CMSやWebサイトに多く使用されています。MySQL、Sqlite、Oracleといった人気のDBにも対応しています。

日本の利用実績は他国に比べて少ない傾向にありますが、ロシアでは Laravel、Symfony、Codeigniterを凌ぎ、最もメジャーなPHPフレームワークです。

6.Phalconの特徴

Phalcon

Phalconは、当初はC言語、v2.0以降は大半をZephirで実装されており、高速な動作が可能です。開発したいアプリケーションに合わせたディレクトリ構成のプロジェクトを構築できます。またMVCモデルを採用しているため、並列開発がしやすくチーム開発に適しています。

7.FuelPHPの特徴

FuelPHPは、2011年に最初のバージョンがリリースされた比較的新しいフレームワークで、MVCモデルを採用しています。そのため、軽量かつ高速で、学習コストが低いのが特徴として挙げられます。また、Webサービスやアプリケーションの開発に向いています。

8.ZendFrameworkの特徴

Phalcon

ZendFrameworkは、オープンソースかつオブジェクト指向のフレームワークです。コンポーネントの依存関係が最小限に抑えられているため、自由度が高いことが特徴です。

現在、プロジェクトは「Laminas」に移行しています。​ZendFrameworkは現在も利用できますが更新はされていないため、理由がなければ「Laminas」に移行することをおすすめします。

9.Slimの特徴

Slim

Slimは、シンプルな機能のみの軽量なマイクロフレームワークです。必要最低限の機能だけを持っていることから、簡単に機能を呼び出すことができ開発の自由度が高まります。基本的な機能やデザインのアプリケーション開発をする方におすすめです。

10.Flightの特徴

Flight

Flightは、拡張が可能なフレームワークです。シンプルかつ軽量であるため、高速な開発を実現でき学習コストも低いことが特徴です。RESTful webアプリケーションの開発に適していますが、主要なフレームワークと比較すると案件が現状ほとんどみられません。

3.PHPフレームワークの人気度調査結果

PHPフレームワークの人気度調査の結果をご紹介します。海外の以下サイトの情報によると、PHPフレームワークの人気順位は以下の結果となっています。

1位 Laravel
2位 CakePHP
3位 Zend Framework
4位 Symfony
5位 Yii

参考:Best PHP Frameworks for 2023 | PeerSpot

また、エンジニア向け案件紹介サイトTechStockを用い、それぞれのフレームワークの案件数を比較すると、Laravelが101件、CakePHPが22件、Zend Frameworkが1件、Symfonyが8件、Yiiが4件という結果でした。(※1)

上記の人気調査の順位とおおむね案件数は一致していることからも、Laravelの需要は高いと言えるでしょう。以上の結果からPHPのフレームワークの中でLaravelは人気のフレームワークであると分析できます。

※1:PHPのフレームワークに関する案件|TECK STOCK

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4.PHPフレームワークを利用するメリットと注意点

次にPHPフレームワークを利用するメリットと注意点をご紹介します。PHPフレームワークは開発のスピードを効率化できるメリットがたくさんありますが、その上で注意しなければならないこともあります。

メリットと注意点を実際に確認していきましょう。

1.コードの統一性を保つことで受けられる3つのメリット

PHPフレームワークは、コードの統一性を保つことで以下のメリットが得られます。

開発効率が上がる

フレームワークには、テンプレートやクラス、ライブラリ、APIなどの開発の基盤となるコードが含まれています。そのため開発の手間を省くことができ、開発効率の向上に繋がります。

また、デザインや機能のカスタマイズもフレームワーク内のテンプレート内に手を加えることで手軽に変更ができることから、短期間のアプリケーション開発にも役立ちます。

運用保守がしやすい

エンジニアのコーディングが統一され、運用保守がしやすくなります。もしフレームワークを利用しない場合、開発チームのエンジニア一人ひとりのコードの書き方にばらつきが出てしまいます。

改善や修正が行いづらくなる結果、開発スピードが遅くなる、リリース後の不具合の対応が遅れてしまうなど運用保守が行いづらくなる可能性があります。チーム内で同じフレームワークを使うルールを設けることで、コーディングの統一化が目指せます。

バグを抑えることができる

ヒューマンエラーが減り、バグを抑えることができます。もしフレームワークなしでコーディングを行うと、自力で全てコードを書くことになり、ヒューマンエラーでバグが発生しやすくなります。フレームワークを利用することで、自力で書く箇所を減らせるため、バグを抑えることができると言えます。

またフレームワークを使ってバグが発生した場合は、基本的に自力でコードを記載した部分を先に確認することができるため、バグが発生している箇所を見つけやすいこともポイントです。

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2.便利だからこそ注意しなければならない3つのポイント

次に便利だからこそ注意しなければならないポイントをご紹介します。

自由な開発は難しい

テンプレート内を変更する程度のカスタマイズは手軽に行えますが、大幅にカスタマイズを行う場合には、フレームワーク内のコーディングでは対応ができず自力でコードを書いていく必要があります。

そのため、独自性やオリジナル性を大きく持たせたデザインや機能を考えているアプリケーション開発は、フレームワークで開発を効率化できる可能性が低くなります。

用途によっては費用がかかる場合がある

フレームワークを利用して開発を行う場合、実現したいことによっては費用が掛かる場合もあります。例えば、AWS Lambda上でLaravelを動作させたいという場合は、有料の「Laravel Vapor」が必要です。

また、PHPの構築環境を作れる「MAMP」の機能をグレードアップしたい場合は、有料版の「MAMP PRO」を使う必要があります。あらかじめ開発前に調査を行った上で、フレームワークの利用を検討することが大切です。

仕組みを学ばなければいけない

少ない知識で仕組みを理解しないまま開発を進めていくと、応用が効かなくなり不具合が発生した場合の対応ができない可能性があります。

フレームワークを利用するとプログラミングの知識がなくてもルールに沿って記述をするだけでアプリケーションの開発が可能です。そのためフレームワークの理解が浅くても実装は可能ですが、一方で不具合や応用が必要なコーディングが出てきた場合に対応仕切れず、結果修正ができない恐れもあります。

こういったトラブルを防ぐためにも、フレームワークの仕組みを理解するための学習が必要になることも覚えておいた方が良いでしょう。

5.まとめ|PHPの需要からみても学習していて損はない

エンジニア向け案件紹介サイトTeckStockで調査したプログラミング言語の求人数は、多い順にC、Java、JavaScript、PHP、C#、Python、Rubyでした。PHPはJavaScriptに続き367件の求人数があり、フロントエンド・バックエンド問わず様々な求人がみられます。

その背景にはPHPの開発実績が豊富であることから、企業が安心して言語採用できるといった事情が考えられます。結論、PHPは未だに根強い人気があり、PHPエンジニアの需要は引き続き高いと言えます。

またPHPは、プログラミング言語の中でも比較的学びやすい言語であり、参考書籍や学習サイトなどから独学で取得することも可能です。比較的初心者でも学びやすい言語の一つですので、今回ご紹介したフレームワークを参考に技術を習得してみてはいかがでしょうか。

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