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仕事も美しさも全力で。
ハードだけどやりがいのある仕事と向き合えることは、大変だからこそ成長できる自分を実感します。自分磨きにもなり、忙しい日々も筆者は楽しいと感じていますが、皆さんはいかがでしょうか。そんな中仕事優先になってしまい、忙しい毎日に、いつの間にか美意識なんて二の次。気づいたら肌は荒れ、目の下のクマは取れない…。
「仕事を通していつも輝く自分で居たいのに、肌はボロボロ、疲れ果てた顔なんてあり得ない!」筆者も当てはまりますが、キャリアを積み重ね、仕事に対する向上心を持ちながらも、美意識だって高くあり続けたいと思っている方も多いのではないでしょうか。仕事上で、多くの人に向けて情報を発信するプレゼンはとても重要なイベントです。今回は、働く女性ならではの願いを一緒に考え、“魅了するプレゼン”のポイントを例として、次の2点を軸にご紹介させていただきます。

“魅了するプレゼン”とは ~働く女性ならではの視点で考える~
① 自分自身の在り方
② 伝わりやすい資料
いずれも、相手の第一印象によって明暗が分かれる、と言っても過言ではありません。

目次

1.相手に伝わりやすいあなたのあり方とは

プレゼンの第一歩は、自分のことを相手に伝えることです。(詳細プロセスは、第2章に記載しています。)相手は、会ったとき、あなたが言葉を発する前から情報を得ようとしています。そして、同じ言葉を言っても、伝える人によって結果が変わってきます。プレゼンの目的を果たすための、あなた自身のあり方について、考えていきましょう。

1.人間が受ける印象は、何に影響を受けやすいか

人は初めて会う相手に、まず注目するのが「顔」です。アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが行った実験で、人が他人に与える印象についての研究があります。通称「メラビアンの法則」。この研究では、初めて会う相手と接するときに3つの情報から相手の印象を判断するとしています。

① 外見や表情など「視覚からの情報」  55%
② 口調や声のトーンなど「聴覚からの情報」  38%
③ トーク内容などの「言語からの情報」  7%


必ずしも、人は見た目で判断しているとは言えません。しかし、判断基準として外見からの情報量が多いことは否定できません。その中でも、まず注目するところが相手の顔なのです。
顔が良い人は、印象に残りやすく良い印象を与えやすいのです。「顔が良い」=「美人」「イケメン」ということではなく、ポジティブな印象を持たれるかということを指しています。

2.トライアングルゾーンって?

皆さんの顔にある『トライアングルゾーン』とは、どこの場所かご存知ですか?トライアングルゾーンは別名、美肌ゾーンとも呼ばれています。笑った時の頬の一番高い部分を中心として、目の下から鼻の横を逆三角形に囲った範囲のことです。

この三角形は、疲れが出やすい場所でもあります。PC作業が多いコンサルタントは目周りの疲れが取れず、「お疲れ顔だね。」なんて声をかけられてしまったことはないでしょうか。
しかし、逆にこのトライアングルゾーンを美しく見せることさえできれば、多少のトラブル肌でもワンランク上の美肌女子になれるのです。
ポイントは2つ。

・トライアングルゾーンと他の部分のカバー比率は10:1。
・ハイライトで自然なツヤ感。


まず、ファンデーションをつけるときは、目の下から外側に向かって広げていきましょう。そして、頬の高いところにハイライトをプラスすれば、自然なツヤ感がプラスされて明るい印象を与えられます。
私も、このポイントを意識する前までは、夕方になると暗い印象になりがちでした。周囲から「疲れてるね~」と声を掛けられる度、ショックを受けていましたが、実践してみると「いつも綺麗にしているよね」「いつみても爽やかだね」と言われることが増えました。
短時間で簡単にできるので、朝の忙しいメイクやメイク直しの時など、実践してみてはいかがでしょうか。

3.プレゼンは、あなたが登場した時から始まっている⁉

人は、最初に受けた印象がその後の印象にも影響を与えやすいと言われています。ポーランド出身の心理学者ソロモン・アッシュの実験では、人は出会ってから最初の数秒間のイメージに強く影響を受けることが分かっています。それを心理学的に「初頭効果」と呼びます。

このことから、第一印象は、その後のプレゼンに大きく影響すると考えられます。はじめにポジティブな印象であれば、その後も肯定的な評価をもらいやすくなります。しかし、悪い印象であればそのイメージを覆すことに多くの時間を要します。視覚情報からの印象に訴えることは、第一印象を効果的にアップさせる方法として、有効です。これは、コミュニケーションの基本である挨拶でも実践できます。

具体的には、正しい姿勢と親しみやすい笑顔、そしてゆっくりとした動作で行うことがポイントです。例えば、体の前で腕組みをしていたり、口角の下がった顔で挨拶すると、相手に対して心を閉ざしている印象になってしまうため注意しましょう。また、いくら笑顔や姿勢に気を遣っていても、清潔感がないコンサルタントには仕事を頼みたくありませんね。ビジネスシーンにふさわしい服装、身だしなみを心がけましょう。だらしないコンサルタントは、きちんと仕事に取り組んでもらえないのでは、というイメージに繋がり、それだけで信頼を失うことがあります。

相手が納得する清潔感を手に入れれば、必ず好印象につながります。
第一印象は、あなた自身で作ることができます。自信を持ってプレゼンに挑むためにも、好印象を持ってもらいたいですね。

2.伝わるプレゼン資料の構成とは~レイアウトから考える~

伝わりやすいプレゼン資料とは、どのように作ればよいか。レイアウトの観点から考える、資料作成のコツをご紹介していきます。

1.プレゼンの目的、3ステップ

そもそもプレゼンとは、自分が持っている情報や考えを相手に伝える手段です。その目的は大きく3段階あります。

まず、一段階目は理解。相手に伝えた情報が正しく伝わり、理解してもらうことです。二段階目は、納得。理解した後には、内容について納得してもらうことが重要です。最後は、行動です。伝えたメッセージを納得した上で理解してもらえれば、結果として行動につながります。つまり、相手に行動を起こしてもらうことが、プレゼンの目的達成と言えます。

2.資料作成ポイント1~整ったレイアウト~

・表紙
基本的には、シンプルに仕上げることを意識しましょう。タイトルと社名だけあれば十分です。

・導入文
各スライドの上部に、伝えたいメッセージを簡潔に記載することが重要です。こちらの主張を、まず相手に伝えることはプレゼンを進めていくうえで、とても効果的です。主張を理解してから聞くことで、より理解を深めることができるはずです。

・整列
わかりやすいデザインの基本的な法則のひとつに、『整列の法則』があります。これは、文章や図表などの各要素を整列して配置するということです。PowerPoint機能の「ガイド」や「グリッド」、「位置合わせ」を使用して整えられたレイアウトを意識しましょう。

3.資料作成ポイント2~色使い~

・テーマカラー
プレゼン資料全体を通して、テーマカラーをきめておくことで統一感を出すことができます。また、色に意味を持たせることで理解のスピードを速める手助けとなります。使用する色は、3色から5色程度が妥当と考えられます。基本的なテーマカラーは、①ベースとなる色、②主張したい色、③注意喚起の色の3色がおすすめです。

①ベースとなる色は、資料の背景に使われる色のため白を選択する場合が多いでしょう。
②主張したい色は、特に伝えたいメッセージや強調させたい箇所に使用します。
③注意喚起の色は、注意書きなどに使用するため、②で使用した色の反対色を使うと効果的です。


また、色選びの際に注意したいポイントは原色を避けることです。原色は目立ちすぎてしまい、きつい印象を与え、多用すると見ているだけで疲れてしまいますよね。

4.資料作成ポイント3~効果的な表現方法~

・画像
PowerPointのメリットの一つは、画像やアニメーションが使えるということです。テキストばかりのプレゼン資料ではもったいない。画像がもつ訴求力は絶大です。一瞬で相手の興味を惹くことが可能になるからです。整列の法則に注意しながら、効果的に画像や写真を取り入れてみましょう。

※画像(サンプル)


・箇条書き
テキスト表現方法のひとつに、箇条書きがあります。だらだらと書かれた長文から、相手が伝えようとしているメッセージを汲み取ることは、時間も労力も要します。要点を簡潔に伝える手段として、よく使われる手法です。いくつかの議題を語る場合は、トピックごとに箇条書きにして表すことで、聞き手が理解しやすくなるのです。

※箇条書き(サンプル)


・表、グラフ
聞き手への視覚的に訴求する方法として、表やグラフを用いることがあります。主に、データの比較や傾向、変化を一目で見せたいときに役立ちます。見やすい表とは、罫線の種類や太さに変化を持たせたり、背景色を変えてみることで見栄えが良くなります。表の場合、各セルに十分な余白を取ることも重要です。余白のない表は、肝心の値がとても見にくくなってしまうので注意しましょう。

※表(サンプル)


<表の作成ポイント>
・ヘッダの色を他の行と異なる色にしてアピールする。
・どの行を見ているか迷わないように、奇数行・偶数行の背景色を変える。
・罫線は最小限にして、見やすい表を心がける。

※グラフ(サンプル)





<グラフの作成ポイント>
・初期設定で表示される、薄いグレーの軸や、余計な枠線は取り除く。
・プレゼン資料のテーマカラーと同じ色を使用し、効果的な配色を意識する。

3.まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました。今回は、次の3点をお伝えして締めくくりたいと思います。

①人は第一印象に影響を受けやすいため、目的を達成するプレゼンができるかは、演出も重要な要素です。

②忙しい中でも美意識を高く保つ近道は、トライアングルゾーンを意識すること。第一印象アップさせることを心がけましょう。

③美しいあり方と資料は、伝わるプレゼンの第一歩です。


執筆者:宮川 唯